メンバー須永のインタビュー:自分が悩んだからこそ実現したい「人が幸せに働ける環境」
社員インタビュー第4弾は私です。実現したい組織のあり方や働き方についてお話しました。
吉田:
須永さんはこれまで、コワーキングスペースのコミュニティマネージャーや、美容関係の会社で人事職を経験されたんですよね?
須永:
はい、京橋にあるコワーキングスペースでコミュニティマネージャーとして働いていました。来客対応や内覧対応などの受付業務と、イベントの企画運営、入居者様同士のマッチングのサポートなどをしていました。
当時は入居企業が200社くらいいたかと思うんですけど、ほとんどがスタートアップでした。そこでたくさんの起業家さんや、スタートアップで働く社員の方たちと出会って、そこから今につながっているご縁がたくさんあります!弊社代表の常盤さんともこのコワーキングスペースで出会いました。
吉田:
コミュニティマネージャーをされていてやりがいや大変だったことはどんなことでしたか?
須永:
そうですね、コワーキングスペースで働いてみて、起業家の方たちがすごい大好きになって(笑)それまでは、周りに起業した人もいなかったし、遠い世界の話だと思っていました。でも、実際に起業して間もない方とお話したりすると、当たり前ですけどいろんな不安や悩みを抱えていらして。そんな入居者様たちを見てすごく応援したいという気持ちになりましたね。なので、入居者様との信頼関係が築けて些細なことでも頼ってもらえるようになったり、自分のアクションによって入居者間の交流が生まれたりするとすごく嬉しかったですね。
起業家さんやスタートアップで働く方々が常に身近にいる環境に身を置けたっていうのは、その後の私の人生にも大きく影響してくる部分ですし、何よりいろんな方とお話しできるはすごく楽しかったです。
大変だったことは、なんだろう…。孤独でしたね(笑)各拠点にコミュニティマネージャーが1人、多くても2人しか配置されていなくて、私がいた拠点は1人体制でした。ひとりで何でもこなさなきゃいけないというか、頼れる人がいないというのは、最初の頃とかは特に不安もあったし、しんどいなと思いましたね。
でも、常に周りに入居者さんがいてくださって、常盤さんとかもそうですけど、仕事の愚痴とかプライベートのこととか何でも話せる方がたくさんいてくださったから、本当に楽しく働けました(笑)
吉田:
そこは何かのきっかけがあって卒業されたんですかね?
須永:
他の拠点のコミュニティマネージャーたちと話をする中で、働く環境への不満がやっぱりみんなどうしてもあって、それは私が感じてたみたいな、一人体制で不安とか、フォロー体制がないので抱え込んじゃうとか。そういうのでみんなすごいストレスを感じてて、私も感じていましたし。
そんな経験があって、人が幸せに働ける環境をつくるとか、働く人のサポートみたいなのをやっていきたいなと思って、前職の美容関係の会社の人事職に応募したっていう経緯なんですね。
吉田:
前職ではどんな業務をされていたんですか?
須永:
前職では、新卒採用と障害者雇用を担当していて、新卒の方では、会社説明会の準備や採用媒体の管理、あとは、採用経験がなかったのでひたすら面接の練習をしてました(笑)
障害者雇用の方では、エージェントさんとの調整や、書類選考、面接などをしていました。あとは、既に障害者雇用の枠で働いてくれている方のフォローですね。週一で面談をして、体調の確認や何か心配事や悩みがあれば相談に乗っていました。
吉田:
人事のお仕事をやってみていかがでしたか?
須永:
すごく大変な仕事だなと思いました。でも自分のやってみたかった採用活動や、入社後のフォロー面談などが経験できてすごく勉強になりました。
ただ、当時いた会社は慢性的に人員不足で、自分の担当だった新卒と障害者雇用の業務をやりつつ、担当外の中途面接もやらなくてはいけないという感じでした。社内体制が追い付いていなかったり、会社の考えに疑問を感じることもあり、いろいろと辛くなって退職しました。
吉田:
そういう所から須永さんの「人が幸せに働ける環境をつくりたい」っていう新たな動機付けにつながった感じですか?
須永:
そうですね。前職を辞めた直後は2ヶ月くらい引きこもってて、なんか人にも会いたくない、しゃべりたくないみたいな。精神的にすごく落ちたんですけど、でもだんだん闘志がみなぎってきて(笑)より一層、人の働く環境を良くしたいとか、安心して働けるようにサポートしたいみたいな気持ちがそこですごい強くなったっていうのはありますね。
吉田:
その2ヶ月間落ちてたのってどうやって乗り越えたんですか?
