8月15日。フォルケホイスコーレでの学びが始まりました。
アムステルダム滞在中のことやベルギーへのday trip、イタリアへの貧乏旅行、妹と別れた後のルクセンブルクやドイツの電車旅などまとめたいことはたくさんあるのですが、自分が後から振り返られるようにまずはフォルケでの毎日を優先して投稿しようと思っています。時間が前後しますが、アムステルダムやヨーロッパ旅行は余裕がある時にまたまとめます!
ドイツをゆっくり北上してデンマークへ。正しい進行方向の電車に乗れたと思ったら、途中列車の接続解除で急に電子掲示板の行き先が変わり焦りながらも、駅員さんに教えてもらいながら無事、集合場所の駅に到着。この日の一番重要なミッションは達成。
到着したは良いものの駅のどこに集合なのかは伝えられておらずどうしたらいいのかわからず、とりあえずりんごを食べてお腹を満たす。あと友だちに不安な気持ちをLINE報告しまくる(迷惑)
周囲は7割白人で、同じフォルケに行きそうな日本人もいない。さっそくピンチ。
不審がられない程度にキョロキョロしてると、大きめのリュックに飛行機とかで使う枕を持った人を発見。しかも楽器を持っている!!
(私の行くフォルケは持ち物リストに楽器が書いてあった。理由も日本人の感覚ではありえないもので面白いから今度「デンマークらしさを感じたこと」っていうカテゴリーで記事書こう)
日本語でも「〜に行きますか?」なんて聞いたことないから、30分くらいビビりまくって声をかけられず、辺りをさまよっていると、でかいカバンとIKEAの袋複数と自転車と透明なビニール袋に入れられたシーツ類を持ってる集団に遭遇。
この人たちが駅にいる限り私は置いてかれていないってことだから大丈夫と安心しながら、声をかけるのに躊躇し続けていると、集合時間の14時に…バスも来ない…
時間も過ぎたので勇気を振り絞って、「〜のフォルケ行く?」って聞いたらやっぱりそうで、めちゃめちゃ安心して感情が表に出まくった笑。ノルウェー出身で、お父さんが数十年前にここのフォルケに通ったから来たよ〜と。なんか素敵。
話しかけた彼女が、例の集団にも声をかけてくれて安心!!(そのあと、デンマーク語とノルウェー語で会話が始まり(お互いの言語が似てるから違う言語同士でも会話が成り立つらしい)置いてけぼりになるも、バスに乗れたら良いのでまあいっかと楽観。)
30分ほど過ぎた頃にバスって言われてたけどどう見てもトラックなトラックと普通車が到着。学生たちはみんな緊張してる中、呑気に口笛を吹く先生(ちなみにほとんどの日本人がイメージする先生では全くない。タンクトップに7部丈のズボンを履いてロン毛をまとめてた。)の運転でフォルケに到着。
周囲は自然しかないけど敷地も広くて、入学生がたくさん荷物を運んでいてドキドキとワクワク!!
私は普通車に乗ってトラックに荷物を乗せたのでトラックが到着するまで、部屋で待機。ルーミーの荷物はあるも、いないので早く到着してどこか行ったのかな〜、どんな子かな〜とドキドキ待機。
待っても待ってもルーミーは来ないので、荷物を受け取りにエントランスに戻り、付近で待機。受け取ったはいい物のデカ過ぎてエレベーターもない学校兼宿舎には運べず手伝ってもらいました。
「こんなでかいケース初めて見たよ」
「店員さんに一番でかいのどれですか?って聞いたからね」
っていう会話で程よく緊張が解ける。
校内の庭に名札をもらいに行き名乗ると、
「ゆうな!!私がルーミーだよ!」と声をかけられ、
突然の出会いに戸惑い、Hi!くらいしか多分言えてなかったと思う。
(塩対応すぎて申し訳ない)
(後々話すと彼女は前のセメスターでも勉強してたらしく、今回は受け入れ準備や案内を担当してた)
その顔写真を撮って、
(次の人並んでるのに)カメラマンしてた先生に名前の意味を聞かれ、少し話して、
飲み物とケーキ食べな〜と言われるも、色んなことが一気に起こりすぎて精一杯になる&人見知りをぶっかまし、一旦部屋に避難して、家族や友だち、お世話になった人に到着したことを連絡。
その後は説明会。全体の会は基本的に先生がデンマーク語で話し、international studentsはイヤホンをつけて翻訳してくれる音声を聞く感じ。英語でさえも全然分からず撃沈し焦りまくるも、後半はもう諦めて眠気との戦い。
その後は学校ツアーで、トイレに行きたいけど今行ったら迷子になると思っていけず、めちゃめちゃ耐えながら説明を聞く。
私の生活グループは25人くらいで、私以外は白人なので私の顔を見て「英語で話すね〜」と言われたり今までに生きたことない環境でで生きてる〜!!と実感。
その後はやっとディナー!!!昼頃から入居でバタバタしていたのでみんなすごいお腹空いてそうだった。だけど食べる前に歌うのがフォルケの鉄則なので歌の解説と練習を重ね、やっと食事にたどり着く…
他のフォルケに行った友だちからご飯が美味しくない日もあったと聞いていたのでずっと心配してたけど、めちゃめちゃ美味しくて、veganオプションもあって最高でした。
(ノンヴィーガンのおかずが一種類あり、同じような味付けのおかずがヴィーガン対応で提供されるので「ヴィーガンオプションがある」と言うよりは「ノンヴィーガンオプションがある」のほうが個人的にしっくりくる。)
夜は体育館に集まり、みんなで踊ったり真似っこゲームのようなものしたり、お題に合わせて列を作ったり(アルファベット順、爪の大きい順、きょうだいの多い順、この学校から家が遠い順…)してアイスブレイク。雰囲気は打ち解けたものの、私は早速リスニング力のなさに、緊張が走る。「まあ周囲に聞いて行き抜けばいい」と自分に言い聞かせてやりすごす。
夜はもうクタクタで、ルーミーと大体の日本人は夜にシャワー使うんだよ〜と話してシャワーを浴びて爆睡。
と言うことで無事サバイバルできたよ〜という報告でした。