部活日記。 第14話 全力合奏!!!
☆前回までのあらすじ☆
吹奏楽部に入部した花蝶美香(かちょうみか)は幼なじみのトロンボーン担当、音崎琴音(おとざきことね)とトランペット担当、高橋美璃(たかはしみり)と部活に励んでいる。現在は吹奏楽コンクールに向けて美香の先輩、チューバ担当、斎藤理羅(さいとうりら)先輩と猛練習中。明日は吹奏楽コンクール。コンクールに向けて今日は合奏猛練習!!!
〜全力出し切り〜
今日もパート練、合奏。まずはパート練から。バスクラリネット担当、三澄先輩とチューバ担当、理羅先輩と私と3人でパート練。
音源に合わせてやってみることに。先輩たちも吹くのかと思いきや、私のことをサポートしてくれるらしい。理羅先輩は私の隣に椅子を持ってきて座った。
美香:「先輩吹かないんですかっ!?」
理羅:「だって心配なんだもん。前だって夏鈴に指摘されてたし。」
美香:「私の心配より自分の心配してみたらどうですか!私は大丈夫です!」
理羅:「大丈夫じゃなぁいよ!明日ァ本番なのをアンタは分かってんのォ?」
三澄:(爆笑)
美香:「えぇぇ🥺」
すると、音源がスピーカーから流れた。最初は順調に吹けたが、途中からどこをやっているのか分からなくなってしまった。まずい…すると、私の異変に気づいた理羅先輩は今やっているところを指差してくれた。曲が終わったあと。
理羅:「全然できてないじゃん笑」
美香:「私はどうすればいいですか!!」
理羅:「全力疾走(?)」
美香:「ん???」
三澄:「でも、前より上手く吹けるようになったね❤」
理羅:「うんっ!前より上達してきたのは確かだよ☺️」
美香:「ほんとですか!ありがとうございます❤」
理羅:「あとは合奏だね…まぁ、何とかなるよ。指摘されたこと思い出しながら吹くといいよー」
美香:「あざす!」
〜コンクール前日、全力合奏〜
顧問:「じゃあチューニング!」
私はチューナーをベルに当ててチューニングを行った。
そして、最初から最後まで通した。その後、
もう1回最初からやったが、最初のところで止められた。
顧問:「ユーフォ、そこもっと滑らかにね」
美香:「はいっ🙋」
顧問:「チューバ、もっと強弱しっかり。」
理羅:「はい…」
私は顧問に言われたことを次々と楽譜に書いた。
すると、Bのところでまた止められた。
顧問:「ユーフォ、トロンボーン、ここ裏メロです。ユーフォとトロンボーンだけでやってみて。1、2…」
すると中間の音が違うと言われた。多分違っているのは私。
顧問:「ユーフォ、そこミのフラットね?」
美香:「スミマセン」
でも、ミのフラットを吹いても、なんか音が違う…?
顧問:「音おかしくね?理羅ちゃん助けてあげて」
すると理羅先輩が来た。
理羅:「ミのフラットは1番ピストン…ん?」
運指はあってるのに音が違う…?
理羅:「チューナー貸して」
美香:「はいっ🙋」
顧問:「音が高いか低いかじゃないの?」
理羅:「高っ。管抜くよ。」
顧問:「ありがとうございます。」
もう1回ミのフラットを吹くと音が直った。
すると、理羅先輩は自分の席に着いた。
明日ほんとに大丈夫かな…?
〜明日、頑張るぞ💪〜
ミーティングで先生からのお話。
顧問:「明日はいよいよ吹奏楽コンクールです。今まで練習してきたことを忘れずに全力で楽しんで演奏しましょう。以前配った日程の紙を忘れずに📄」
全員:「はい🙋」
明日は本気出すぞーーー!!!
第15話へ続くー
第15話 初めての吹奏楽コンクール
音源(エンジェル・オブ・バトルフィールド)はこちら👇👇👇
https://music.youtube.com/watch?v=6yikg5HjziA&si=cHFFJXgcjpsH4l3r
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前回の記事⬇第13話 夢先輩とさらに1歩前へ
https://note.com/yuneko_neko/n/nc04cd1523819
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