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RHYMESTERさんが刺さる時間

作業をしている時に必ず、イヤホンをして音楽・ラジオを聴く。

頭を考えないで淡々とこなす系の業務はラジオ。

頭を使わないといけない系の業務は音楽。

どちらの作業も共通点は、耳から流れてくる内容が頭に入ってない時が一番集中している時ということだ。この基準によって、その時の仕事の質がわかる。自分は目安がないとよくわからなくなるので、非常に重要な指標である。

ラジオの話はこれまでしてきたので、音楽の話を少ししたい。

自分は音楽にそんなに強くない。中学校1年生の時に、音楽を知っている人かっこいいと憧れて、YouTubeを漁っていた時代もあった。その時代に出会ったアーティストはアメリカでインディーズバンドであった「Against The Current」ボーカルのChrissy Costanzaが可愛くて、かっこよくて、各所のSNSのヘッダーにしたことを覚えている。5.6年経って、ONE OK ROCKとコラボするということになり、日本でも少し有名になった時は鼻高々だった。それ以降全くもって、飽きてしまって音楽をあまり知らないのだが、唯一の情報源はラジオだ。(結局ラジオかい!)

その中でも、パーソナリティーとしての入り口からアーティストとして認識したのが、RHYMESTER宇多丸さんだった。「ウィークエンドシャッフル」を聴きながら、映画の見方を教わった番組である。そして、パーソナリティ宇多丸さんがアーティストであると認識したのは、ラジオから流れる音源に対する言葉だった。

「これ作った時は・・・・」

え、作ってんの?え、アーティストってこと?ってかラッパーなの?だからあんなに怖い風貌だったの?

この気づきは、これまで聞いてきた宇多丸さんの言葉のさまざまなものに繋がった。

だから、あんなに音楽に詳しんだ。作る側の視点よく言ってたもんな。と。

そこからRHYMESTERの曲を聴き始めるのだが、するともう1人心地のいいラップをする声が聞こえる。Mummy-Dさんである。その声を聞いていると、衝撃に事実に気づいた。

すでに自分はRHYMESTERに出会っていた。

正確には、ラッパーとしてMummy-Dさんに出会っていた。

その曲はスガシカオさんとのコラボ曲『はじまりの日』であった。

心地いい声でありながら、圧倒的なエロさ。あの声の人!宇多丸さんと同じグループの人だったんだ!

ここからRHYMESTERさんとのお付き合いが始まる。

ここぞとばかりに中高でおすすめし、Creepy nutsがみんなに浸透した時、あのグループの大先輩グループを勧めるということをしていた。

そんななか、この時間に聴く曲は『サイレント・ナイト』

1人で夜中に作業している方の背中と思考を推し進める一曲だと思う。

晴れ・34度

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