無い内定をコロナのせいにするのは辞めた

わたしは都内の大学に通う女子大生です。四年生です。ちなみに絶賛就活中です。

もう7月なのに就活?!って思う人たくさんいますよね。一番わたしが思ってます。わたしは就活でものすごい失敗しました。自分への戒め含め、これから就活する人、まだ就活してる人に教訓にならように書き留めます。


わたしが通う大学はMARCHと呼ばれる大学です。世間一般的に見たらそこまで偏差値が低い大学ではないでしょう。高いわけでもありませんが。わたしが就活に失敗した理由は、学歴ではありません。多分。あとコロナのせいでもありません。これは絶対。自分自身のせいなんです。それを書きます。


さてわたしが就活を本格的に始めたのは2019年の10月。ここで一つ目の間違いを起こします。わたしは自己分析を全くせずに、多くの企業のインターンに申し込みました。あと説明会も何個か行きました。これが失敗。自己分析ほんとに大事。

なんでかを説明します。人には何か譲れないものが絶対あります。それはそれまでの人生とかで出来てくるものだから、人によって違います。だから、あってる企業も人によるんです。なのにわたしは自分のことなんも分析しないまま、なんとなくこの仕事楽しそう!っていう思いで、説明会やらインターンやら行きました。

説明会って行ったことある人わかると思うんですけど、いいとこしか言わない。だから、全部の企業よく見えてしまった。全然他の業界を見ないまま、ここ行きたい!って思ってしまったんです。

そしてわたしはその自己分析をせず、いいところしか言わない説明会のみで、行きたいと思った会社の本選考を受け始めます。それが今年の3月。この頃にはコロナが感染拡大し始めて、ほとんどウェブでの説明会でした。わざわざ企業に行かなくていいのに、わたしったら行きたい業界意外の説明会、全く受けなかったんです。おばかさん!

さて勘違いをしたまま女子大生は、ESを書き、ウェブテストを受け始めます。もともと文才はあって、高校の時の余力でテストとESで落ちることはほとんどありませんでした。

あと一次面接も、あんまり落ちませんでした。まあ自分にあってるってのはあながち間違いではなかったみたいなんですけど、二次面接、最終面接に進んで私はまた失敗をします。

その失敗とはこちら。「入社することがゴール」と思い込む。はあ。ほんとに馬鹿なんですよね。入社した後何をするかが大事なのにそんなことなんも考えてないんですよ。だから、面接官に「入社後何したい?」って聞かれると、途端に何も言えなくなる。いや、言えるんですけど超超超超薄っぺらいんです。とってもぺらぺら。吹けば飛びます。だからまあ、二次面接と最終面接で落ちまくるんですよね。それが5月中旬ごろ。

ここでわたしはまた間違った思考に陥ります。何故就活がうまくいかないのか。それはコロナのせいだ!コロナのせいでweb面接でしか判断されない、コロナのせいで企業研究ができない、コロナのせいで落ちる、コロナのせいで内定がない、、、書いてて恥ずかしくなりました。

6月の初旬、残っている持ち駒はラスト一つ。その辺で気づきます。わたし、本当にこの業界あってるのかな?わたしって本当に就活ちゃんとしてたのかな?って。泣きながらいろんな人に相談しました。いろんな人の話聞きました。

結論、全部自分の努力不足でした。

自己分析をしない。いろいろな業界を見ない。入社後のことを考えられない。そんな人がどこかに内定もらえません。


そもそも、内定っていうのはわたしがやらなかったことをきちんとやった人の中でも、ふるいにかけられて取れるもんなんです。面接官にこの人と働いてみたいって思わせられるかどうか、自分に合った企業を見つけられるかどうかなんです。

わたしはその自分にあった企業探しを怠りました。だから、7月になっても就活してます。

自分の学歴にあぐらをかきました。アルバイトの経験にあぐらをかきました。

これを読んでいる大学三年生の方、もしいたら、自己分析してください。本当に。堅苦しいやり方じゃなくていいです。今までの人生で何かすごく覚えていることをピックアップして、それをなんでやったのか深掘りしてください。そうすると、自分の譲れないものってなんかあるんです。それにあった企業探してください。

でも視野は広く持ってください。そうしないとわたしみたいになります。

わたしは今も就活してます。でも辛くないです。昔の自分はバカだったなって思うけど、それも今となっては糧となってます。他の人に惑わされず自分のペースで自分に合った企業探します。

わたしは、無い内定をコロナのせいにするのやめました。自分のことを反省して前に進んでいきます。


2020.7.3