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「住めば都」?違う、「住める都」だ

まいど、湯埜と申します。
現在、湯河原という良質な温泉が出る場所に東京から移住して八年。
やっと実家と言える年数になってきました。
さて、今回は。

#どこでも住めるとしたら

というお題なので、せっかくだから京都への熱いほとばしる熱意を900字以内に収めようと思います。

今、私の手元には50万ぐらいの引っ越し資金があります(単身で独身な)
さて、どこに住もうと思いますか?という問いに自分は迷わず「京都市内」と答えるでしょうね。
住めるもんじゃないとマッチングアプリの男性らより5回ぐらいは聞いたそのセリフに未だ疑心を持つ。

確かに物価は観光地だし意外と高いかもしれない、東京都そこまで賃貸の料金変わらなくね?と思うかもしれないでもしかしだよ、
私は経験しているんだ。
関西ならではの「京都の人のお喋り」とやらを肌で感じたことがあるんだよ…!!銭湯でもあったし、舞妓体験で髪を結うとき本物の舞妓さんきて「ねえさん」と呼ばれたことも、スーパーで買い物して立ち寄り本屋で値引き券もらった時も、毎回来るたび200円くらい負けてくれる古本屋も、湯河原で土地を探してる京都のマダムに会って私は経験しているんだ…!

めっちゃ話変わるけど、今自分がこうして日本という国に住んでてあなたは今どれだけの日本文化を堪能してると思います?
四季折々のお祭り、催事、あるけど、それは表面上に過ぎなかったりしません?47都道府県ある各地域の伝統行事、京都は最多で多い。
なにしろ祭りがえらいことえらいこと。さらには、神社仏閣の数が多いということは合わせて祭事が多い。
しかも、クリエイティブの町だから「新しい文化」も生まれる場所。

京都の朝を歩いたことがあるか?夜中の哲学の道や先斗町を歩いたことはあるか?まるで外国のように外国人しかいない祇園を歩いたことはあるか?
多面性は各都道府県にあるし、なんなら世界にもある。

でも、「京都」なのはなぜでしょう。
文化の継承には「守り手」も「作り手」もいる。その両方が、脈々と流れている重要な土地だから。
私たち日本人は想像以上に「日本文化」に慣れている。「日本文化」を「日本文化」と捉えることに慣れている。
当たり前にあるものは、いずれなくなる。フランスのノートルダム寺院もそうだし、沖縄の首里城しかり。

継承の流れを太く、強く、熱意をもって実行してる土地に私は「住みたい」。
都は、名づけるもんではなくて、成り立つものだから「住むなら、都」だし
「住める都」なんです。

あっ、900字以内‥‥(;;)


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