ピッチに立てなかった夏大
どうも、ゆなぴです!
女子サッカー部の3年間をぎゅぎゅぎゅっと。
ゆなぴって呼ばれるようになったのも、女子サッカー部にいる仲間が呼んでくれるようになってからだったな〜。
あだ名ってなかったから、うれしかった。
今まで、ちゃん付されることが多くて距離が遠くかんじていたけど、先輩たちも呼び捨てで呼んでくれて新鮮でうれしかった。
女子サッカー部では、基礎らしい基礎は先輩たちに教わった。インステップは、地面の土を掴んで足を固めてボールに当てること、ボールは諦めずに取りにいくこと、ボールが欲しかったら声を出すこと。
中学は、バレー部で特にクラブチームに入ったりもしてなかった私は、ついていけるか心配だったけど【すき】って言う気持ちだけが心を動かした。経験者もいたけど、初心者もいて安心してサッカーができる環境だった。
いろんな都合で人も入れ替わったりした。
正直、走るのもすきって言うほど好きじゃなかったから、練習がえらかったしきつかった。
しかし、走り続けると限界を超えることができ
全然苦じゃなくなった。魔法みたいな時期もあった。
練習前に、同期でバー当てをするのが好きだった。練習終わった後もバー当てをしてバーに当てれないと帰れません!してた。
1人じゃないから、楽しかったし
上手くいくプレーがあったら褒めてもらえて嬉しかった。ダメなプレーをしたら何がダメだったか叱ってくれる(あんまり、好きじゃない時期もあったけど)顧問の先生のおかげもあって上達したように感じた。
女子サッカー部に大感謝だ♡
今になったら、私めちゃめちゃ弱いって思うエピソードを一つ。
曖昧な記憶だけど、練習でオフェンスとディフェンスに分かれてディフェンスはコーンを守らなきゃいけないって言うのをした時に先輩の強烈なボールを腕でガードしようと思って真に受けてしまって腕が折れた。
私の腕、弱過ぎだった。(笑)
小学生の時には、町内会のリレーの選手決めで夏休み明けに久しぶりに走って転んだ時に変なつき方をして右は折れて、左はヒビが入ったことがある。
弱すぎる。
夏大前も、軽い肉離れをおこしてしまって
友達と一緒に悔しくて泣いた日もあった。
絶対、交代させられないようにがんばろねって誓った日。
そして、最後の夏大。
私たち、3年生は私のおじいちゃんの車で
試合会場に向かった。
わくわくとどきどきと、みんなで1日も長くサッカーやりたいなって言う想いと。
しかし、思いもしないことが起きた。
高速を降りようとしたとたん、、
ばぁーーーーーーーーーーーーん。
後ろのトラックに追突されたのだ。
幸いにも、大きな怪我はなかったが
とてもこのあと、試合ができる状況じゃなく。
代わりがいない私たちは試合を
【棄権】した。
私たちの3年間は、幕を閉じたのだ。
ここまでやってきたのに、最後のピッチに立つことができなく悔しかった。
みんなで1日も長くサッカーがしたかったし、
ここまで成長させてくれた顧問の先生にも恩返しがしたかった。
女子サッカー部がすべてだった。
自分が飾らずにいれる初めて見つけた居場所。一緒にいれば意見のすれ違いもあったし、心ないことを言ってしまう日もあったけど人としてすごく成長できた3年間だった。
大好きな【仲間】とボールを追いかけた日は、
私にとって宝物だ。
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