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かぶととの距離感
自分をさらすようなことばかり書いてしまって後から消耗する。
でもその電源をオフにすると何を書いていいのかわからなくなる!
今回はスマホにメモされていたつぶやきシリーズでいこう。
▪伯母さんって絶対的に正しい。ってわけじゃないんだな。全然そんなんじゃなかったんだな。普通の人間。
で、私もいつまでも白タイツはいた5歳のめぐちゃんじゃないのよ、伯母さん!
▪親戚は一話完結。その場かぎり。その時助けるし、その時助けてくれればいい。
▪実家に滞在中、妹の二人目の子の初節句の話題になった。全然興味なかった。妹や母や妹の夫は楽しそうだった。
私は2年前、一人目の子の初節句に、従来にとらわれないお祝いのプレゼントを! と友達に依頼して作ってもらった。男とか女とか武士みたいなのとか青とか赤とかどうでもいいじゃんなやつ。かわいくしようよって思ったため。それはすばらしいタペストリーで、季節に関わらず一年中妹たちの家に飾られている。
兜はもうあるから○○を買うとか? と母が言い、家が狭いからもう入らないよ、名前入りの旗とかでいいよ
と妹が答えてみんなが笑った。(○○が何だったのか全然思い出せない。そのシリーズに他に何があるのか知らなすぎる。剣とか?木刀? あ、鎧か。)
私は、こうやって伝統って繋がれていくんだな、と思ったのかもしれない。
かぶとてきなものに完全に興味がわかないというのもある。マッチョすぎる。
じゃあお雛様は?
と考えてみて、それは少し興味あるけど、かぶととは別の意味で著しく低めの興味のような気もする。古典に興味が薄いのと似ているかもしれない。
(ところが、そんなの知らないよって言われるかもしれないけど、実は今私は平家物語に猛烈興味津々中だ!)
ふと、妹や母のことを考えてみる。普段から、私よりもずっとお雛様に興味と思い入れがある気がする。それは元来のものなのか、子の誕生に際して親に買ってもらったという経験と物語を経ているためなのかわからない。どちらでもいい気もする。彼らはお雛様やかぶと的なものに興味を持ち、フィーバーして、大切にする性質なのだと思う。
だから私は二人目の子の初節句の話を聞き流すというか、もう次のことを見たり考えたりしていいよな、罪悪感もたなくてもオッケーだよなと思う。
もう役割を果たしたのよ。
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☕️
「なんかさ、二次元とか三次元とか、愛とか恋とか、好きとか愛してるとか、恋愛か友情かとか、恋愛か憧れかとか、世の中そういうの細分化しすぎだよ。自分が一緒にいて心地いいものとか、好きだって思えるものを思う存分集めて愛でればいいじゃん」
って最高じゃない? 金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』。
そうそうそうそう本当にそうだった! 私も、名付けられたり、くくりに入れて判断されたりするのが嫌なんだった!
(同僚に、「いつか結婚したとしても、私は毎日一緒に暮らしたいかわからない」と言ってみたら、「それって別居婚がいいってこと?」って言われて鼻白んだみたいに。)
秋ごろから時々発症し、冬を迎え深まるにつれていよいよ(2月とかしんどかった)自覚した周囲と自分の間のズレが辛かった。
だから分析した!
ので聞いてください!
結局のところ、一般社会で出会う人は多くが一般人であり、かつ、同年代がどんどん固くなっていく頃合なんだろうなー古いまま。結婚したり子ども育てたり一生懸命している世代。だから一人で思考する時間も機会もないんだと思う(本当かよーー!)。
「母」、「夫」、「妻」、「父」って役割が固定化して、それを自分でも内面化して強化させていくしか乗り越えていけないものがあるのだろう。だから、固まっちゃうのは仕方ないよね。その役割を自分でも引き受けて脇目もふらず目いっぱいプレイする…ってことしか生きのびる方法ってなさそう。なぐらい、たしかにこの社会は無理ゲーに見えるよ。
だから私は、この違和感を相手(個人)にぶつけるのはやめよう。私が自分は所属していないと思っているこの「世代」は古いし(30代~40代のこと「現役世代」って言うらしいじゃん)、みんなはいよいよ固まる年齢と環境なのだろうし、私と彼らの距離は放っておけば開きに開いていくというのはもうほんとうに揺るぎない事実。
それで決まった今年の目標。
聞かないことをやめる。言わないことをやめる。
私ができるのは、その人たちの放言を聞き流さないで、「えっ?」って言うことなんじゃないかな。
オードリーの春日みたいに笑。
ある日、春日は妻のクミさんと子と犬のチャチャの4人でオープンカフェでランチした。
料理が届いた。春日は早く食べたい。クミさんがみんなで写真撮りたいと言い出してチャチャの手綱を緩めたら思いのほか長くなり、チャチャはテーブルの上のピザに着地した。春日の好きなチーズたっぷりのピザに4個の足跡くっきり🐾🐾
春日はその瞬間、「えっ?」って言ったけど、後から、そんなの言わなきゃいいのにって自分でも思った。誰も悪くないし、言っても空気を悪くするだけだし、ピザについた4個の足跡は面白かったから。
…という話が好き。瞬間的に違和感を表明するの大事だと思う。心の声が漏れてる。ケンカになるかもしれない。でも。ずいぶん言わないできた私は、言ってみたいなと思う。
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