終遠のヴィルシュ‐ErroR:salvation- イヴ絶望エンド感想(ネタバレあり)
※ネタバレ注意
クリアしたので熱が冷めないうちに書きます。
イヴ 18歳(CV:斉藤壮馬)
人を愛する運命を享受する男
西ヨーロッパの小国、アルペシェール。
この国の人間たちは黒き災いの花、リコリス・ノワージュの呪いによって23歳までに死に至る。
ヒロイン、セレスは関わる者全てを不幸にしてしまうことから「死神」と呼ばれる。
人生を嘆いた少女が自ら生を終わらせようとした瞬間、「死の番人」だと名乗る男が現れる。
死神に魅入られた者の運命は絶望だと知らずにーーー。
ついにイヴルート絶望エンドクリアしてしまった…
イヴルートに入るまで3人クリアしなくてはいけない分期待が大きかったが、その期待をだいぶ超えたストーリーだった。
3人の話の中で物語の背景や連続殺人鬼の正体がわかったあとのイヴルートという展開がすごく良かった。
(攻略を見ずにマティス→シアン→リュカの順でクリアしたが個人的にはこの流れで正解かなと思った)
長髪で、声が斉藤壮馬さんというだけでもう最高。俺たちの最高壮馬。
誰にでも優しい便利屋(クルーン)のイヴ。
連続殺人鬼(ブロー)にすら慈悲の心を見せる。
最初は「誰にでもにこにこするなんて八方美人だ」なんて思っていたが、絶望エンドをクリアした今振り返るとあれは同族嫌悪だったのかもしれない。
幼少期、セレスによる死神の呪いで火事に巻き込まれ顔の半分が焼け爛れてしまい、ある時から仮面で隠す生活を送り続けていたイヴ。
人々から醜いと言われ続けても人を恨まずあいし続けることを決意する。
大人になったイヴはクルーンとしてアルペシェールの国民たちの信頼を得ていた。
理由は違えど、私も幼少期から母親に愛されてると感じたことが一度もない。
イヴが人々にあいを送る理由を知った時私もこれだと腑に落ちてしまった。
今まで八方美人な自分が嫌いだった。
私はイヴほど優しくはないけれど、職場等で敵を作らないように生きてきた。
頼みごとをされても理不尽なものでない限り嫌な気分になったことが一度もない。
それで誰かに嫌われても特になにも感じないどころか最初からなにも期待していないので、でしょうね、で終わる。
最初から、きっとこの人にも嫌われるんだろうなと無意識に壁を作るところから人間関係が始まる。
でもそれは雪ノ下雪乃が…。(以下略)
戦いの末、セレスは守れても大切な友人を全て失った挙句最後は死神の呪いで炎に焼かれてしんでしまい絶望エンド終了。
救済エンドをクリアしたらまた感想を書くと思う。
イヴのことが好きすぎてリライバーの暴走で死んでしまったヒューゴ。
あんなに嫌っていたセレスにイヴを託して死んでしまう切なさといったら…。
終ヴィルはBL要素もあって素敵ですね。