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Adobe Encore CS5のdevice error「3」を解消する方法

こんなnote書いても99.9999%の人は絶対に使わないし読まない。でも書く……これに苦しんでる世界1000人ほどのAdobe Encoreユーザーへ届け……。

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検索でひっかかった方、ようこそ。こんなマニアックなバグをいま調べているのはきっと世界であなただけですね。noteのSEO対策に感謝しましょう。以下のエラーが出て苦しんでいるんですよね? そうですよね!!

"device error" コード:"3"、注:"File can not open."

device error、コードは「3」、「File can not open」。Blu-rayのオーサリング処理中に突然出てくるエラーです。エラーメッセージから読み取れるのは、m4vファイル(おそらくAdobe Media Encorderを使用してエンコードした動画では?)が何かにひっかかってしまっていること。m4vを別のエンコーダーから書き出すとこれは消えるのですが、いろんな事情でMedia Encorderを使いたい方が多いと思います。書き出し設定などを変えつつ十数回ものリトライ、日本語マニュアル、Adobeのフォーラム、そして英語のフォーラムまで見に行って、やっと回避方法がわかりました。しんどかった。マジでしんどかった……。たぶん、これでいけます。

Adobe Encore CS5を「Windows 7」互換にセットして、「管理者権限」で起動するだけ。

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どうやらソフトとWindows10との相性問題のようですね。動画の書き出し設定とかは全く関係なかった……。このWin7互換&管理者として実行(起動)した状態で、動画アセットを読み込んで(すでに読み込みが終わっているプロジェクトをWin7互換で開きなおしてはダメ)オーサリングすると同じm4vファイルでも全くつっかからずにうまくいきました。

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はーーーーーきつかったーーーーー!!!!!!

Adobe EncoreはCS6を最後にバージョンアップが停止。ご存じの通り今はCC以外のサポートが打ち切られているので、完全にオーパーツになってしまったソフトです。でもBlu-rayをメニューから丸ごとオーサリングできるソフトってもうこれくらいしかないんですよね(『TMPGEnc Video Mastering Works 6』をわざわざ買って試したのですが、メニュー作りの自由度がとても低くてサポートまで問い合わせたけど結局断念した)。ロードも長いし、フリーズすごいし、バージョンアップもサポートももう望めないってツライ……でもがんばろうがんばろう。そして仕事してて改めて思ったけれど、ディスクレスの時代は自分はとても歓迎していますが、ブルーレイのロマンってやっぱりあるんだよなぁ。カーソル移動して、オーディオコメンタリーに切り替えて、映像特典ぐるぐる見て回って……わくわくするんだよな。もう。

検索で訪れたあなたの、もしもお役に立てたのでしたら幸いです。



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