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2021年夏覚え書き

2021年の夏が終わった。


今年もどこにも旅行へ行かなかった(夫婦共通の意思で、である)なあ。


長女は大会のあとも夏休みの午前中は部活に行っていた。


子どもたちは宿題のあとゲーム三昧。
(やらなければならない事を済ませたらゲームに時間制限をつけない方針なので、やりたいだけやらせていた。就寝時間と、連続プレイ時間は監視していて、目が疲れるころにおやつだとか部屋の片付けだとかを宣言してテレビ画面から離す)

3人でマイクラをして、スマブラをして、あつ森をして、桃鉄をして、オーバークックをしていた。

夫は、車庫に巣を作ったツバメの子育ての観察に夢中になり、GoProとSONYのビデオカメラと2台をふりまわして録画に没頭していた。
(玄関付近の水槽のそばに三脚を立てるものだから、足など引っ掛けて倒さないか非常に気を揉んだ)

ツバメが巣立ったあとは、車庫に高床式倉庫を作る!と宣言して、DIYをやっていた。
(倉庫は先日キチンと出来上がった。有言実行の人なのである)


私はと言えば…、夏休みは子どもたちの宿題のお世話ばかりしていた。

夏休みのドリルに丸付けとコメントを書き、ミニトマトに毎日水を与え収穫をし、日々天気を忘れないようにメモしておき、読書感想文用の本を吟味してネット注文し、選んでする宿題の工作用の紙粘土をこねたり下地を作ってやりニスを塗ったりし、家庭科の宿題用に栄養価満点の麺料理を工夫してこしらえ、音楽の宿題用にサックスの成り立ちをWikipediaで調べた。
ツバメは自由研究の題材にされたので真っ白の模造紙に割り付けを行ったり、下絵をどうするか指示を書き込んだり、色塗りもすこしだけ手伝った。

そこに3食のごはんづくりと(自分が仕事のときは5人分のお弁当を作る)、雑談の相手と、週4日の仕事を務めると、私の時間はほぼゼロである。
なるほどこうなるのか。
忘れていた。


しかし夏休みも先日終わりを告げ、やっと一人きりの時間が戻ってくると思った。
そうは問屋が卸さなかった。

【緊急事態宣言発令】

所在地の教育委員会の方針は、学校は休みにはしなかったが、給食はなし、午後からオンライン授業だ。

しばらく朝は5時半起床でお弁当屋さん。
オンライン授業中は家庭内ネットワーク管理者。
職場は休みにならないしリモートワークもできない業種なので、週半分は外に働きに出ている(この時息子は学校預かり、という状態である)


そう、理想の母と言うのはスーパーマリオ並にオールマイティでなければならぬ!

気分はまだ半分夏休み。