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邦ちゃんの自由自分が好きなものを好きでいていい 2022/12/18
M-1見た。決勝だけだけど、久しぶりに全部見ようと思って、先にいろいろ済ませてテレビの前に座った。
山田邦子が、
新審査員・山田邦子が着物姿で登場 トップバッターに「84点」と早くも〝独自色〟
って翌日のネット記事の見出しに書かれてるぐらい「個性的」な採点をしてて面白かった。
たしかに最初のカベポスターに、他の審査員達は90点台をつけていた。
審査員の声でよく聞く、「最初につけた点数がその日の基準になりますから」云々、というのは邦ちゃんには全然関係なさそうだった。
審査員たちが、あおりにあおられまくった会場で並々ならぬ面持ちをしつつ、その場ではそうするべき…という暗黙の了解や、外れるべきではない序列やお作法みたいなのを汲んだふるまいをしている様子がテレビのこっち側にもむわんむわん伝わってくる……っていうのがM-1って場所だ。
それなのに、山田邦子はそういうのをぶったぎっていくというか、意に介さないし、だからと言って逆にそれを強調するというわけでもなく、みんなと一緒じゃないことにくよくよもしない、つまり自由!な感じが見てて心地よかった。いい意味で、誰でも採点できるんだな、と思ったし、自由に見ていいんだなと思った。
山田邦子はカベポスターのネタにコメントを求められ、「かわいかった~」と言ってて、たしかにかわいい男子二人でかわいいことをやってて(大声大会)、その感想がぴったり❇️って思ったんだよね。
🇬🇧
それでヨネダ2000がめちゃくちゃおもしろ&かわいかった。イギリスのお餅つき。
わけわからんくて、でもなんかかわいくて本人たちに合ってて、やってて楽しそうで自由だった。何にもとらわれてない感じ。若くて、優勝に目を血走らせてもおらず、明るい。かわいい。いーなー! って思った。
そしたらこんなこと書かれてた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5707216557f8ec2568d94425adafb620286241a
志らくのことは放っておいて、重要なのはヨネダ2000の過去のインタビュー。
誠:むしろNSCにいた頃は、女であることや容姿をネタにしたボケを入れろって言われてました。
愛:ただ、入れろって言われても、私達は上手くネタに入れられなかったんですよね。自分達なりに入れてみたつもりが、「どこに入れたんだ?」って言われたり。「意味がわからない」とかも言われて。女とか容姿をネタに入れる能力が全然なかった。
誠:そもそも入れなくてもいけると思ってましたし、どうせ使いこなせないなら、やらなくていいかって。
自ら漫才での容姿ネタを入れることを “拒否” している、と明かしていたのだ。
「どこに入れたんだ?」笑!
天才だな~。これぐらい自由でいていいんだ。
私もそういう作品を書きたいなと思った。
個人的には真空ジェシカがいちばん面白かった。
若者が年金が高いって言いすぎて高齢者の肩身狭くなってる? みたいなくだり(もっと面白い表現だった)が、そーそーそーゆーのもっとみたいのー! って思った。漫才でも、現実のそういうこととつながっていたいの。審査員のサンドイッチマンの冨澤が、「知的で、羨ましい」といったコメントもよかった。
翌日ネットを見たら、邦ちゃんがブログで真空ジェシカがいちばん面白かったと書いていたらしく、気が合うね!🌠
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