子供のSOSに気づいて
こんにちは、ゆなねこです
(虐待)という言葉自体はここ数年でかなり耳にすることが多くなったのではないでしょうか?
私は記憶にあるものだけでも小学2年生の時には母親からの虐待を受けていました。
元々目の病気を抱えていたため、一年の半分くらいは入院生活を送っていました。
そのため学校にもまともに通えず、普通の子たち以上に母親との距離は近かったです。
最初のうちは直接的な暴力はそこまで酷くなかった気がするのですが、段々と虐待はエスカレートしていきました。
でも親子間の距離が近すぎたからこそ、側からは事実に気付かれず、また母親は外では役員をやったり、運動会のお弁当は全て手作り、入院中は毎日付き添いをする…
そんな人でしたから、周囲からは「完璧なお母さん」と思われていました。
しかし実際の状況は酷く
言葉の暴力による心理的虐待
身体的虐待
性的虐待が毎日のように繰り返されていたんです。
しかし誰も気付かない…
いや気づこうとしない。 家族も無関心。
よくニュースなどで虐待で亡くなった子供さんの話になると
「気付かなかった」
という大人がいますよね。
でもそんなこと有り得ないと思うんです。
子供は何かしらの方法でSOSのサインを出しています。
あくまで私の話にはなってしまいますが、私の場合は
いつでもぼーっとしており、集中力がない
→これは睡眠時間を適正に与えてもらえなかったから
不自然な箇所に痣がある
中3で全盲になってからは、点字を使用するようになったので、母親にはその文章は読めませんでした。
だから生活ノートやテストの答案用紙の中に、メッセージを残したこともあります。
いつでも疲れており、オシャレの一つもしない
これだけのことがあっても、自分が怒られる一方で踏み込んでくれる大人はいなかった…
言葉でSOSを出せなくとも、表情や言動、身なり
黙り込んでしまう子もいれば、それとは全く逆ですごく暴力的になる…
様々なサインはあると思うんです。
虐待をされてる子供達が逃げるなんて困難です。
またそのような環境におかれていると、
自分が悪いんだ…
私が我慢すればいいんだ…
そうやってどんどん自分の殻に閉じこもってしまいます。
家庭の問題に踏み込みにくいというのは私自身社会人としてわからなくはないです。
でも、もし「おかしいな」と思うことがあったら慎重に様子を見てあげてください。
子供を救えるのは大人しかいないんです。
あくまで私の経験を基にした考えですので、情報として足りない部分もあるかと思いますが、皆さんに考えてもらえるとありがたいです。