庭に小さなカフェをつくったら、みんなの居場所になった。
こんばんは。
今日はつながるカフェの話です。
富山県砺波市にある、みやの森カフェ。
このカフェには、様々な悩みを持ったお客様がきます。不登校や高校中退、発達障がいの子どもや親。また、介護相談から恋愛、結婚相談まで何でも。このカフェは、老若男女関係なく色んな人が来て、生きづらさが小さくなる場所であり、共通点は、カフェのお客さんであることだけです。
そんな、みやの森カフェのオーナーである、加藤愛理子さんの言葉で印象に残ったものがあります。
「私は、カフェの床になりたい」
守る壁でもなく、見下ろす天井でもなく、床になりたい。自分の床で、みんなが喋ったり、歌ったり、してくれたらいい。私は何もしないでそこにいるだけでいい、というのが理想だと言います。
ぼくは、誰よりも美味しい料理を作れるわけでもなく、美味しいコーヒーを淹れることができるわけでもありません。
でも、ぼくも湯之元で、みやの森カフェのような、つながるカフェ、何でも相談できるカフェ、勉強を教え合えるカフェ、夢を語り合えるカフェ、そういうカフェを作れたら面白そうだなと思います。
そういう場を作れたら面白いと思います。
みやの森カフェで面白いと感じたところがもう一つあります。
カフェは相談する場であるので、カフェに来るきっかけは相談が多いですが、福祉施設でも医療機関でもないので、しっかりと儲けることも考えているところです。
誰かを救う機関ではないので、好きなことをやって、儲けることができます。
いろんな人が集う場があることで、人がつながり、新しいことが生まれて、やれることが増えていく。そういう良い循環が生まれているのが、みやの森カフェの魅力だと思います。
誰かの悩みを解決したい、そんなすごいことをできるとは思ってはいません。
でも、相談できる場、繋がれる場を作って、悩みを忘れて、気分良く帰れる場を湯之元でも作れたらいいと思います。