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よく聴いた音楽・見た映画-September, 2023

9月も今日で終わりらしいですね。
なんか本当に年齢を重ねるにつれて時間の流れが速く感じる。
ドイツでさえこんな感じだから
日本に戻ったらなんて考えたら恐怖でしかないから
一旦そんな考えはストップさせよう。

あんまり何もしていないように感じる9月だけど、
私の中で大きなことのひとつはこのnoteを再開させたこと。

仕事をしながらなのでそこまで頻繁にはアップできなかったものの
個人的にはなかなか良いペースで記事を上げられたのではないかと思う。

9月最後の今日、どんなことを書こうかと迷ったときに
書きたいテーマはたんまりあるものの
自分のお気に入り、2023年9月の私がどんなものにときめいたのかを
ここに記録しておくのは良いのではないかと考えた。

99%自己忘備録といった感じだけど、
しかも殆ど音楽だけど興味のある方は是非見て行って下さい。

よく聴いた曲

  • 金木犀の夜                      きのこ帝国

  • 涙の行方                       羊文学 初期の歌

  • More Than Words                           羊文学 

  • 水流のロック                     日食なつこ

  • Feel It All The Time                         Soccer Mommy

  • Bam Bam                                        Sister Nancy 

  • All Star                                            LAUREL

  • Good Looking                                Suki Waterhouse 

  • This Night Has Opened My Eyes   The Smiths

  • Diagnosis                                        Sen Morimoto

  • Ooh La La                                       Faces

このうちいくつかはyoutubeビデオも載せておこう。

因みにSoccer Mommyのグッズはオタクテイストで可愛い、欲しい。
あとTiny Desk Concertも見てほしい。

Laurel知名度そんなにないのが謎すぎる。ライブ見たい!!!

・・・とざっとこんなものかな、
なんか意図せず女性アーティスト祭りになってしまった。
リピート率、自分で最近お気に入り登録したものだから
新譜とかは全く関係ない、寧ろ前から知っていて今月たくさん聞いた曲も
入っている。LAURELのピックした曲が入っているアルバム、
久々に聞き返したらやはりめちゃ良い。
Soccer Mommyもアンニュイな曲の雰囲気が私の今の気分にマッチして
ほぼ毎日聞いてた。いつかライブ行ってみたい。
それと晩夏はいつものエモ度が上がって
よりセンチメンタルなものが聞きたくなるのか。
やはりスミスは定番。拝啓森(モリッシー)様。

今月観た映画

  • マイブルーベリーナイツ 

  • ブリグズビーベア

  • きみに読む物語

  • ジョゼと虎と魚たち

  • アイネクライネナハトムジーク

  • 僕と頭の中の消しゴムたち

  • ビフォア サンライズ

  • ビフォア サンセット

  • クラッシュ(David Kronenberg監督の方)

今月後半は仕事に追われてあまり落ち着いてゆっくり映画を見ることが出来なかったのが残念だ。
マイブルーベリーナイツは久々に再度見直したのだが良かった。
女優としてのノラジョーンズ、そしてジュードロウ。
単純な私はすぐ映画の影響を受けて旅行の予約をしてしまった。
それと映画中のセリフ

"There's nothing wrong with the Blueberry Pie, just people make other choices. You can't blame the Blueberry Pie, it's just… no one wants it."

My Blueberry Nights

ここで涙腺崩壊した私は実は既に精神的に結構来ているのかもしれない。

ジョゼと虎と魚たち、 これはさりげなく初めて見た。
前情報はバンド、くるりの曲が起用されていることのみ。
特に刺さるシーンがあった、とかではないが
映画全体の雰囲気が好きだった。
そしてくるりの曲が最高。
特にハイウェイの曲が
ジョゼと恒夫の2人が海辺へドライブデートするシーンに
使われており、そのシーンが本当にこの曲とよくマッチしていた。

ビフォアシリーズは実に10年振りくらいに見直したのだが、
見た直後の感想は

昨年のウィーン旅行前に見直しておくべきだった!!!

