羅州・東新大学でのTOPIK試験
前回、一山湖水公園のことを書いてから、韓国の地方に行ったことも書いておきたいなと思いました。
地方といっても、わたしが行ったことがあるのは、KTXが止まる都市ばかりですが、もし、ソウル以外にも旅行してみたいと思ってる方、女性一人で不安に思う方がいらっしゃったら、参考にしていただければ嬉しいです。
以前、光州にはミュージカルを観に行ったことがあるのですが、今回は訳があって、光州の少し先にある羅州(나주)に行きました。
訳とは、TOPIK試験です。
日本では、直近が来年の4月になるため、まだ留学ほかほかの状態で、受けておきたいと思い、韓国でTOPIK試験を受けました。
韓国でのTOPIK申請は、人気公演のチケッティング並みの競争率。しかも、申請受付開始は平日の朝10時。
授業中なので、パソコンを持ち込んで申請する学生もいるのですが、これを見逃してくれるかは、その日の先生次第です。
わたしは、パソコンを持って来ていなかったので(韓国のTOPIKは、日本と違い、スマホやタブレットでは申請できません)、2限終わって、11時に、学校の休憩室にあるパソコンで申請しました。
ソウルで受験なんて、夢のまた夢なのですが、会場の選択画面で、「동신대학교」という文字が見え、脳内(老眼)で「東国大学(동국대학교)」と読んでしまったのですね。
そんなバカな、なんですけど、ソウルの大学が残ってたー!とポチッとしてしまい、遥か全羅南道まで行くことになった次第でした。
まぁ、放学期(방학기)ですし、旅行兼ねて行くと考えることにしました。
羅州は、全羅南道という名前からもわかりますが、歴史のある都市で、昔は光州より栄えていた土地のようです。時代劇の撮影が行われる映像テーマパークがあるとのことで、前日に観光しようと思ったのですが、なんせ詰めの甘い性格…Pの典型。
前日に龍山に、KTXのチケットを買いに行くも、土曜日の下り?なんて、1枚もなく、窓口で、「自由席みたいなのはありますか?(자유석 같은 것 없어요?)」と聞くも、無いと言われ…
時間かかるけど、普通の列車を乗り継いで行くしかないと言われ…
とりあえず、一旦、大好きなIPARKで、ご飯を食べ、再度駅構内の券売機に向かうと、17時出発で何処かを経由するから少し時間かかるKTXのチケットが購入可能に。
異国で列車を乗り継ぐよりは、到着は夜になるけど、3時間乗ったっきりの方がマシと思い、チケット購入。
結局、映像テーマパークは、諦めるしかなく、とりあえず、試験前日に羅州入りを果たしました。
TOPIK試験当日、慣れない土地で、交通も不安なので、朝7時に、ホテルをチェックアウトし、バス停を探し、バスを探し、東新大学に向かいました。
ホテルのあった繁華街から、NAVERでは1時間50分かかると表示されていたのですが、20分で東新大学の中まで連れて行ってくれました。
東新大学は、自然豊か。
ソウル大学も自然豊かですが、完璧に手入れの行き届いた、とても洗練された自然なのですね。
東新大学では、鄙びた味わいのある風景を見ることができました。
しかし、TOPIK試験…
昨年10月に、東京で受けたときと、自分が1ミリも進歩していないことを思い知らされました。ライティング(쓰기)だけは、日々の作文宿題により、少〜しできるようになったのかも知れませんが、学校の試験では、まぁまぁできたリーディング(읽기)が7割くらいしか進めず…
留学よ…
ソウルに戻るKTXも、適当な時間はなく、22時の最終号になりました。
次の記事に、日暮れの羅州散策を書こうと思います。