サラリーマンの夫が副業するなら、妻が社長の会社をつくるべし!
起業し15年前に有限会社を設立し、監査役は今でもサラリーマンの夫にお願いして、年1度の確定申告にのぞんでいる。
私の個人会社の決算期は6月なので、まさに今月が確定申告の締め切り月である。年間売上と経費内訳を先日取引銀行に持って行ったら、担当者から「役員報酬はないのですか?」と聞かれたので、「必要ないです!」と答えた。怪訝な顔をされたが、私なりの理由がある。
日々の生活費はサラリーマンの夫からもらっているので、生活費を稼ぐ必要はない。
会社の経費に充てられるもの、例えば、図書新聞費や研修費、外注費や広告宣伝費や交際費や旅費交通費などを計上して有意義な営業活動ができ、売上とほぼトントンで、少しだけ黒字決算となれば、納税額もそんなにしない。最低ラインの所得税や法人税となるのである。
そこに無理して役員報酬を経費で落とす意味があるのだろうか?役員報酬を計上するともちろん会社は赤字になり、私個人は所得税やそのほかの税金も発生する。
また、夫の扶養になれば(当然、扶養手当はつかないが)健康保険に入れて、厚生年金も第3号国民年金となり、年金加入ができる。
だから・・・
副業を考えているサラリーマンの夫なら、妻を代表取締役にして会社を設立し、売上をそこに集中させ、経費計上できるものを領収書もらっておけば、いいのである。
もちろん、ご主人は経理部門担当として、勉強するのも大事。会社だからといってお金を払って税理士に頼む必要はない。
会社設立せず、下手に自分名義で収入が入ってきたら、確定申告も必要だし、当然収入アップによる所得税もアップする。
何度も繰り返し言います!
サラリーマンの夫が、副業の売上が安定してきたら、奥様を社長にする会社を作ったほうが、絶対にいい!