ということだ。

映画内に出てきたレコード屋、ALT &NEU はまだあるのか
(今ググったらあるらしい・・・!)
因みにKath Bloomはこの映画で知り、
1度目の鑑賞後からよく聴くようになった。
プラターも友人と通り過ぎはしたが、何にも乗らなかった・・・。
観覧車ではないにしろ、何か乗っておくべきだったと後悔。

Kleines Cafeでもお茶をしたかったし
トラムやS/U-Bahnももっとこの映画に思いを馳せながら乗っておくべきだった・・・

まあ現在住んでいるのが隣国ということもあり、
きっとウィーンにはきっと近々また行くだろう、
なんて根拠のない宣言なんてしてみる。

因みに全然雰囲気が変わるがこの映画の監督、
リチャード・リンクレイターはこれまた好きな映画である
「バッド・チューニング」の監督でもあるらしい。今更知った・・・。

とにかくジェシーとセリーヌカップルの会話はずっと聞いていても全く飽きない。ただの雑談のようで哲学的なテーマ、
お互いの人生観にについても語り合っていて、映画も9年ごとの公開、
イーサン・ホーク、ジュリー・デルピーペアは変わらないので、
2人の時の流れによる心境・考え方の変化がリアルでその辺りもまた引き込まれる理由の一つだ。
ここでも私が書き留めたQuoteをシェアしようと思う。

"You know what's the worst thing about somebody breaking up with you?
It's when you remember how little you thought about the people you broke up with and you realize that is how little they're thinking of you.
You know, you'd like to think you're both in all this pain but they're just like
"Hey, I'm glad you're gone." 

Before Sunrise

ちょっと最近本当これに共感できる出来事があって、
この台詞を聞いた後気が付いたら
必死にリスニングしてメモする自分がいた。

最後の「ビフォア ミッドナイト」だけ私の契約しているサービスでは見られず内容もほぼ忘れてしまったので早く見たいのだがこの国、
まだレンタルDVD屋さんは存在しているのか・・・。

"I guess when you're young, you just believe there'll be many people with whom you'll connect with. Later in life, you realize it only happens a few times."

Before Sunset

この台詞、何度聞いてもそれな過ぎて涙止まらなくなりますね・・・。

そして最後にクローネンバーグ監督のクラッシュ。
変態的趣向を持つ監督とは聞いていたが、
予想を右斜め上くらいの感じで超えてきた。
そもそも自動車事故の衝撃に性的快感を覚えるということが、
私の頭の中では全く考えられなかったアイディアで、
最後まで非常に理解しがたかったけど、こういう人々もいるのか、
という新たな知見がある意味で増えた。

でもこれはこれで私の主観を取り外して映画そのものだけみると
なかなか面白いなと思ったので、
彼の作品は他のものも見たいななんて思っていたりする。
私はデビッド・リンチ作品、特にTwin Peaksが大好きなのだがこの監督の作品もそれに通じるダークな空気感が感じられた。

他の映画についても多少のコメントはあるが、
気が付いたら3000文字以上書いていたので
そろそろこの記事は終わりにしようと思う。

来月以降もこの熱量で書けるかの保証はできないが、
自分の為にもこれは今後も続けていきたい。

秋分の日を過ぎて日がどんどん短くなってきている。
季節の変わり目はいつもどことなく切なくなる。
日々色んなことに謀殺されてしまい、
昨日何を食べたのかも忘れてしまうくらい
無意識で生活してしまっているので、
もっと1日1日を大切に生きていきたい。

今日わたしたちが生きた1日は誰かが必死に生きたかった1日。
この言葉を言ったのは誰だっけ。
とりあえずもっと大切にしないとな。
特に毎日に意味を持たせなければいけない とも思わないけれど、
その1日をもっと大切なものとして受け止めたい。

今日も自分の生きた証としてこの記事を投稿します。
写真は去年ウィーンへ旅行した時に訪れたプラター。

yuni



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