【遊戯王OCG】時空の七皇(セブンス・タキオン)について
はじめに
2024年5月15日(水)に『デュエリストパック -輝光のデュエリスト編-』に収録されるミザエルの新規カード、《時空の七皇》の情報が公開されました。
エクストラデッキのオーバーハンドレッドナンバーズを見せることでランクと同じ数字のレベルを持つ属性か種族が同じモンスターをサーチできるかなり汎用性の高いサーチカードになります。色々な使い方ができるため、このカードの使い方について色々とまとめていきたいと思います。
《スモール・ワールド》との違い
手札1枚を消費しての汎用サーチカードとしては既に《スモール・ワールド》が存在します。
エクストラデッキから出せるモンスターに制約がつく
《時空の七皇》は発動後にエクシーズモンスターしかエクストラデッキから出せなくなる縛りが発生するため、基本的にエクシーズ主体のデッキもしくはエクストラデッキを使用しないデッキでしか採用ができません。汎用性の面では《スモール・ワールド》の方が大きく上回ります。
デッキ構築を歪める必要がない
《スモール・ワールド》の場合はサーチするカードと手札から裏側除外するカードの中継点となるカードが必要となるので、場合によっては中継点目的で使わないカードを入れる場合がありますが、《時空の七皇》はサーチしたいカードを直接サーチできるため、シンプルで使いやすいです。
引きたくないカードをデッキに戻すことができる
例えば《無限竜シュヴァルツシルト》の効果でデッキから特殊召喚したい光・闇属性のドラゴン族・レベル8モンスターを引いてしまっていた場合でもデッキに《時空の七皇》の効果でデッキに戻すことで無駄なく処理できます。
サーチカードのサーチができる
《時空の七皇》はセブンス名称を持った魔法カードのため、《七皇昇格》でサーチをすることができます。サーチのサーチができるためかなり安定して初動となるカードを手札に持ってくることができます。
総じて、エクシーズ主体のデッキであれば《スモール・ワールド》よりも優先して採用できる優秀な初動カードになるかと思います。
《時空の七皇》を採用できるデッキ
【タキオン】
初動カードとなる《無限竜シュヴァルツシルト》をサーチできる他、《銀河眼の時源竜》で《時空の七皇》をサーチして更に《銀河眼の残光竜》をサーチするなどして展開を継続させることもできます。
【シャーク】
初動カードとなる《カッター・シャーク》をサーチできる他、《浮上するビッグ・ジョーズ》をサーチしつつ自身の特殊召喚条件も満たすことができるため相性が良いです。また手札に来た《ドレイク・シャーク》や「アーマード・エクシーズ」カードをデッキに戻すことができます。
【エクソシスター】
初動カードとなる《エクソシスター・マルファ》をサーチしつつ手札に来てしまった《エクソシスター・エリス》をデッキに戻すことができます。
【テラナイト】【セイクリッド】
光属性のエクシーズデッキのため、無理なく採用することができます。
【マドルチェ】
《マドルチェ・プティンセスール》をサーチしつつ《マドルチェ・プディンセス》をデッキに戻すことができます。
【ヴェルズ】
《レスキューラビット》をサーチしつつ《ヴェルズ・ヘリオロープ》をデッキに戻すことができます。
【光の黄金櫃】
《トリコロール・ガジェット》をサーチしつつ《仲間の絆》でデッキから特殊召喚したいモンスターをデッキに戻すことができます。
【メタビ―ト】
《インスペクト・ボーダー》や結界像などをサーチすることができます。ただ手札消費が激しくなるためメタビ―トとしては兼ね合いが難しいかもしれません。
【アドバンス召喚】
《光と闇の竜》や《虚無の統括者》といった強力な制圧効果を持ったカードをサーチすることができます。
その他
【軍貫】や【ジェネレイド】などでも活用ができそうです。
おわりに
というわけで新規カード《時空の七皇》について書かせて頂きました。かなり色々な使い方ができそうで、かつ【タキオン】や【シャーク】といったバリアン七皇のデッキと相性が良くて個人的に大満足な新規カードでした。《七皇昇格》も一緒に積むことでテーマ名称ではないカードも9枚初動にすることができて非常に嬉しいです。それではまた。
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