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【ちばの音なみ】佐倉ハーブ園

千葉県の魅力的なスポットをオリジナルのアンビエントミュージック作品で発信する『ちばの音なみ』。これは株式会社千葉興業銀行さん(以下「ちば興銀」)と私、ゆうなみによるプロジェクトです。
今回、第2弾からはここに地元の企業が加わります。地元の企業・地元アーティスト・地元の銀行で協同し、地元だからこそ、日頃感じているその魅力を発信していきたいと思います。


ちばの音なみとは

ちば興銀さんは1952年(昭和27年)の創立以来、千葉県で70年以上地元に貢献されている地方銀行です。ちば興銀のみなさんはとても優しくて親切な方が多く、地元愛に溢れています。『ちばの音なみ』プロジェクトは、ちば興銀さんの千葉県の魅力は「もっと自分たちの身近にあるはず!」千葉県の魅力を地元の銀行として、「今までにない心に残るような方法で多くの方に千葉の魅力を伝えたい!」という想いと、ゆうなみの「水辺や里山など自然から感じる心地よさや、その場所で暮らす人々の想いを音楽にのせて、その魅力を多くの人に伝えたい!」という想いが重なり生まれたプロジェクトです。

そのようなちば興銀さんとゆうなみの想いを音楽付きカードにして第1弾「幕張の浜」がスタートしました。

ちばの音なみ第2弾!地元のコラボで千葉の魅力を発信

今回、『ちばの音なみ』プロジェクトにご賛同頂いたのが千葉県佐倉市に本社を置く株式会社常磐植物化学研究所さん(以下「tokiwa」)です。tokiwaさんも国内外で大きく社会に貢献されている企業ですが、一方で、2007年より地元佐倉市の本社周辺の毎月の美化活動や、佐倉秋まつりなど地域イベントへの積極的な参加など、地元との繋がりも非常に大切にされています。
『ちばの音なみ』第2弾は千葉県の魅力を伝えたいという、地元の企業×地元出身アーティスト×地元の銀行の3者の協同プロジェクトとして、千葉県の魅力を発信します。

第2弾の舞台は「佐倉ハーブ園」

佐倉ハーブ園内にて(2024年4月撮影)

tokiwaさんの運営されている「佐倉ハーブ園」は、広く市民に公開しています。第2弾はここを舞台に制作しました。佐倉市は私、ゆうなみの出身地です。地元以外の方も連れてきたくなるような素敵なスポット「佐倉ハーブ園」の魅力を音楽作品づくりを通じてご紹介していきたいと思います。

常磐植物化学研究所(tokiwa)の歩み

佐倉ハーブ園を運営するtokiwaさんは、今年で創業75周年を迎えられます。社会に役立つ植物成分(ファイトケミカル)の新たな価値の創造や、植物のちからを引き出すことで、植物化学の専門企業ならではの製品とサービス(受託製造、分析、課題解決)を提供され続けています。

佐倉ハーブ園内にて(2024年4月撮影)

創業当時から社会に貢献することを大切にし、今もその想いは引き継がれています。近年では、本社サステイナブルマテリアリティ(非財務重要課題)を『生かされる』とし、植物に日々感謝し地球環境へ配慮することで、社会や地球、植物から生かされる人・組織・会社を目指されています。

佐倉ハーブ園内にて(2024年4月撮影)

私自身、何度もtokiwaさんを訪問させていただいていますが、スタッフの皆さんとお話していると、そこに生きる植物や虫たちへの愛情が伝わってきて、心洗われる感覚になるのです。そしてビジネスの枠を超えて、社会の中で生かされるという意味を、地球規模で考えさせられます。

社章として身につけられている「八紘一宇」の意味合いも深く、とっても大切な価値観を思い出させてくださいます。

社章「八紘一宇」tokiwa資料館より引用

「八紘一宇」とは天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと、つまり世界平和の理想を掲げたもの。

社章「八紘一宇」tokiwa資料館より引用

「佐倉ハーブ園」について

佐倉ハーブ園」は1996年に本社敷地内に開園されました。2004年に現在の場所に移設され、約5000m²の広い敷地に薬用植物や生活に役立つハーブなどが揃っています。

佐倉ハーブ園内にて(2024年4月撮影)

寄植え体験教室などのワークショップをはじめとする様々なイベントも開催され、昨年は私もコンサートを開催させていただきました。

佐倉ハーブ園コンサート開催時の様子(2023年10月)

