あたりまえにはたくさんの人が関わっている
昨日のこと
いつもの駅から電車に乗って、約束の場所に向かうつもりで
家を出た
駅に着くと、何やらアナウンスがいそがしく鳴り響いている
「〇〇駅でお客様が電車と接触されたため、現在△△線は運転を中止しております。まもなく振り替え輸送手続きのご案内を致しますので
今しばらくお待ちください。
お急ぎのところ、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。」
私の最寄り駅のある沿線は3つの県にまたがっていて
始発から終着駅までの距離が長い
その長い沿線のどこで事故があっても
一旦すべての電車が止まるので
遅延、運転中止はそう珍しいことでもない
朝のラッシュの時間とは少しずれていたので
改札もホームもさほど混雑はない
バタバタと忙しそうなのは、駅員さんのみ
どうやら、接触事故を起こした駅を過ぎても進行方向を走行中だった車両が
あと5分で到着するらしい
「✖✖方面にお越しのお客様は、次の電車にお乗りください。これ以降しばらく電車参りません。譲り合ってご乗車お願いいたします。
お急ぎのところ、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。」
というわけで、私は15分ほどの延着で無事目的地に到着できたのだが
3時間後、帰宅する時にも
まだ、ダイヤが乱れているという謝罪がなされていた
「接触」という言葉だけで、状況を決めつけるのもなんだけど
約束に遅れそうとか
なんでこのタイミングで
みたいな自分事から少し視野を広げてみる
どう列車の流れを整えることが
もっとも効率的なのか?を瞬時に判断して
各運転関係者に指示を出される司令塔
的確に情報提供しお客様対応する駅員の方々
もちろん、事故を起こさないシステム作りも10年前と比べたら格段に進化していると思う
日々、課題と向き合ってくれている誰かの仕事のおかげで
私たちは、当たり前に定刻を想定して予定を立てている
すごいなー
日本の鉄道は!
・
ひとつ気になったのは
接触事故の車両を運転されていた運転手さんのメンタル
ショックはいかばかりかと。
どうか存分なフォローアップがなされますように
あとからニュースで
53歳の男性がホームから線路に入ったのだと知った
事情はその方にしか分からない
それでも私たちをいつも安全に快適に目的地に運んでくださる
日本の高度な鉄道事業に関わる人たちが
笑顔でお仕事できることを
切に切に願う
毎日起きる何かに
反応するだけでなく
自分への影響に一喜一憂するだけでなく
すこしでもひろーーく見たり
思いを馳せたり
そんな余裕を持てる生き方をしたい
うーん。やっぱり日常の歓びにきゅんっ💛
を感じて自分を満たそう
11月9日の歓び💛
当たり前に電車で移動できること