子育てと仕事は両立出来ない
子育てと仕事の “両立” という考え方を辞める
「子育てと仕事を“両立”させよう」
多くの方がそう思っているのではないでしょうか!😃
なぜなら
「子育てと仕事を両立できる求人多数掲載!」
という転職サイトや
「子育てと仕事の両立の仕方」
のような本がたくさん出ているので
そう考えますよね。
しかし、ワンオペで子育てをし、
仕事もあきらめたくないという
バリバリキャリアを目指す両立は
絶対に不可能です🙂
(御幣がありそうなので、
一部のパワフルママを除き、不可能です、としときます笑🤭)
今自分がおかれている
「子育てする環境」と「働く環境」を
考えてみましょう💡
まず「子育てする環境」について🙂
日本では保育園の待機児童問題があります。
解決されたように見えますが、
待機児童ゼロのはずの地域で「保育園落ちた」という声があったり
統計の取り方、待機児童の定義が変わり、
数字の誤魔化しがあるように思えます。
仮にどこかしらに入園できたとしても、
ママが保育園を選べる環境ではなく
合格通知のもらえた保育園にいくしかありません🤔
また、子どもが体調不良の際は保育園に頼れないので、
ベビーシッターや病児保育を利用せざるを得ませんが、
料金や施設数の問題があり、
多くの方にとって利用しやすいものではありません。
では「働く環境」はどうでしょうか🙂
男女平等ですか?
一般的に日本のサラリーマンは週に5日
9時から18時まで8時間勤務をし、
定時で帰る方は少ないと思います。
夫婦ともに家から会社まで1時間かかるとしましょう。
そういう家庭が共働きしようとすると
どんなに少なく見積もっても、
1歳や2歳、3歳の子どもを
朝8時〜19時まで預けることになります。
普通にやってると
こんなに長く預けることになるのに
どうしてそれについて問題視されないのでしょうか?
テレビ番組である女性が、
そんなに長く保育園に預ける母親は、母親失格だと発言をしたこと
ご存じでしょうか?
てめえが人間失格であり、問題点すり替え野郎ですね。
では給与はどうでしょう?
増税に次ぐ増税で手取りが増えません。
終身雇用は崩壊し、退職金は減額、
年金制度は破綻するといわれています。
日本政府は、積立NISAや iDeCoを推進、
フルタイム夫婦共働きを奨励し、
副業をしろと言っています。
昨今話題の副業を政府が推進している経緯としては
・キャリア形成ができる
・自己実現を追求できる
・所得が増加する
などがありますが、実際に副業されている方にその理由を問うと、
「生活費を補うため」という方が半数を超えます🫣
共働きをした上で副業をしないと
家庭を維持できないというのが日本の実情です。
それでは海外ではどうなのでしょうか?
オランダでは週4勤務(週32時間)が定着しており、
子育て中は夫婦ともに週3勤務のパートタイマーになるのが普通です。
父親がフルタイムで母親は時短勤務になり子育てもこなす、
ということではなく、
父親、母親、同じように仕事も子育てもします。
日本より男女平等に見えますね🙂
さらに驚きなのが、
パートタイム勤務でも正社員なので、
待遇はフルタイム勤務の正社員と変わらないのです😊
ノルウェーでは基本的な就業時間が8時〜16時までです。
ほとんどの人は残業せず、定時であがります😊
そして、「パパ・クオータ制度」というものが導入されており、
国で定められた育休の一定期間を父親に割り当てられ、
その期間は父親しか取得できません。
父親が育休を取得しないと
母親が育休を取得する権利を失う決まりなので
取得率は90%です😉
さらに、育休中(44週間以内)の給料は100%支給されますし
復帰後、職務の降格や減給処分は禁じられているため、
育休前と同じ職場・同じポジションに戻ることができます😊
保育園の制度も素晴らしいです👏
1~2歳のクラスは
日本では子ども6人に対し保育士1人ですが、
ノルウェーでは子ども3人に対し保育士が1 人、
3〜5歳のクラスでは
日本では子ども15人〜25人に対し保育士1人ですが、
ノルウェーでは子ども6人に対し保育士が 1 人と決められています🙂
今回例に挙げた2つの国は、
子育てと仕事どちらも出来るように
環境が整備されているのが分かります👏
こういう環境でしたら両立できますが、
真逆の方針を打ち出す日本では両立は不可能なのです。
どうやって両立するか?
ではありません。
子育てと仕事の両立は不可能な環境なのです。
それを分かった上でどうすべきかを考えることが大事です。
子育てと仕事、どちらが大切か
・夫が家事育児を、自分以上にやってくれる
・両親が近所に住んでいて
全面的にサポートしてくれる
・自営業で、生活に困らないほどの収入がある
このような状況である場合を除き、
子育てをしながら、バリバリ仕事もこなすのは至難の業です。
ではどうするか。
子育てと仕事のどちらかを優先し、
優先しない一方の時間を可能な限り短くすることです🙂
私は、仕事はブレーキをかけてもどうにかなるが、
子育てはどうにもならない
という考えです🙂
そのため、仕事の時間を出来るだけ短くする方法を考えます。
まず以下について考えます。
・1日(週に)何時間働くことができるか
・今まで何をして稼いできたか
・会社員、またはフリーランス、副業
どのやり割合でやると効率的か
例えば、本業で保険の営業をやっていた方の場合、
副業でも営業をするとします。
今まで
会社員:週5日(8h/1日)
だった所を、
会社員:週3日(7h/1日)
副業:週1日(7h)
だったり、
会社員:週5日(5h/1日)
副業:週5日(1h)
などに変えた方が稼げる可能性があります😉
今の会社では、こんな働き方が無理、など色々あると思いますが、
まずどういう働き方が理想なのか考えましょう🙂
考えなければそれを実現することはできないので
想像で良いので考えることが大切です💡
そしてそれをどうしたら具体的にできるか考え
徐々に実現していきます。
誰でもできる副業方法はまた、別のnoteに書きますね!✨
好きなことを仕事にするべきか
現在、好きな仕事をして
好待遇、高収入で働けている方はそのままで良いと思います👍
しかし実際はそうではない方が多いでしょう🥲
入社時は、これが自分のやりたいことだと思って初めても、
仕事としてやり続けるうちに
本当にやりたいことだったのか
分からなくなることがあると思います。
仕事とは本来
誰かが「やりたくないこと」「出来ないこと」を
代わりにやってあげて、
その対価をもらうことです。
だからこそ、料金の交渉をしやすいのです。
自分が好きなことを仕事にしている方は
「やりがい」があるから長時間労働や低賃金でも仕方ない
というように思い込み、
やりがい搾取され、
料金の交渉がうまくいかないことが多いように感じます。
ついつい
「給与が低くてもやりたい仕事だから、その会社に入りたい」
と思ってしまうのです。
会社に所属する以上
あなたの時間を切り売りすることになります。
無理に「好きなこと」を仕事にする必要はなく、
無理なく続けられ、
給与も満足できる仕事を選ぶと
良い選択ができるのではないかと考えます💡
また、フリーランスになるかどうかは
よくよく考えてくださいね😗
何を考えるかというと、
目先の利益より、「税」です💡
長くなってしまいましたので、
今回はここらへんで🥰