須永:
2ヶ月間はもう本当にひたすら休んでて、食べるか寝るかしかしてなかったかも(笑)途中から仕事を探し始めたんですけど、短期離職しちゃったから、これからどこも雇ってくれないだろうなっていう不安がすごいありました。
でもその時に、コワーキングで働いていた時の上司が独立して、レンタルオフィスの運営管理をやる会社をつくるから来ないかって誘ってくれて。今もそこで働きながら兼業でユニクシィのお仕事もしています。なので、どうやって乗り越えたかと言ったら、周りの方に助けてもらってなんとか社会に復帰したという感じですかね(笑)
吉田:
短期離職に関して日本はすごい厳しすぎるなっていう感覚があって、でもこれからは変わっていくような気がしていて、そういう社会にいきたいですよね。合わなかったらそりゃ短い期間で辞めるけど、でもそれもわがままで辞めたみたいに取られたりするのもちょっと違うなと思ってるので。でも須永さんが結構追い込まれたってことは、そこはひとつの社会の変えてった方がいいとこかなって思ったりします。
では、次はジョインしたきっかけを教えてください。
須永:
今のレンタルオフィスで働き始めて半年くらい経ったときに、常盤さんとご飯に行かせてもらうタイミングがあって、そこで「今なんかやりたいことないの?」みたいな話になって、前職でのこととかあったので「私人事やりたいんですよね」っていう話をして。
そしたら、「じゃあうちでやってみます?」って軽い感じで誘って頂いたので、なんかその時は、正直実現するとは思ってなくて(笑)でも、もう帰りの電車ではユニクシィのグループチャットに招待してもらってて、「あ、まじなんだ!」と思いました(笑)
でも、もともと常盤さんはコワーキングの時のお客様だったっていうのもあって信頼もしていたし、あとは私がやりたいと思ってた社員の方たちが幸せに働ける環境をつくるっていうのが実現できそうだなと思いました。これまでいた業界とは全然違う業界だったりはしたんですけど、やってみたいなと思って参加しました。
吉田:
次に、ユニクシィで担当している業務を教えてください。
須永:
主に吉田さんのサポート業務をしています。今はコーポレートサイトのリプレイスに向けた準備をしている所です。あとは、採用サイトなどの情報集めやアイデア出し、社員インタビューや記事作成などもをやってます。
吉田:
今後の目標は採用とか人事領域になっていくところも多いと思うんですが、今後の目標はどんな感じでしょうか?
須永:
今後の目標は、働く人みんなが安心して働けて、のびのび自分の能力を発揮できる環境をつくることです。会社のトップにいる常盤さんと吉田さんが、人を大事にする方達なので、既にユニクシィはみんなが安心して働ける環境ではあるのですが、これからメンバーが増えていっても、そんなコミュニティであり続けられるように試行錯誤していきたいです。
そして、今後採用活動もさせてもらえるのであれば、多くの人にユニクシィという会社を知ってもらいたいですし、応募してくれる方と弊社の双方が幸せになれる採用活動ができたらなって思ってます。
吉田:
うちの会社で好きなところはどんなところでしょう?
須永:
働く人それぞれの価値観や生活スタイルを尊重してくれる所がすごい好きです。生活スタイルとかもみんな本当にバラバラだと思うんですよね。高橋さんは子育てしてたりとか、私も9時18時で働きながらとか。その中で、それぞれの生活に無理がないように調整できたり、時間の縛りがなかったりっていうので、すごく仕事をしやすい環境だなと思ってて、そこはとてもありがたいなと思ってる所です。
あとは、否定的な人や攻撃的な人がいない所(笑)そういう人が近くにいると、委縮しちゃうし本来の力が発揮できなかったりするし。でも、ユニクシィにはそういう人がいないので、安心して自由に発言や質問ができて仕事がしやすいです。そんな人間関係が築けている所が好きですね。
吉田:
そこはやっぱり大事ですよね。いろんな人を見てきた須永さんだから真実味があるというか、コワーキングで出会った200社の人たちとか人事でいろんな方を面接されたことがあるから、人の良いところも嫌な所もたくさん見てきてるがゆえに、組織としてとか人としての在り方の、こうあったら幸せだなっていうのが出てきてるのかなって。
須永:
そうですね。人間関係が良い職場も悪い職場も見てきたからこそ、安心して働けるような人間関係って結局一番大事だなって思って。私結構完璧主義というか、くそ真面目になってしまいがちで(笑)仕事の場面において鉄壁の仮面を被ってしまうんですけど、ユニクシィに来てからは、ダメなとこも受け入れてもらえるっていう安心感があるから、必要以上に肩ひじ張らずに働けるようになりました。
吉田:
どうしてもできる風を装って、私もしてしまうんですけど、なかなか完璧にはできないし、全部のものが得意な人っていないので。私もユニクシィにいる中で、できない自分とかダメな自分も出していこうかなとは思ってます(笑)そういう適材適所とかを実現するためにも、須永さんには活躍して頂けるのかなと思っています。
では次に、須永さんはどんな人と一緒に働きたいですか?
