見出し画像

世界のハルキムラカミ!


大学で、1Q84 コラボTシャツをローカルの中華系の子に褒められて、しかもその子、アフターダークがベストだと言ってて嬉しくなってしまった。バス1時間待ちの間に村上春樹談義に花を咲かせる。

もう1人一緒にいた中国人は、ハルキムラカミって聞いてもあまりピンと来ていないみたいだった。中国本土ではあまり知られていないみたいだと思ったが、単に中国では異なる発音で呼ばれているせいだった。中国本土でも人気があるらしい。

彼は東野圭吾が好きだと言っていた。
最近はご無沙汰してしまっているが、昔、パラドックス13にハマっていたことを思い出して無性に読みたくなった。


こうして様々な日本文学(Japanese novels) が翻訳という壁を越えて世界に良さが伝わっていることを肌で感じる。原作も翻訳家も凄い。


そういえば、初めてマレーシアに渡航した際、トランジットで訪れたチャンギ空港の書店のランキングコーナーに習近平金言集みたいな書籍と、村上春樹の書籍が幾つも並んで置かれていて、習近平と村上春樹は同じくらい注目度が高いのかと、交わるはずのないものが交わっている光景を見た時のような、何だか不思議な気分になったこともあった。


脈絡がないが、同じ授業を受けている2人とまともに話したのは今日が初めてだった。


21にもなると、興味のない人に対して自分の好きなものは何かを熱烈に宣伝する気力もないし、純粋に仲良い人以外と「これ好き!」「えー私も!」ていう会話をすることが滅多にないのでたまに何かで分かり合えるだけで幸せになれる。



朝イチのチュートリアル、少しだけ好きになれそう(二度寝モード)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?