通勤電車から解放されたい
通勤困難という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
通常の方法により通勤するための往復所要時間が概ね4時間以上であることを通勤困難状態と見なすようです。
確かに、一日の内に4時間も浪費するのは、辛いですね。
また、単純な通勤時間だけの問題ではない、とも言います。
たとえば徒歩、あるいは自家用車で通っている人間と、電車やバスなどの交通機関を利用する人間にかかるストレス値。
そこに使っている鉄道の混雑状況もかかってきます。
今はリモートワークなんて言葉もキラキラしく輝いておりますが、東京都心で朝の通勤電車を経験する人間が心の底から思うのは。
結局、日本の職場なんて東京一極集中、営業時間も固定、オフィスも固定の右倣え式から変わらないんじゃないか、ということですね。
僕は元々、出身地の付近で勤務していたのですが、事業所の縮小と移転で東京への転地を余儀なくされました。
もうヤバい。金の問題が解決したら即引っ越したいくらいにヤバい。
地元にはそれなりに愛着があるけれど、東京への通勤が不便過ぎて、それだけでdisりたいくらいヤバイ。
過疎化進んで人口いないはずなのに、何で電車だけトンデモ乗車率しているのか、しかもその状態のまま一時間以上同じ線に乗らないと東京まで出られないとか、ここ本当に関東なのか、マジで。
東京とは、東京駅のことではありません。文字通り東京都内のことです。
東京都に入るだけで一時間以上!
これで僕の地元って、東京の隣県なんだぜ!!!
日本全国、東京への転入率は上がる一方らしいですが、そりゃそうでしょう。
通勤時間だけで4時間から5時間とか、もう何のために仕事してるんだか分からなくなってくる。
僕が通勤にかけている時間で、宮城県から東京に出られるって知った時の衝撃ったらない。
とはいえ、引っ越す目処も立たんくらいには地元の賃金低さ。働いてるのは東京なのに、賃金は地元企業。
好きなことより、交通状況で仕事決めたい、って案外切実じゃないか?