界隈チュートリアル① 古びたシャツ・古びたズボン・木の剣
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本記事には成人向けコンテンツ(緊縛,SM)が含まれます。
未成年の方は閲覧しないでください。
成人向けコンテンツの扱いと未成年への対応に関する私見は、こちらの記事にまとめています。
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いわゆる”緊縛界隈”に入って3ヶ月目の界隈赤ちゃんとして、最低限知りたかったことをまとめようと思いこの記事を書きました。
あくまで一初心者、一受け手としての一つの意見に過ぎません。
最後の項目でも書きましたが、私の考え方も信用に足るものではありません。私もまともな人間じゃないかもしれないからね。
先輩お姉さま・お兄さま方で何か教えてくださる方がいらっしゃれば、みんなが見られるようにコメントを残していただくか、Twitter(新X)で連絡をいただければ更新していきます。
大人の遊びは危険度が高い
私は元々音声〜催眠界隈の大人の遊びを覗いており、色々あってSMから緊縛に立ち入りました。
成人に限定されている遊びは危険であり、その危険に伴う責任を自分で取らなければならないからこそ大人の遊びなのだと思います。
今まで私が大きなトラブルに巻き込まれずに遊んでこられたのは、お相手や界隈の先輩方の優しさ、そして何より運が良かったためだと思います。
何人かの方には本当にお世話になりました。この場を借りて感謝いたします。
緊縛界隈
元々大人の遊びを覗いていたので、SMから緊縛に立ち入った時にも大人の遊びは危険!という認識はあり、その危険に伴う責任は自分で取る必要があることも理解していました。
ただ、最初に縄で遊んでもらったときには緊縛特有の危険については全く知りませんでした。
相手の方は本当に良い方で、後から考えると色々配慮してくださっていましたし、なんだかんだあれより良いプレイは未だ経験していません。
ただ、そういった最初の経験を入り口に緊縛界隈に足を踏み入れる可能性を考えると、プレイ前に知るべきだった情報は沢山ありました。
私のようにSMから緊縛に入った人は特に痛みを欲しがりがちだと思いますが、緊縛では場所が悪いと全然痛くない(=耐えられる)程度でも大怪我になってしまいます。
安全講習や啓蒙活動をしているところで、危険性の一部について知ることができます。
安全講習を受けるうちに、トラブルになってしまった時に相談できる場所が見つかるかも知れません。
これは非常に偏った個人的な考えですが、100%安全な緊縛など存在しないと思います。
だから、万が一事故が起きてしまってもこの人相手なら呑み込める(相手方の対応も含めて)と思えるような相手の縄だけ受けたいと思っています。
SM界隈
あまり知りません。私の方が知りたいです。
少なくとも自殺行為だと思うこと
言い訳図鑑
全く本質的ではありませんが、社会生活を送る上で嗜好をオープンにしないのなら、痕について聞かれた時の言い訳も考えておきましょう。
痕の種類ごとの言い訳はこちらにまとめています。
人格見極めスキル
こちらも私が知りたいくらいなのですが、私が使っている方法をいくつか書いておきます。
総じて、手綱を手放さない、すなわち自分の力で状況をコントロールできる状態にしておくことが大切だと考えています。
緊縛やSMプレイでは自分の肉体的な自由が奪われることがあるため、相手がどういう人間で、どういう場合にどういう行動を取るのか把握してから関係性を深めるよう心がけています。
(あまり経験がありませんが、催眠であれば自分の精神的な自由が損なわれる場合もあるかな?)
つついてみる-平常状態
相手のペースに乗ったコミュニケーションでは、相手が見せたいものしか見ることができないと思います。
だから、自分なりに相手をいろんな方法でつつく方法をよく使います。
感覚的なもので言語化しづらいのですが、コミュニケーションのキャッチボールで、相手から投げられたボールを相手が受け取りやすいよう投げ返すだけではなく、少し挑戦的なボールを投げてみる感じです。
相手の予想から外れたボール(会話や言動)で相手を少し動揺させ、その返しで相手がどういう人間かを測ろうとします。
自分の中の倫理観ではこれが理想的、という返しから、相手の行動がどれくらいずれているかを確認し、相手の行動原理を推測していきます。
相手の行動パターンを理解することは、万が一相手との間にトラブルが発生した時に、自分の対応がどのような相手の行動に繋がるかの予測精度を上げる点でも重要だと考えています。
つついてみる-異常状態
相手に余裕がある時には、うまく外面だけ繕われてしまう場合もあると思います。
何かに怒っている、飲酒時など何か軽度の状態異常になったときの相手はどんな人なのか、プライベートな関係になる前に見極めたいと考えています。
自分が従いたいと思える相手にだけプレイさせる
その上で、今でも心に留めている、最初にプレイしてもらったお相手にかけられた言葉です。
『自分が本当に心から従いたいと思った相手にだけプレイをさせなさい』
自分の信じた道を歩め
界隈にいればいるほど、何を信じれば良いのか分からなくなることがあると思います。
偏見の塊として言うと、まともな人間はこの界隈にはいません。色々な意図を持って色んなことを言ってくる人ばかりです。
誰の言うことも絶対じゃないので、色々な人の話を聞いて、自分なりの見方を作り上げていくしかないんじゃないかな、と思っています。
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