須永:
まず、優しい心を持ってる人。ユニクシィってチームで動くことが多いので、そういう時に周りを気遣って動ける人とか、相手のことを考えられる人だといいのかなと思います。しかもフルリモートで仕事をしているので、対面で顔を見る機会がないからこそ、相手への思いやりをもって仕事ができれば、みんな気持ちよく働けるかなと思います。
あとは、自分の思ったことを言うのが怖い人。私自身がそうだったんですけど、自分の意見とか考えてることを言うのにすごい緊張しちゃったりとか、否定されたら、とか考えちゃって怖いっていうことがあると思うんですけど、さっきも言ったように、この会社には否定したり、攻撃してくる人がいないから、これまでそういう思いをしてきた人でも、多分ここでなら自分の考えや思ってることとか言っても大丈夫なんだって思えるはずです。
今まで自分のアイデアを表に出すことに苦手意識があったけど、実はいろんなアイデアを持ってる方とかも歓迎したいです。
吉田:
そうですよね。思っていることが言えない組織だったらいいアイデアも埋もれてしまいますよね。自分の意見を言って自信をもてるような心理的安全性のある組織をこれからも作っていきたいと思ってます。
須永さんは人からお仕事を頼まれることが多いと思うんですけど、それって人柄やお仕事のスキルが高くないとお声がかからないと思っていて。お仕事で心がけていることとかあるんですか?すごいことだと思うのでとても気なります。
須永:
えーーーなんでしょう。
声かけてくれるのって、自分の比較的近しい人が多いんです。自分の近しい人ってそんなに多くないんですけど、多くないからこそそこにかける愛がめっちゃ深いと思ってて、すごい大好きなんです(笑)
だから、どんなことでも力になりたいって思うし、そういう近しい人のためだったら何でもやれるみたいな(笑)この人のためならって思うと力が湧いてくるので、だから全力で頑張れるっていうのはあるかもしれません。
吉田:
ありがとうございます!そういうのが伝わってるんでしょうね。須永さんは会社のためにちゃんとやってくれそう、がんばってくれそうという信頼を感じさせるんだと思います。 須永さんはさそり座なので狭く、深くの世界観をお持ちなので。 すごい愛があって思いやりがあるからそれが伝わっていくのかなと。
須永:
そうですね。狭く深くはまさに私って感じです(笑)
吉田:
コミュニティマネージャーとかしてらっしゃると人脈がすごい広がっていくのかなって思ったんですけど、最終的には狭く深くになっていくんですかね?
須永:
もちろん仕事なので、みなさんに同じように接しているつもりではいますけど、やっぱりその中でも特に仲良くなる人とか、なんか縁が強いっていう人とかもいるじゃないですか。なので結果的にはごく限られた人だけが周りにいるみたいな感じになりますね。
吉田:
やっぱり、これからは大切な人と仕事をするっていう流れがきそうな気はしているのでユニクシィも人間関係に悩まないような雰囲気をこれからも作っていきたいと思いますね。人間関係が悪いとほんとにパフォーマンス落ちますから。コミュニケーションがうまく取れないからなかなか生産性が上がらないみたいなのもすごくありますよね。良好な人間関係でともに上を目指していく組織をつくりたいなと思っています。
しばらく仕事の話が続いたので、この辺で趣味やお好きなことなど聞いてみたいです。
須永:
あんまりどっぷりはまってる趣味っていうのがないんですけど、しいて言うならっていう感じで、岩盤浴が好きです。私運動が嫌いで、だから岩盤浴で汗を流そうっていう考えです(笑)コロナが流行してからはあまり行かなかったんですけど、それまでは週一で行ってました。冷え性だし暖かい所が好きです。あと私イライラしやすいので、イライラが溜まった時とかは行くようにしてます(笑)ちょっとスッキリするような気がして。
吉田:
岩盤浴は興味があるんですけど行く機会があまりなくて。暑くて苦しいとかはないんでしょうか?
須永:
全然!サウナよりも苦しくないです。
吉田:
じゃあ今度連れてってください(笑)
須永:
一緒に行きましょ!
あとは、フラワーアレンジメントにはまってます。もともと母がアレンジを習ってて、最近またやりだしたので、私もちょっと材料分けてもらったりとかしてやってみたらすごい楽しくて。
美術とか図画工作みたいなの基本的に苦手なんですけど、なぜかフラワーアレンジメントだけそこそこできて(笑)自分の好きな世界観があるじゃないですか、それをお花で表現できるっていうのが楽しくて、結構夢中でやっちゃいますね。
吉田:
お花は癒されますよね。お花のカフェとかもいいですよね~。作品で昇華するってとってもいいと思います。そこでもなんか発散されるというか、ひとつのマインドフルネスですよね。集中してそのことしか考えないっていう。そういうのを社内とかでワークショップみたいなのしたいなって今思っちゃいました(笑)そんなことを実現していけたら楽しそうです。
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