文学フリマ大阪12の振り返り|ZINE部メンバーで出店
2024年9月8日 文学フリマ大阪12 へ京都くらしの編集室のZINE部メンバーと出店してきました!時間が経つと、絶対にレポートを書けないので、荒削りではありますが、振り返りとして記録を残しておきます!
京都くらしの編集室は、書くことが好きな人が集まるオンラインサロン。その中に、文学フリマでの販売を目指してZINEを作る「ZINE部」というグループがあります。
2024年は、1月の文学フリマ京都、5月の文学フリマ東京へと出店し、9月の文学フリマ大阪には、3名のメンバーで出店しました。私は、京都から参加したので、今回で3回目。最初の2回は緊張の方が強く、楽しかったけど常に肩に力が入っていたような感じでした。
でも、3回目で少し慣れてきたこともあり、今回はとても楽しく過ごせたというのが1番の感想です!よかった。
出店メンバーはこちらの3人です。
江角悠子さん
オンラインサロンを主宰する京都在住のエッセイスト・ライター
石田明子さん
大阪在住の編集者&ライター&デザイナー。文学フリマ大阪に参加しようと言い出した人(笑)
北裕実(わたし)
広島在住のライター&イラストレーター)
それぞれのZINEをセッティングしたところがこちら!
いつもは2ブース借りますが、今回は人数も少ないので1ブース。長机半分の広さです。
フリーペーパーとPOPが効果的でした
私が持って行ったのは、既刊の2冊です。
新刊を作りたい気持ちはあったものの、夏休みもあって手が回らず、それでもブースに来てくださる方に何か手渡したかったので「フリーペーパー」を作りました。まだ色塗りをしていない新作のイラストにエッセイをつけたもので、A4サイズとはいえ、それなりに読めるところ多めな仕上げに。
50部用意したフリーペーパーは、終盤には足りなくなるほど。特に、すでに既刊をお持ちの方にも、新たに渡せるものがあってよかったなー。
自己紹介やオンラインショップの紹介、次回イベント予定などのお知らせも載せたので、はじめましての方にも宣伝になったかなぁ。
2冊のうち、より多くの方に購入いただいたのが、こちらの「ごはんとおやつ イラスト絵日記」です。
広島のちょっとローカルな場所にあるカフェやケーキ屋さんのおいしいものをイラストと日記調の文章で紹介したもの。こちらの見本誌には、POPをつけたんですよね。「広島のおいしいイラストガイド」という手書きPOPは、意外とフックになったようで、たまたま目の前を通った方にも手に取ってもらうきっかけになりました。
というか、出店ブース数が700を超えていて、ものすごい量のZINEが並んでいるので、お客さんも瞬時に手に取るかどうかを決めているように感じます。だから、ZINEの内容よりも表紙の「ぱっと見」が、売れ行きを左右する気がする。イラストメインの私のZINEは、ありがたいことに、目につきやすかったのかなぁと思います。
江角さんが、横から「ほんっと、イラストはずるい」と渋顔でつぶやいていたのがおもしろかったです。(笑)
ちなみに!
フリーペーパーのアイデアは、1月の京都でご一緒させていただいた、たまいこやすこさんを真似しました。既刊ばっかりだから、とフリーペーパーの「おいそがし日記」を作っておられて、それいいな!と思って。(あの頃は、著名なライターさんとは知らず、一緒に売上金を数えたりしてました。すごい。)
POPのアイデアは、文学フリマ東京で一緒にお店番をした山本洋子さんのアイデアをいただきました!「広島って大きく書いとけばいいんじゃない?」って言ってくださってありがとう〜。(見てるかどうかわからんけど!)
私の買ったZINE
お店番をおまかせした時間帯には、お客さんとして会場を回りました。自由時間は1時間半と限られてはいますが、ひとり出店では会場を回ることもままならないので、グループ出店のありがたみを感じます。とはいえ、あらかじめ決めていたお店を回るだけでも、ギリギリ。こんなにたくさんの本が並べられているなんて、すごいことだなぁ。
今回、とっても役立ったマップがこちら!
読酌文庫さんが個人的にまとめられたもので、料理、飲食、お酒、食文化などをテーマにしたブースのみを抜き出してあるんです。
私も「食べ物」をテーマにしたイラストを描いているので、好みど真ん中のもブースばかりがまとまっている、夢のようなマップ。プリントアウトして行きの新幹線で必ず行きたいところをチェックし、少ない時間で回ることができました。めっちゃ感謝。
しかし、ブースごとにお店の方とお話ししていると、時間があっという間に過ぎる!回りそびれたブースもあるので、ちょっと心残りです。
途中で、オンラインサロンでご一緒しているライターの香川けいこさんに出会い、今回が文学フリマ初めてという彼女と一緒に会場を回りました。そうしたら、食いしん坊な共通点がわかって、とてもおもしろかった!同じ本を試し読みしながら、あれこれ感想を言い合うのも楽しいものですね!しかも同じライター目線だなんてレアな機会。こういうのも、文学フリマの醍醐味ですね!
サロンメンバーの応援が嬉しかった!
出店したのは3名でしたが、事前の告知にはオンラインサロンメンバーにも応援をお願いしました。主に、Xでのリポストに協力してもらったのですが、これがとても力になりました。
日にちが決まっているイベントの告知や集客には、Xはとても効果的だなと改めて感じます。直前まで、いや当日でも、気になる本ないかなと探しておられる方は多くて、運良く目にとまれば、ブースに来てくださる可能性もアップ。新たな出会いのきっかけになるんだと思います。
次は文学フリマ京都、個人では文学フリマ広島に出店します
お客さんの波は、12時の開場から3時間くらいがピークだったように思います。16時くらいからちょっと落ち着いてきて、少しずつ片付けをしながら17時のおひらきを迎えました。3700人くらいのお客様が来場されたそう。イベント運営を続けてくださる主催者の方に感謝ですね。
それから、ZINEを作ってみたい、出店しようというきっかけとなった、オンラインサロンの存在にも感謝です。ひとりでは、なかなか作れなかったと思う。
というわけで、今後の出店予定です。
2025年1月19日 文学フリマ京都
https://bunfree.net/event/kyoto09/
こちらは、京都くらしの編集室メンバーで参加。新刊を作ります!(作りたい!)
2025年2月9日 文学フリマ広島(個人での出店)
https://bunfree.net/event/hiroshima07/
地元広島には、個人で出店してみようと思い、申し込みを済ませました!
(ドキドキ)
というわけで、ひとまずレポート終わり。
文学フリマのうちあげは、また別の記事で!(つづく)