羽生結弦のプロローグ

プロローグ横浜公演無事全滅でした。
都内ライビュも全滅し、追加された映画館のサイトから購入することも出来たのですが、今回はCS開通記念も兼ねて自宅で生中継を楽しみました。

書きたいことがたくさんあるような気がしてnoteアカウントを立ち上げたのですが、何から書いていいのかよくわからず一度筆が止まりました。
なのでいつも通りTwitterで呟き始めたところ、ぼろぼろと語彙が溢れできたので、記録も兼ねてTweetをそのままコピペするという、noto開設した意味あるのかよくわかない使い方をします。

twitterのIDは@yuni_skateです。


プロローグ、数多の歓喜も悲しみも辛さもすべてさらけ出して、受け止め昇華するための過程、そして新しい世界に踏み出すための第一歩を共に共有させてもらったような公演でした。


過去映像のいろんな日本代表ジャージ姿を見るたび、あの時はあんなことがあったなと、羽生さんのことだけでなく、自分自身を取り巻く環境や変化や喜びや辛さもオーバーラップしていくようで、この11年間、競技者羽生結弦を応援しながら過ごして来た日々の、心の動きの奥深い場所に潜水するようで。


SEIMEIの「1番、羽生結弦さん」のコールに「日本」も「ANA」も付かないことが慣れなくて、でもここにいるのは国を背負うでもなく、代表を勝ち取りに行くでもなく、ただ1人の人間としてのスケートを全うする、剥き出しの生身の羽生結弦なのだと実感し、そんな彼が滑るSEIMEIの意味を考えたり。


changeを選んだのはそのタイトル通り、変化への決意表明なのか、それともただノリ良くて楽しい曲だからなのか、TOIの追懐も含めているからなのかいろいろ考えてみたり、新衣装出来たからあのTシャツはそろそろ処分しても大丈夫だねなんて思ってみたり。


震災の映像では、見る人によってはかなりキツいかもしれないくらい生々しさのある映像をたくさん使っていたことに、あの震災によって羽生さんご自身が受けた衝撃や苦しみ哀しみ葛藤もすべて曝け出す覚悟と、曝け出すことで乗り越え、また一つ昇華でき前進できる希望を見出したり。


あのとき日本の国全体を覆った大きな悲しみも、私個人が感じた苦しさも、震災後しばらくして女川に足を運んだときに見た光景に現実味がなさすぎて、現地にいるのにここに数多の人間の生活があったのだろうかと想像しきれなかったときのあの気持ちも、再び思い出し咀嚼する機会をもらったようで。


いつか終わる夢、プロジェクションマッピングは世界樹をイメージしたのだと思うけど、私には脳内のニューロンとシナプスに見えたりもして、羽生さんがご自身の脳の中の無限の思索の宇宙の中を深海魚のように揺蕩っているようで。 幾何学的にうねる映像が、思考の積み上げと崩壊の繰り返しに見えたり。


積み上げて来たものが揺らぎ崩れそうになっても何度もまた積み上げ強固な己を築きあげてきたことを暗喩しているようにも見え、数多の言葉の羅列にまた全てを曝け出す覚悟を知り。 光の輪の中に辿り着くことの意味を、それが暖かで柔らかな光の輪なのか、己を外界から守り安寧を得るための防御壁なのか


そして春よ来いの暖かな優しさに、未来への希望と新たな一歩を確かに見たように思います。 プロジェクションマッピングがやや解釈違い起こしててまだ思案が必要だけど、この春よ来いはいつも感じる寂寥感をあまり感じず、新たな季節の芽吹きと息吹を想起させるようでした。

10
ロミジュリ忘れてたけど、過去映像からリンクするように現在の羽生結弦が出てくる演出に、あのニースから経った年月を感じ、あのときはただ無力でがむしゃらにもがき運命に抗おうしかなかった少年が、まるで騎士のように大きな剣を携え己の運命は己で切り開くという強さと余裕と信念を感じました。


はい、ここまでTwitterからそのままコピペしてきたものでした。
書き始めたらまた筆が乗っちゃったのでさら追記します。


プロローグ、過去を振り返ることで未来に進む力を得る素晴らしい公演でしたね。
羽生さんの時計の針の新たな1秒を、会場でともに刻めなかったのはとてもつらくて、放送を見ながらも落選の悲しみに胸がしくしく痛むことはあったけれども、それはそれとして、こんな素晴らしき公演を短期間で実現した羽生結弦さんのプロとしての仕事への信念とプライドにまた感銘を受けました。

プロスケーター羽生結弦が描くフィギュアスケートの世界がますます楽しみになるような、これからどんなわくわくと驚きと、ときに心をぎゅっと掴むような切なさや焦燥までをも感じさせてくれるのだろうかと思うと、一生羽生結弦さんについていきますので、あなたはただ安心して己の道を突き進んでください。という思いでいっぱいです。
ときに辛い時は、ファンの拍手や感想が羽生さんを少しでも支えることが出来れば僥倖です。羽生さんの演技から受けたあらゆる感情がいつもわたしを支えてくれてますので。

プロローグ、つまり序章と名付けた公演のこのずっしりと胸もついでに腹も満たすような重量感を思うと、プロスケーターとしての本章では何が起こるのでしょうか。
いつも斜め上を行ってしまう羽生さんなので、予想もつかないですが、あれこれ予想しながら本章も楽しみにお待ちしております。(まだプロローグは終わってない。)
別に斜め上を行かなくても、王道どストレートアイスショーでもなんだって、そこに羽生結弦のスケートが存在する限り、私は観に行きますのでそこのところ羽生結弦さんはお忘れなきようお願いいたします。

あとオペラ座の怪人ミュージカルそのものへの執着がすごい私としては、再び羽生さんのオペラ座が見れたら喜びに咽び泣き7日7晩語り明かす準備は出来てますので、再演あるいはリメイク的な感じでファントムの登場をお待ちしております(クリスティーヌでも良い)

八戸こそ当たってくれないと、毎日トレードに期待しては打ちのめされる悲しみで寝込むかもしれないのでお願いだから八戸に行かせてください。
よろしくお願いいたいます。


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