ハーブ園隣接の「sakuraヘルシーテラス」がオープン

この春、「佐倉ハーブ園」に隣接して「sakuraヘルシーテラス」がオープンしました。ここは『ウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)』を体現する場所として、元々倉庫だった空間をリノベーションして作られた施設です。

店内はナチュラルな内装でリラックスできる空間が広がっており、「佐倉ハーブ園」の四季折々の景観を楽しみながら、ランチやフリースペースとして利用することができます。私も打ち合わせで何度か利用させていただきましたが、窓が大きく自然光がたくさん入ってくる場所で開放感があり、とても居心地が良かったです。

平日11:30-13:30はサラダバーと日替わりランチを楽しめます

「佐倉ハーブ園」を舞台に楽曲制作

「ちばの音なみ」音楽作品は、今年3月から5月にかけて制作にあたりました。環境音の収録は3月上旬と下旬、4月中旬の3回、いずれも日の出前の時間帯から行い、春を迎えた「佐倉ハーブ園」は時を追うごとに少しずつ鳥や虫の声で賑わってくる様子が感じられました。撮影は4月中旬の早朝から行いました。

佐倉ハーブ園内にて(2024年4月撮影)

ゆうなみがプロデュースする即興演奏と自然環境音が融合した音楽作品で、素敵な「佐倉ハーブ園」の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。

3曲の組曲としてリリース

「佐倉ハーブ園」の持つ様々な魅力を表現したくて、3曲の組曲仕立てにしました。

1曲目:「アロマ」
「佐倉ハーブ園」に足を踏み入れた時に包まれる、植物の香り。季節によって変化していくこともあり、毎回訪れるたびに違った感動を与えてくれます。静けさのなかに、心豊かな時間が流れる様子を表現した作品です。3月下旬に収録した環境音と組み合わせています。

2曲目:「tea party」
ハーブ園を訪問した時のこと、摘みたてのハーブでハーブティーを淹れてくださいました。ご案内してくださる専門家の方々が情熱を持って植物のことをお話してくださるので、つい時間を忘れてその世界観に入り込んでしまいます。4月中旬の環境音と組み合わせ、そんな楽しい雰囲気を曲にしました。

3曲目:「時を超えて」
75年もの歴史を繋いできたtokiwaさんの道のりを想像しながら、原点にある想い“社会・地球・植物から生かされて、今がある”といったことに想いを馳せ、感謝の気持ちを込めて歌いました。春を迎えたばかりの3月上旬の静かな環境音と組み合わせています。

QRコード付きカード

「ちばの音なみ」では千葉の魅力が伝わる環境音を、風景とともにお届けできるよう音楽作品にし、千葉の魅力的な風景をカードにしています。今回も、完成した作品が聴けるカードをつくりました。カードの中にあるQRコードを読み込んでいただくと、その音楽作品が視聴できる仕掛けとなっています。

QRコード付き「ちばの音なみ」カード(左:カード表面・右:カード裏面)

カード表面の緑の奥にある建物は「sakuraヘルシーテラス」です。
ぜひ、風景写真を楽しみながら、音楽を聴いていただければ嬉しいです。こちらのカードは「sakuraヘルシーテラス」をはじめとするtokiwaさん関連施設や、ちば興銀さんの採用活動等、一部ゆうなみのコンサートにおいて配布予定です。

★「Ambient ad lib 佐倉ハーブ園」ダウンロードはこちら

2024年6月bandcampサイトにて作品リリースします。
こちらでは一定回数無料でご試聴いただけます。ご購入手続きをしていただくとダウンロードできます。

「Ambient ad lib 佐倉ハーブ園」
1.アロマ/ aroma
2.tea party
3.時を超えて / beyond time

singer : Yunami
pianist : Mariko Masuyama
music : Yunami&Mariko Masuyama
recording : studio happiness
販売金額:750円(+αで応援していただくことも可能です)

最後に

『ちばの音なみ』プロジェクトはちば興銀さんとゆうなみからはじまった小さなプロジェクトです。その『ちばの音なみ』に、今回はtokiwaさんという心強い仲間が加わりました。この繋がりは点となり、やがて線となり…少しずつ、少しずつ、その想いはやがて大きな絆となることを期待しています。
今後も『ちばの音なみ』プロジェクトを通じて地元を愛する仲間と繋がり、千葉県の魅力をちば興銀さんと共に発信してまいりたいと思います。第3弾もお楽しみに。