サファリプァーーーク!!(檻付き)
初めてnoteという物に書いてみる。
私は10年前まで、精神閉鎖病棟と社会を行ったり来たりしていた。
現在も、通院はしている。
現在付いている病名は「統合失調症」。
略して統失!
響きだけなら「美味しいものは糖と脂質で出来ている…?」とちょっとした脳内バグが起きそうなこの名前。
でもこの病名をあんまり信じていない。
って言うか、第三者からみて目に見える確実な症状がないのが心のビョーキなので、医者が変われば名前も変わる。「俺がやらなきゃ誰かやる」レベルでテキトーなもんだと思っている。
でも、通院を続けるにはお金が必要で、お金の成る木の栽培を夢見て夢だけで終わっている私には通院費とお薬代はなかなか家計を直撃するので、ちょっと通院費とお薬代をお安くして頂く為に「自立支援法」と言う公的な補助を受ける為、病名を付けてもらっている、といった感じで。
病名を付けてくれた最初の主治医「メガネの医者もどき」には感謝してもし切れないのだ。
信じてないけど。
さて、本題。
精神閉鎖病棟と言えば、檻付きなのは皆さんご存知かと思う。
「クワイエットルームにようそこ」と言う映画はご存知だろうか?
精神閉鎖病棟にOD(オーバードース)しちゃった内田ゆきが、精神閉鎖病棟の中でも1番強い部屋「保護室」に入る所から始まる映画。ハリセンボンのはるかさんも役作りナシで拒食症の訳で出てるなかなか面白い映画。
面白かったけど、一つだけ言うのなら、私の居た所は、りょうみたいな綺麗な看護師さんはいなかったし、あんなに壁が白いこともなく、もっと暗くて「The☆閉鎖病棟」と言った場所で、あの映画の人以外の描写は似ていないなぁ、と言うことかな。
勿論、もっと綺麗な所はあると思うし、綺麗な看護師さんもいるような病院はたくさんあると思うけど、とりあえず私のいた所は暗くて古い閉鎖病棟だった。
そして、精神閉鎖病院が天界なら、それ以外の社会は下界。「住めば都」とは先人はよく言ったものだが、色々受け入れて住んでしまえばそれはそれは面白い世界で、昼夜問わずナイトサファリ状態。サファリパークもビックリ。人も千差万別、色んな人がいて。
下界に放たれる前日には下界が怖くて怖くてしょうがなくて泣いたりしたもんだ。
別に、精神閉鎖病棟のイメージを変えたいなんてそんな壮大なスペクタクルの思考じゃなくて。
一昨日、超ドストレートに突っ込まれ、色々考えたけど、とりあえず生きてるし。でも色々な視点もあるよなぁ、なんて思って。
千差万別、面白い事だらけだった当時をシリーズ物で書いてみようかと思っただけ。
人それぞれ、感性が違う。だけど1億2千万の人全てに配慮した文章を書こうとしたら全然違う過去を書くことになってしまうので、とりあえず私主観の私の思ったように書いてみようと思う。
とりあえず、プロローグはここまで。
ちょいちょい、更新する予定です。
頑張れ私、と書いて三日坊主よ。