【鬱アニメ】BANANA FISHを見よう
BANANA FISHを見たことがない方は是非見てください。
見たら1週間は引きずるのは確定。
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。
ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。
時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。
二人はともに“バナナフィッシュ”の謎を追い求めることに──。
(Wikipediaより引用)
ギャングの話なので人がたくさん死ぬ。
重要人物だろうなって思ったキャラもあっさり死ぬ。
かなり鬱要素強めの綺麗な物語である。
ネタバレしてしまったらかなりつまらなくなる作品だと思っているのでネタバレを伏せて感想を言うとしたら、
私はこの作品を見て号泣し、作品の名の通りしばらくBANANA FISHの中毒になっていたに違いない。
そしてEDテーマである「Prayer X」
King Gnuさんの曲。
歌詞がアッシュの心情すぎて涙が出る。
IQ180もある頭の良すぎるアッシュ。まさにギャングスター。
なんでもそつなくこなすし、頭もきれて強いのでどんな状況も切り抜けられるが、幼少期のトラウマを抱えている。
その強さの裏はとても繊細なのだとわかる歌詞である。
まずは9話まで見てほしい。話はそれからだ。
以下ネタバレ注意。
ここからはネタバレを書くので見る予定のある方はUターン。
ラストにアッシュが殺されるシーンは驚愕だった。
見終えた後、いろんな人の考察を見てしっくりきたものがあった。
それは、因果応報説。
この作品に出てくる登場人物で、誰かを殺したことがあるキャラは必ず死んでいるというもの。
英二は誰も殺していないので死なないで終わる。
最後に英二とアッシュが会ったのはどこだと思い、数話前からまた見直して泣いた。
英二がアッシュに日本語を教えるシーン。
「さようなら」を教えた瞬間に襲撃が来るので、これを最後にふたりはもう2度と会うことができずに離れてしまう。
(その後の病院は一瞬すぎるからカウントしない)
そして斉藤壮馬さん、ラオの役はやりたくなかっただろうなと思ってしまった(笑)
見終えた後、アッシュの幸福はあったのだろうかと考えた。
日本へ必ず行くと約束はしたものの、実際にアッシュが日本へ渡ることができるとは限らない。なぜなら犯罪者だから。本人だってそれはわかってたはず。
だが、これから起こりうる苦難を考えるとあそこで殺されて良かったのかもしれないとも思う。
私はアニメイトでアッシュの生誕マグカップを買って持っている。
彼がもし生きていたら、誕生日は英二と共に出雲で過ごしていたのだろうかと思いを馳せている。
BANANA FISHは作中に登場する薬物の名前である。
この作品を見終えた瞬間からキマること間違いない。
絶望と幸福についてひたすら考えることになるだろう。
9話のショーターの死で打ちのめされ、最終回でアッシュが死ぬ。
精神的にくるアニメなので心に余裕がある時に是非。
dアニメやAmazon primeに配信されてるということなので、仕事行く前にまた1話から見ている。
英二の作ったご飯しか食べれなかったり、敵にヤマネコと呼ばれ続けるアッシュが可愛い。
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