人間きょうふ症(リメイク)のあとがき
リメイク版『人間きょうふ症』を完成させた際、読者数名に伝えられたことがある。それは、リアルな描写が多くあると。高校生であった私は、自分の気持ちに素直になりたい、自分の理想を見つけたい、というような考えが脳裏を巡らせていて、本作品を完成させるきっかけとなった。きっと自身が位置するところを整理したいと感じて書き始めたものでもあるのかもしれない。
そして現在、大学2年目が終わる時期になり、卒業論文に意識を持っていかなければならない期間に突入する。それでもなお、私は小説やエッセイを書き続けている。メモは、1年で100通にも及んだ。アイデアは思い浮かび、表現力の評価も良いと言われ続けた。ただし、構成が苦手で小説に良い味を出すことができない。それが、この『人間きょうふ症』にも現れていると思う。
そうであっても、最後まで読んでくれた方には感謝を述べたい。今まで、本アカウントでは書いてきた小説、つぶやきを消してしまう傾向が強かった。今は、もうしないと誓う。自分の道をしっかりと歩もうと思う。
あとがきも読んでいただき、ありがとうございます。