THE ROCK MUSICAL LIZZIE
韓国で過ごすはじめての秋夕(チュソク)でしたが、言語教育院での発表準備があり(一学期毎に2回あります…)憂鬱で仕方なく、テーマも決められず、やっとこさで決めても、全く内容をまとめらず…
5日の休日が、あっという間に過ぎて行きました。
これでは残念過ぎて、最終日くらいは、何か公演を観に行こうとinterparkを眺め、キム・ソヒャンさんの名前を見つけて、どんな内容やらわからないまま、ミュージカル「LIZZIE」のチケットを予約しました。
というのは、4月にマリー・アントワネットを観て、主演のキム・ソヒャンさんの歌と演技が素晴らしく、機会があったら、他の作品も観てみたいと思っていたのです。
韓国で、ミュージカルは何度か観ているのですが、エリザやファントムなんて、日本で観た作品を観ることが多くて、正直台詞が聞き取れているんだかなんだか怪しいのです。
このマリー・アントワネットも、台詞を聞き取れた記憶がないのですが、昔遠藤周作先生の原作を読んだので、そっちの記憶を頼りに何とか乗り越えました。
ところで、
LIZZIEですよ。
予習していかないと、授業と同じくらい訳わからない状態になるなと思い、検索するも、日本語の記事を探すことができず、仕方ないかと諦めたところで、英文のレビューを翻訳すればいいんだ(スマホが)と気がつき…
リジー・ボーデン事件、有名なんですね。
父親と継母が斧で殺されて、被疑者になるも状況証拠しかなく無罪になったという…
語彙が少なくなくて、申し訳ないですが、なんかめっちゃ面白そうと思った次第でした。
劇場は、斗山アートセンターという鍾路5街にある劇場でした。
新しい劇場なのでしょうか。
初めて来たのですが、素敵な劇場でした。
実は、劇場で気になるのが化粧室なのですが、わたしが今まで韓国で行った劇場の中で、一番綺麗かも知れません。
ロビーの椅子にいるクマたちも斧🪓を持っていました。
細かくて、素敵です。
そして、最近というか、もう何年も何年も前から、ソウルの大劇場だと必ず日本人の方がいらっしゃるのですが(あんたもだろう)、この日は見掛けなかったです。
劇場内は、オペラハウスっぽい造りで、独特な雰囲気があります。
出演者は4人なんですね。
リジーは、トリプルキャストのようです。
一幕は、こんな地獄で生きていかなければいけないのかと思いながら、見入っていました。
恐ろしい閉塞感の中で、何か唯ならぬ情念を持つ女達が踠きながら生きている姿を見せられました。
テーマの重さをロックで表現するということなのでしょうが、とにかくこの4人の出演者の迫力に思わず笑ってしまうくらいでした。
そして、凄まじい殺人劇で一幕が終わったとき、客席から漏れた
장난이 아니다…
(半端じゃない…)
感じていた思いは、この言葉が全部表現してくれました。
父親が死んだというか、殺してしまった後は、舞台が赤く変わるんですね。
わたしは、座席の近くにあった、この鳥籠が気になって、これも白い羽が父親の血で赤く染まったんですね。
二幕では、キム・ソヒャンさんが、一幕の令嬢然とした佇まいから一転します。
殺人劇の後に、変わった世界
すべての抑圧から解き放された感情の爆発
解放された心と体を守り抜くための強さ
一直線に突き進む女達の絆
正に、狂気の爆発を見ました。
これは、韓国の俳優の方々の表現力があってこその作品と思いました。
ここでしか観られない作品、本当に観に行ってよかったです。
最後のロックショー、滅茶苦茶楽しくて、客席の熱気も凄かったです。
まだ、この熱量で、始まったばかりなので、帰国までに、また観に行きたいと思いました。
あ、韓国語の聞き取りですが、台詞は何とか事前準備のお蔭で、大丈夫でした。
でも、歌詞は全く聞き取りできませんでした!
つらつら長々と失礼しました。
読んでくださる方がいらした、嬉しいです。
9월18일 두산아트 센터에서 뮤지컬“리지”봤습니다.
올해 4월 김소향 배우님의 뮤지컬“마리앙투아네트”를 봐서 김소향 배우님의 작품을 더 보고 싶어져서 보러 갔습니다.
엄청 재미있는 무대였습니다.김소향 배우님 1막의 영양적인 모습에서 일전된 2막의 박력이 무서울 정도로 멋졌습니다.
김소향 배우님뿐만 아니라 다른 배우님도 훌륭해서 관기의 폭발을 본 것 같습니다.
이 곳에서만 볼 수 있는 작품이라서 정말 볼 만합니다🪓✨
장난이 아니였다…
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