あたしの音楽の先生は「パパ」ではない
あたしは、誰に音楽を習ったかというと、パパではない。
小さな頃から、ピアノ、ベース、ギター、ドラムなどをやってきて、一度もパパに教わったことがない。
パパの仕事は、前の記事で説明したけど、音楽ホールなどを国内外で設計・施工している。
⇒ あたしの音楽環境
自宅にもドラムが2セット設置したスタジオがある。
それなのに、パパは ちょろっとギターが弾けるくらい。
【あたしの音楽の先生は】
パパの会社でも音響設計をして、レコーディングスタジオをやっている叔父。
そして、そこに全国からやって来られるプロのスタジオミュージシャンたち。
スタジオミュージシャンたちは、叔父のスタジオでレコーディングしたあと、あたしの実家に移って食事をし、そのあと うちのスタジオでセッションをして遊ぶ。
こんな感じ。
スタジオミュージシャンたちは、あたしのような女子に、教えたくてたまらんのね。
小学校、中学校、高校と進むにつれ、
教え方が笑っちゃうんだけど、完全にセクハラなのよね。
(食事してお酒が入ってるのもあると思う)
ドラムセットは2つあるのに、あたしに付きっ切りで、まさに手取り足取りの状態。
腕、肩、背中、腰、脚、全部触られる。
(だけど、胸や下腹部はないよ、念のため言っとくね)
スネアやタムの速いフィルで、脇を締めて叩くと、粒が揃って安定するんだけど、
「脇を締めて、胸を挟むようにして叩く!」と…
実際、そうやってプレイすると、
「そうそう! 胸を挟む感じ! いいねーー!!」と…
あたしは、爆笑してるんだけどね。
それが言いたくたまらんみたい。
「前から見たいからもう1回やってみて」と…
あたしは、「バカなん!?」と爆笑しながら返答してた。
しかし、教えてることは、すごく的確なのね。
表現方法がマズイだけ。
そして、指導してくれたことを実践してみせてくれる。
プロに教えるレベルの人達なので、ガチでプレイすると、鳥肌が立つ。
恋に落ちて、抱きつきたくなる。
このように、プロの現場で活躍している人たちに教わり、成長しました😊