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Astrosがわからない #3
本日の内容は
Yordan Alvarezと契約延長について
MLB.comの記事によると契約規模は総額”$115Mの6-year”
各年の内訳はサインボーナスでまず$5M、2023年は$7M、2024年は$10M、2025年が$15M、2026年から28年までが$26Mとのことで、来年からの調停分(ARB1-3)の買い取りも含めた契約となった。
Alvarezは今季はここまで45試合で.272/.367/.574/.941と素晴らしい成績を残しており、実働3年目(2020年は怪我で2試合のみのため)ながら欠かすことができない軸でありポイントゲッター
Statcastデータを見ても若干24歳の選手にしてはかなりの完成度でスプリントスピード以外には欠点はなく、それも彼が純粋な長距離砲ということを考えれば気にしなくていい
例年打球の質に関してはリーグトップクラスの結果で文句のつけようがない。今季は速球に対して弱い結果となっているが、そのうち戻ってくると思われるし、それを補うように緩急含めた変化球を弾き返しているので不安しすぎる必要もないだろう
本当に安心した。というのが今回の延長記事を見たときの感想
AstrosのWS優勝時のコアであるAltuve-Bregman-Correa-Springerについては後者2名はFAでチームを去り、AltuveとBregmanに関しては24年までの契約なので、この後もAstrosが強さを保つなら次代のコアプレイヤーとの延長は必須と考えていました。Alvarezは若くしてコア足り得る結果を出しており、彼と延長できたことでチームビジョンが一気に安定したと言える。また、契約満了時にまだ31歳で更に延長できる年齢である事を考えてもいい契約ができたと思う。
元々怪我がある選手なだけに長期離脱だけは気をつけてほしいが、そのあたりは延長したAltuve(は加齢によるものもあるが)やBregmanが ”悪き前例” を作っているので慎重になってくれると信じたい。
何はともあれチームの若き主砲をきっちりキープすることができたのでAstrosには今後も継続してポストシーズン、ワールドチャンピオンを争えるチームづくりをしてもらいたいし、魅力的なチーム・組織であってもらいたい。
近いうちにもうひとりの若きコアになりうる存在のKyle Tuckerと延長という記事を目にすることができること願って今回はここまで。