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なぜ不便な暮らしを選んだのか?
ここ青森に引っ越す前は、ずーっと都会っ子でした。
札幌に生まれ、東京には10年近く住んでいます。
4年前までは自然の中で暮らした経験は0でした。
なぜ今この場所で生活できているのか、自分でも不思議に思うときがあります。
20代の私は若かったのに、生きるのに疲れていました。
人が多くて、どこへ行っても一人になれない環境から逃げ出したい。
待ち合わせまでの30分のスキマ時間にコーヒー1杯注文しないと居場所ができない都会での暮らし。
何をするにもお金が必要で、減れば稼がなきゃいけないお金を使うことにも疲弊していました。
この環境に、招き入れてくれた旦那にはとても感謝しています。
ただ、そんな風に暮らしを変えたいとぼんやり考えていたことから、自分のサインに気づき行動を起こしたのは自分自身です。
あの時の私は後にも先にもないくらい、自分に対して本音で本気でした。
この暮らしに辿りついたのは、過去の自分のおかげです。
今の暮らしに不便さを感じることはありません。
人は環境に慣れます、長くいる場所に居心地の良さを感じるものです。
美味しい野菜が食べたければ、種を蒔けばいい。
寒ければ薪を拾ってくべればいい。
理想の暮らしは、自分の手足と頭でつくれることを知っています。
私にとっては、都会暮らしの方が不便です。
何をするにもまずお金が必要で、社会のシステムに依存しています。
暮らしを変えるには、まず社会を変えないとどうにもならない不便さを感じます。
うまく生きるコツもあるだろうけど、それにたどり着くのは一握りの人だけです。
誰かが得して誰かが損するものは本質ではありません。
努力しないと幸せになれないというのもウソです。
本来ならただ生きているだけで幸せになれるものなのです。
私が幸せになれたのは、人の意見に耳を貸さなくなったからだと思います。
まずは、他人より自分の心に耳を傾けて。
そして自然の中での暮らしは、人が知らない様々なことを教えてくれます。
大地から教わる自然の智恵をまた機会をみつけてシェアしますね。
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