6.不運は幸運?
実のところ、この夏を迎えるまでの数年、余りにも上手くいかない事が多かった。
その一つ、少し遡った6月のとある日、
真面目に書き溜めていたブログを、アカウントごと消してしまった。
非公開状態で、何年かかけ少しづつ編集していた。
そして、そろそろ公開していこうと思っていた矢先だった。
デザインについての考察、テーマ別に分けた思い出の話、少し詩的なもの、普段の気づき、憲法・法律について、などなど。
そして友人との掲示板代わりのメモ。
何年間もためてきて、結構真面目に編集したのに。
「思い」
と
「思い出」
が
一瞬にして、エンター二回でさよなら。。
教訓:いつかいつかは来ない。。。
そういえば、「いつか叶うと良いな」では永久にいつかのままで叶わないというような事あちこちに書いてあったなぁ。。
あらゆるものをデジタルデータで使い始めて15年。
何回かやってしまった大量データ消去。
最初はパソコン。
書類作成中のフリーズによるデータ紛失
間違えてフォルダーを消去
HDDを間違えて初期化したり
暗号化したデータの暗号化キーを紛失して見れなくなったり
あれこれいじってみる性格が災いして、その分トラブルも多い。
そして、
携帯にためた写真は携帯の水没で紛失
スマホでも写真を誤消去
物を捨てるのと違って、消すのは一瞬。
今でも文章入力1行ごとに「保存」
こんな癖があるのは、古い人間?ですね。
でも、とにかく消去やデータの紛失は恐れていました。
PCはシャットダウン時に自動バックアップ
スマホも小まめに写真などはクラウドへ。
クラウドは勿論PCでバックアップ。
そして、ここ数年しばらく上手くいっていた。
で、今回のは初めてのWebサービス上の全消去!
はじめてとはいえ、高くつきました。
でも、「読書」後の今思えば、
「やらなければ」という義務感があって無理していたようにも思えるようになった。
本心は
「別にやりたくないけど、やった方がいいから、やると決めたから、頑張る」だったのかなと。
楽しんでいなかったし、編集していて特に気分も良くなかった。
思い出すと、ショックはショックなのですが、、、
もう「やらなくていい」と思うと確かに気が楽。
あぁ、意識と無意識が一致していなかったのか!
面倒で堅苦しくて、何だか変に格好つけて、
それでいて「読む人がどう思うか」というかなんて事ばかりを気にして編集していた。
ようは「自分が周りにどう思われるか」を気にしていたのだと思う。
それって、「主導権が他者にある」って事だなと思いました。
すっきりした今、こう言える自分がいる。
つまらなかったー!!
「ときめかない事」、「楽しいと思わない事」はやらない
あぁ、どの本にも書いてあったなぁ
何年もちょこちょこ貯めたから、そろそろやり遂げなければと必死になっていたけれど
止めたかった・止められなかったのだなぁ。
そして、「止めることを引き寄せた」のかも?。
面白いほどに、2018年の「読書」は役に立っているみたいです。