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金色とブラックブルーとストロベリークォーツ_【見てきた夢の光景】

 大きな 三角形のきらきらした金色の枠の中に、薄い水色の小さな三角形がいくつか見える。その三角形は立体のようにも見えた。
 私は気になる人(女性)を泊まりに誘った。その人はスマートでタンザナイトみたいなイメージ。
 また次の日、私は別の気になる人(女性)を泊まりに誘った。その人は、力強くて水晶のようなイメージ。ピンク色も見えた。
 その人は誘いに応じてくれたが、自分のやっていることが取っ替え引っ替えみたいな感じがして、少し悪いことをしている気持ちがあった。
 自分の気持ちが後ろめたいものを持っていたからか、その人が泊まりにきている時は、自分のことがスムーズに動かなかった。

 私は外に出た。向かった先は、私が通っていた中学校の校庭によく似た広場だった。外は薄暗かった。何本かの木が端に植えられていて、それ以外はだだっ広く平地が広がっていた。
 校庭に入ると、視線の先に黒鳥のような孔雀のような鳥がいた。それを見ながらそういえば、誰かがここに黒い鳥がいると言っていたが、これのことだったのかと思いながら興味津々で近づいてみると、それはまぁ美しい鳥だった。黒い体に黒い羽。そこに赤と緑色の糸で刺繍をしたかのような美しい模様が見えた。一羽だけかと思ったら近くにもう一羽いて、その一羽は黒地に紫色の模様があった。その紫色の一羽が先ほどの黒鳥の背中に飛び乗った。二羽ともとても神々しく美しかった。
 そして、その鳥から目を離すとこの校庭の光景の美しさに気がついた。薄暗くも周りには民家や建物が見えるはずなのに、眺める限りそういうものは全く見当たらず、空が広く雲が思う存分渦巻いていた。その光景と感じるものがとてものびのびしていて心地よく、こんな近くにこんな場所があったなんて! ととても嬉しくなった。今度から、何かあったらここに来よう。
 ぐんぐん先に進むと向こうから花で覆われた半球体の物体が戦車のように砂埃を立ててこちらに向かってくる。それから逃げるようにこちらに向かって走ってくる人が何人かいた。私も一緒になって走り、校庭から出た。

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 知人数人と本屋に入った。見て回っているとそのうちの一人がBちゃんの求めていた内容の本をすっと引き出した。ドライビングの本。ストロベリークォーツのような全体的に薄い赤い色の表紙で雑誌ほどの薄さ。それをみたBちゃんは、わーっと言って喜んで手に取り、レジに向かった。
 反対側の棚に回り込んで見ていると、手作りのノートのようなものが忘れ物のように、並べられた本の上に伏せられて置かれていた。それを開いてみると、やはり手書きで何か記録なのか作文なのか書かれている。そこに、専門学校で一緒だった記憶のある「山崎うさぎ」という名前が書かれていた。「うさぎ」は確かあだ名だったと思うが、真っ先に彼女を思い出した。なんで当時のものがこの本屋に無造作に置かれているのだろう。向かいにいる同じ学校に通っていた友人に、これってうさぎちゃんじゃない? って思わず声をかけようとしたが、本文のなかに「コロナ」という文字を見つけて、これは当時のものではなく現在のものだと思って、やめた。

                              //夢ここまで

at 20210311

〜筆者雑記〜
 細かいところを忘れてしまうのがとても惜しい。断片的なイメージとその時感じていたおおまかなところを書きだしました。初めの章と次のものが続いていたのかどうかも忘れちゃった。
 とにかく黒鳥がキレイで、黒鳥がいた場所もスッキリとしたいい場所で本気でいい場所見つけた! って思ってこれから何度も来よーって思ってたのに、これが夢だったというのが本当に残念でなりません(泣)。

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