自己紹介③大学生編「開花!自分の好きにまっしぐら」
前々回の話の続き。
大学では中3の時に出会った自分の志、
「国際問題に対し行動できる日本人を育てる」を
叶えるため、教育学部社会科教育科に進みました。
大学生活は初めての自由を手にした!
という清々さがありましたね。
これまで、優等生レッテルとイジメの経験から
常に他人の目を気にする生活でしたが
地元を離れたことで、設定リセット。
志向が似たもの同士の集まりなので
ベースラインで気も合いやすいし、
これまでに比べてかなり素の自分でいられました。
服装も、授業も、進路も、バイト先も
自分の好きなように選ぶことができ
複数のコミュニティで繋がりができて…
「フツーに、楽しめる」
それがすごく嬉しかった。
好きなものに素直でいる
この頃は、何か選択するとなったら
いつも"国際的なもの"ばかり選んでいました。
選ぶ授業は国際関係学や国際理解教育関連、
バイトは多国籍料理やさん、
サークルは留学生交流サークル、
長期休暇には海外ボランティア、、、などなど。
自分の志のためでもあったけど
異文化を知るのがとにかく面白かった。
ふだん過ごす教育学部の繋がりの中では
海外好きの人は少なかったので
「ちょっと変わり者」な扱いをされましたが、
別の場所に行けば
また同じような趣味の人は沢山いて…
自分の好きなものに素直でいたら
仲間が必ずどこかに居る。
そんなことを確かに感じることができて
すっごく嬉しかったし、安心感がありました。
他人軸から自分軸に
基準を置けるようになったことで
自分のアイデンティティが少しずつ見えてきた
そんな時期だったと思います。
卒業後はフリーター、そして住所不定無職
4年間で「やっぱり教員が天職かも!」と
確信しつつありましたが、
結局、4年時の教員採用試験は受けずに、
卒業後はNICEというNGOが主催する
「ぼらいやープログラム」への参加を決めました。
これまで先生になる事を目標に動いてきたし、
当然周りの友人達は9割以上教採を受けるので
自分だけ道を外れる不安もありましたが
4年間ひたすら自分の好きに従って動いた結果
世の中の広さや面白さを思い知りました。
もっと色んな生き方があって
メディアではキャッチできない世界がある。
それを自分の目で世界を見たくなったのです。
世界のリアルを自分の目で見て、
実感を伴った言葉で子ども達に伝えたい。
そんな想いと好奇心での決断でした。
(教員はいつでもなれるだろう、という保険もあったし)
田舎の昔ながらの家に縛られ、
どこでも他人の目を気にして生きていた私が
まさかこんなに自分の声を優先するとは。
プレッシャーが無く
自分の「好き」に従っていると
ちょっとした勇気も湧いてくるもんですね。
次回はその旅について。
今のところ、人生で1番幸せな1年の話です。