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【オリジナル漫画】煌めけ!地球ちゃん13話

【煌めけ!地球ちゃん13話】出来ました。
     ↑↑↑↑
一手間ですが上のリンクを押していだたけますと漫画のページに行きます。

楽しく読みやすくなるように
試行錯誤しながら日々改善しているつもりなので、
途中からの1話だけでもぜひ読んで頂けるととてもハッピーです!





【ゆにことり流の漫画の描き方】


■謎の挨拶

記事を拝見していただきありがとうございます!
大ゴマの地球ちゃんの顔のみを描くだけで1時間10分かかりました
ゆにことりです。

今回は私の漫画の描き方ということで、
具体的な手順や時間などを紹介していきます。

初めて漫画を描く人や、
漫画を描いていて困っている人などに
お役に立てれば嬉しいなと思いつつ書いていきます。

漫画の描き方は特殊でもありませんし、
漫画を描き始めて1年目の初級者が書く手順なので、
毛ほども参考にならないかもしれません。が、

私は他の方々の漫画を描く手順を見るのが好きです。

ですがプロ級のものしかあまり見かけなくて
寂しい気持ちになってしまったので、私がやっていきます。
(自分が情弱なだけできっちり調べれば、たくさんあるのかもしれません)


■最初にやること


まずはプロットです。

とりあえずストーリーを作るにあたって、始めはプロットを作るべし!と
どこかの漫画の描き方などでたくさん言われておりますので、
プロットを作成します。

ストーリーが面白い、面白くない云々はひとまず置いときまして、

物語全体のプロットをノリと勢いで書き、続き物ならさらに1話ごとの
細かなプロットを書いています。


地球ちゃん12話のプロットはこんな感じです。

■①~③パチモンバトル
ルール

パチモンを出せば勝利
両者パチモンを出すとアイコ

ベトンのバック
ベトベト

負けたらとんでもねえ情報をいただく
勝ったらここを通してやる

地球ちゃんがリーダーの探していた猫「ペカツー」を
出す
「ほいっ」

■④リーダー三日三晩ずっと探していたペカツーを抱く
歓喜する

地球ちゃん12話プロット

こんな感じで適当に思いついたことを大雑把に簡単に書いています。
丸の数字はページの割り当てです。
プロットを書いた後に、大体これぐらいみたいな感じで
割り振っています。(ほぼそのページ通りにはなってません)

ネームで内容が色々変わってますが、
プロットでなんとなくの流れを掴みます。

物語全体のプロットで最も重要なことは最後を書いておくことが、
漫画を描く上でとても大事だと感じました。
結末が書いてあるおかげでゴールに向けてストーリーを
着実に進められるからです。


話数ごとのプロットは書く場合と書かない場合があります。
私はとても面倒臭がりなので、
描かない場合はいきなりミニネームから始めます。


■ミニネーム


私の場合、セリフ、コマ割り、下書きすべてを
ミニネームに描いていきます。

「それ、ミニネームとは違うですやん!」とツッコミたくなりますが、
私にとってのネームや下書きはミニネームに統合されています。

ミニネームの素材自体は、あとで下書きをコピー&ペーストしやすいように
自分で作成しています。


ミニネームはこんな感じです。


12話ミニネーム


指摘してもらえる人はいないので、ミニネーム風のネーム兼下書きです。

ネームは全体が把握できる形で描いていくのがいい感じです。
ペン入れの時にまたネームの内容がそこそこ変わっています。


ここでもっともつらいのが、ネームを描き始めるときは
何も描かれていない白紙なので、とても難しいことです。
プロットを書いていても、です。

なので私の場合は先にセリフを1~3Pぐらいに雑に置いていき、
そこからフワッとしたイメージを浮かべて描いていっています。
逆もありますが、ほとんどはセリフを置いて絵のイメージを浮かべて
またセリフを置いて…というようにやっていっています。

それとたまにコマ割りだけ適当にやってからというのもあります。

コマ割りもすごく難易度が高いので、いつも死にかけます。
現状のコマ割りのコツは
重要な感じのコマはとりあえず大きくする!です。
講座などでも言ってましたので間違いないです。


しかし私のようにネーム兼下書きをすると、
直しが超ヤバくなりますのでまったくオススメしません。

私の場合はノリと勢いだけで描いていき、「ページが足りなかったら
足せばええじゃろ」の精神で完成させるため、よくないと思います。

最近ページが謎に少し余ることが多いですが……。
(コマ割りが雑なせいなのかもしれません)

当然見てもらう人はいないので、どこをどう直せばいいのか
さっぱりわかりません。

「読者目線で見てみましょう」と講座などでは言いますが、
自分の描いた漫画を
読者目線でみれるのは高等技術なのでは?と感じました。
完全な読者目線は、特殊能力を持っている人にしかできないんじゃないかと
思っております。

「何日か置いてネームを見てください」と言いますが、
私の場合ほぼ何も変わりません。
なので、何が足りてないのかや必要ないとかは、
身近で見せる人がいなければ勘でやっていくしかありません。


画像は模写です

わかりにくいとちょっとでも感じたらそこを直すぐらいにしておきます。
楽しく描くことが一番大事なことなので、描けなくなることを
予防しています。

ネームはセリフとコマ割りと演出の配置をするための設計図のはずなので、
絵を棒人間ぐらいに矯正しようと思っていたのですが、
なぜか下書き並みに描いてしまいます。
なので無理に矯正はせず、自分のあったやり方でやっていきます。


そして16Pのミニネーム完成時間は大体20時間弱ほどです。

下書きも含めてあるので時間的には普通ぐらいでしょうか?


■ペン入れ仕上げ


いよいよ完成間近のペン入れです。

その前に漫画16Pのキャンバスを作成し、
ミニネームで描いた下書きを1Pずつコピペしていきます。
一番苦手な作業です。
ちなみに漫画キャンバスは見開き(2P単位)で作成しています。


トーンで仕上げる場合は基本表現色をモノクロにします



見開きにしたい場合はチェック



最強のペン入れツールはデフォで入っているもの


漫画講座ではベタと背景と仕上げ(トーンやグレースケール)を分けるのが
基本っぽいのですが、私は一コマ一コマ全て仕上げまでやっています。

漫画描きたてホヤホヤの頃は何度か分けてやっていたりしましたが、
驚くほど向いていなかったので、
最初の一コマから順に、ペン入れから仕上げまでやります。

なんかおかしいな良くないところがあるなと思ったら、
この時点でセリフや下書き、コマ割りを直していきます。

順に全部やっていくことの注意点としては、1コマや1P完成したら
ネットサーフィンとか動画を見だしてしまうので危険なことです。
たまにゲームもするので、厳しく封印しておかないと危ないです。

そしてネットサーフィンや動画やゲームをしつつ完成です。
やったぜ!

かかる時間ですが、作業時間のみで最近は1P4~5時間ぐらいです。
難しい構図や背景や人数が多めなら8時間以上平気でかかります。

本当はもっと描き込みたいところですが、時間がかかりすぎて
苦行になってしまうのでほどほどにしています。


以上です。



13話を早めに終わらせて、
現在進行中の読み切り2作目のネームも描き進めたいのですが、
11月中には描けそうにないのが残念です。

漫画を描くことはとても大変なことなので、
しっかり息抜きをして気楽に楽しく描いていきましょう。

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