エビデンスに基づく確かな医療で患者様とつながる、歯科医院のロゴを制作
KOZAKIKAKU.Incの『コレデ』というサービスにおいて、新規開業されるIhana歯科大阪様のロゴを制作させていただきました。
コレデとは
クライアント・デザイナー・アドバイザーが参加する、2時間のお打ち合わせ内でロゴデザインを完成させる「リアルタイムデザイン」サービスです。
直接クライアントのお話やご意見を伺いながら、その場でデザイン制作をクライアントと共に進めていくため、通常のロゴ制作で発生するデザイン〜提案〜修正〜再提案の流れをギュギュッと凝縮してご提供することができます。
「つながり」を橋で表現
今回も、事前ヒアリングの内容とポジショニングマップ等をもとに制作するロゴイメージのすり合わせ、デザインの方向性を定めるところから2時間の「リアルタイムデザイン」をスタートしました。
今回は、ヒアリングの段階でクライアントからモチーフアイデアが複数出ていたこともあり、本番で手が止まらないようにと準備をしていたアイデア出しのラフ画をお見せしながら、モチーフの選定をしていきました。
すると、ブランドキーワードである「つながり」をイメージできる【橋】をメインモチーフとし【権威性や信頼感】を表現する、という方向性が見えてきて、橋にも噛み合った歯にも見える形状を、エンブレムに収めるというアイデアに繋がりました。
かたち→色→文字の検証
橋桁(医師と患者のつながり)の傾き、それを支える3本の柱(学問・スペシャリスト・コミュニケーション)の位置をさまざま検証しながら、橋がリアルに見える遠近感を意識しつつ、ロゴとしてのバランスを整えていきました。
合わせて色の検証とロゴタイプの選定を経てデザインが決定し、2時間のリアルタイムデザインが終了しました。
ブラッシュアップして清書、そして納品
その後黄金比を用いたブラッシュアップを行い、清書案としてご提出をしました。「根拠ある美しさ」にクライアントもご満足くださったようで、「素晴らしい見栄えで感動しています」という嬉しいお声までいただきました✨
さいごに
今回、「多くの人から美しいと思ってもらえる根拠」を言語化して知っておきたいというクライアントのご希望があっため、実は上記の清書デザインとは別に黄金比により拘ったB案もお作りしていました。しかし、クライアントに選ばれたのは感覚的な調整も入っているA案(上記清書デザイン)でした。
この経験は、比率に無理に当てこむのではなく、感覚的な調整と黄金比や白銀比を用いた調整の両面から「心地の良いカタチ」を探ることの重要性を改めて感じる機会となりました。
『コレデ』は予算や納期に制約のあるお客様にオススメなのはもちろん、デザインを依頼したものの、イメージとちょっと違った…という経験のある方にもぜひオススメしたい画期的なサービスです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも愛着を持って永くご使用いただけるようなロゴづくりに精進してまいります!