Load to JFL ・東京23FCとしての戦い
- レベル高き関東リーグ
半年間の戦いに幕。
10/6 (日)にリーグ戦の全日程が終了。
我々、東京23FC は2位でのフィニッシュとなった。
ちょうど半年前、4/6からスタートした第58回関東サッカーリーグ。
全18試合だったが、それぞれの試合でドラマがあり簡単な試合などひとつも無い。まさに「一戦必勝」。目の前の一瞬・一試合・一日を直向きに取り組んだからこそ届いた2位であることには違いない。(得点数の47はリーグ最多)
多くのサポーターやスポンサーの皆さまご支援、ご声援ありがとうございました。
”関東(地域)サッカーリーグ”とは?
東京23FCが所属する"関東サッカーリーグ(以下、KSL) "は、1部:10チーム・2部:10チームで構成される「社会人」サッカーリーグ。日本のトップリーグである「J1」から数えると「J5」に値するリーグであり、様々なクラブが全国リーグである:JFLへの昇格を目標に置いてしのぎを削る。
関東以外の8つの地域でも同じように日夜、熱い戦いが繰り広げられている。
そして、多くのクラブが「JFL昇格!」という強い志のもと、ホームタウンやスポンサー、ファン・サポーター達とともに活動の輪を拡げてきている。
- 東京23FC
マネージャー
上記で綴ったようなリーグ情報について、少し他人行儀な書き方になってしまったが僕自身がこの渦中にいる。
今年はマネージャーとしてチームに帯同をさせていただいている。
チームでの仕事でいえば、練習場の調整や事務的な仕事もやりつつ、もちろん現場でのサポートもフルで行う。これまでは、”プレー”前提だったサッカーが"サポート"前提になった。試合ではベンチにも入らせていただき、素晴らしい体験をしている。
「全ては勝利のため」選手・コーチ陣と同じ熱量で毎日を過ごせていることを幸せに感じる。
2024シーズンの残された道
2位でリーグ戦を終えた東京23FC。各地域での”1位”が出場権を得れるJFLへの登竜門「地域チャンピオンズリーグ」への切符を逃してしまうこととなった。
昨シーズンは9位となり2部への降格かと思われた中、栃木シティFC(関東勢)の昇格によって他力で手に入れた”残留”。そこから考えて結果だけを見れば、
「順位上がったじゃん!」、「準優勝だ!」と捉えることもできるかもしれない。しかし、この結果に満足している関係者は一切いないと思う。
「JFL昇格」を命題とするこのクラブにおいて、逆に一番の屈辱的な順位なのかもしれないーーー。
我々のJFL昇格への想いは「世界一過酷な大会」とも評される"全国社会人サッカー選手権大会(通称:全社)"にぶつけることとなる。
- ついに始まる”全社”
熾烈な地域CLの切符争い
全社。
ここの舞台で何を争うのかを端的に表わすと、「地域CLへのワイルドカード権」である。↑で掲載した画像にも書いたが、JFLの昇格へは"地域CLでの1位or2位になる"ことが最低の条件となってくる。
そして、12チームで争われる地域CL2024の舞台に進める条件を持つのが、各地域リーグ1位:9つのクラブ。
北海道十勝スカイアース(北海道/北海道)
ブランデュー弘前FC(東北/青森県)
VONDS市原FC(関東/千葉県)
福井ユナイテッドFC(北信越/福井県)
FC.ISE-SHIMA(東海/三重県)
飛鳥FC(関西/奈良県)
福山シティFC(中国/広島県)
FC徳島(四国/徳島県)
ヴェロスクロノス都農(九州・沖縄/宮崎県)
残り"3"枠の権利を"全社"での上位3チームが獲得する。
※上記の9チームが上位3に入った場合などに、「百年構想枠」や「輪番枠」といったものが適用されることもある。
詳細(参考):2023年の要項
まさに”死闘”5連戦のトーナメント
80分の試合を5日間で一気に戦いきる。
まさに他で仕事を持つ"社会人"が中心だからこその(?)レギュレーションである。チーム・クラブとしての底力が試される。
※東京23FCの選手達も、練習後に働いて生計をたてています。
様々な分野で活躍もしております。
この全社で”3位以内”に入ることが、東京23FCに残された道である。
「自力」でJFLを掴むためにも負けられない戦いが始まる。
- 誰のために戦う?
今年、このマネージャーという立場になって改めて感じたことは「本当に多くの人にクラブ・チームは支えられている」ということ。授業や一般論で語られる「ステークホルダー」が多いスポーツクラブ。しかし、深く中で関わると尚更にそのことを感じる。
「ホームタウンのグラウンドで指定のウェア着用で練習をする」
「街中で自分たちのことが書かれたポスターを見つける」
「同じエンブレムをつけた子ども達やサポーターが応援してくれる」
「天然芝のグラウンドでサッカーが公式戦ができる」
「クラブ名を告げるとお店の方が歓迎してくれる」
「1日中、サッカー中心で業務をすることができる」
「サッカーやクラブに対して真剣に気持ちを伝えてくれる」
これは全て当たり前ではない。
このような環境を作り出してくれている関係者の皆さんには「感謝」という言葉だけでは表せないほどの大きな想いがある。
選手・スタッフそれぞれにも強い想いがあります。
全社の開幕まであと11日。やれるだけの準備をして大会に臨んでいきます。
- 終わりに
ここまで約2500文字。読んでくださった皆さんありがとうございます。
少し情報が雑になってしまったりしているところもあるかもしれないですが、
現状をお伝えしたく勢いで綴ってしまいました。
そして、チーム中心で書きましたが僕自身も色々あった中での「勝負の1年」です。初めての"マネージャー業"。多くの戸惑いもあった中で、素晴らしい方々に恵まれ充実した日々を送れていると感じております。
2024シーズンの残り約2.5か月。一気に駆け抜けて最高の景色を見られるように、より一層気を引き締めてまいります。
そして、またシーズンが終えたタイミングで良いnote報告ができるようになることを信じています。(色々なことも発信できたらと思います)
P.S.
東京23FCでは、全社への支援を募っております。
法人様・個人様でも受け付けておりますので、
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