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#25 特別で大切なひとり
日々の出来事、感じたことを書き溜めています。
日陰で休む2匹の猫ちゃん。
11月10日(日)
前日に急遽声をかけてくれた後輩と飲みに、東京駅へ。先にお店に到着しカウンター席で待っていたところ「良い女風の人がいるなと思ったら(私)ちゃんだった」と声を掛けられる。風は余計だよとたしなめる。相変わらず年下ムーブがうまい。周りの友人には話しづらいことを年上のお姉さんに相談しながら良い時間を過ごしている自分、が好きで私を飲みに誘っていることも、そんな年下の男の子が求める役割・立ち回りもしっかり心得ているので、自然とそういう振る舞いができてしまう。そういう振る舞いをさせたらピカイチな気がする。「(私)ちゃんの返しが好きなんだよね、だからそのままでいてね」「どうせちゃんと幸せになる人だから(私)ちゃんのことは何も心配してないよ」と雑なお墨付きをいただいたが、その雑な発言に少し安心感を覚えた自分もいるので「当たり前でしょ」という気持ちで、大切に受け止めます。年上のお姉さんからすれば「まだまだ若いな」と感じる不安も迷いも悩みも全部、なるようになるよ。答えはあげないけど。
11月11日(月)
昨日つくおきした、赤海老の頭を使った味噌汁。味噌をちょっといいやつにしたので楽しみにしていたが薄味で残念。味噌は悪くない。何かを間違えた。
サッカーの試合で後半残り時間が10~20分になると、試合のクロージングの仕方が大事ですという解説が入るじゃないですか。そのクロージングに失敗しているような出来事に直面しており、なんとも締まりの悪いこと。判断を誤った自己責任。
11月12日(火)
打ち合わせ続きの午後で脳がカピカピ。一息つけたのが17時過ぎで、残りの仕事のためにギアを一段上げたいが、さてどう過ごそう、とりあえず休憩するか~と思っていたところ「このあと作業残っていたら〇〇あたりで一緒にどうですか?」と連絡が入る。私の予定をよく把握しており、ウルトラファインプレーすぎる。がしかし、当の本人は合流予定時間を2時間経過する今頃になっても、差し込まれた仕事により出て来れていない状況で、さて、どうなるかな。申し訳ない気持ちを抱えながら仕事しているんだろうな。こちらは外に連れ出してもらったおかげで作業が捗っているので微塵も気にしていないが、このあとめちゃくちゃ謝られるんだろうな。心が痛い。
11月13日(水)
ある程度予想はしていたものの、やはり結構な神経をすり減らすことになった打ち合わせ。その一本に本日全ての気力を吸い取られる。直後に上司から「(以前担当したお客さん)が(私)さんのことをとても良かったと言ってた。別の案件に入っていること、残念がってた」と報告を受ける。大変お世話になり、勉強になり、よくしていただいた大好きな方なので嬉しいな。立場を無視してあくまでも軽率に飲みのお誘いをしてみようかなと本気で迷いつつ嬉しい報告により気力をチャージし、その後の提案一本を乗り切る。今日もよく喋りました。
11月14日(木)
母50歳の誕生日。先代わんこも生きていたら19歳か20歳の誕生日。30代の頃の母はよく、長生きしたくない、50歳くらいで寿命を終えたいなんて本気とも冗談とも取れることを言うもんだから娘はそのたびに悲しい気持ちになっていたけど、いざ50歳を迎えたら「ありがとう、ついに来たって感じ」とのことで、ドライではあるが生きる気力がある様子に安心しました。頼みますよいろいろと。長く健康でいてください。
11月15日(金)
仕事終わりに、私の住む街まで遊びにきてくれた同期と焼肉屋さんへ。いつも素通りしていたお店だということを後悔するくらい、お肉の質が良く全部美味しかった。サラダとレバーがおすすめ。碧Aoのハイボールが美味しいことも知る。人を連れてまた来たい。駅前にできたサーティワンでバラエティパックをテイクアウトし(なんやかんや今日まで使わなかった)、代表戦に間に合う時間に自宅へ移動。タイムスケジュール完璧でした。
サッカーの解説をしてくれる人と見る試合はいつもの10倍楽しくて見応えがあったな。中国戦では古橋を見たい。見たいぞ。先発で見れなかったら発狂するかもしれない。今日見れなかった時点で発狂ものではあったのですが。次戦こそ。
ひとつだけ、最近フェアじゃない関係性にやや敏感なせいで、それに類する話を聞いた時に必要以上に責め立ててしまい「ぐうの音も出ない」と言わせてしまったことだけ反省する。人のことに深入りしすぎてはいけない。
11月16日(土)
あのクズを殴ってやりたいんだ、離婚後夜、ゴールデンコンビ、私たちが恋する理由、と、溜めていた諸々を一気見。あのクズは急展開だけど今までで一番好きな回かもしれない。相手の存在が自分が頑張る理由になっているとか、お互いに刺激を与え合う/受け合う関係って理想だな。羨ましい。
夜の飲み会で、わた恋の絢香のキャラクターが好きであんなお姉さんに憧れるんだよねと話したら「僕からすれば(私)さんもそんな感じですけどね」と言われる。そんな感じってどんな感じ?!!ちょっと詳しく教えてもろて良いですか?!??という前のめりな姿勢と気持ちを抑えて「それならいっか(にっこり)」とやり過ごしました。先日の後輩と違って、やり過ごさない=先輩あるいはお姉さん的ふるまいに終始しないことが正解だったので完全にミス。乱されずに過ごすの難しすぎ。
飲み会の帰り道、久しい友人からLINEが1件届いていることに気が付く。少し前に、ある種身勝手で自己満足的な連絡をしていたので返信を必要とする内容ではなかったし、そのため送っていたことも忘れており(失礼)、まさか返信があるとも思わず。「(今後が決まったら)報告だけさせてください」で締められた珍しくやや長文の内容からは、変わらぬ幼さと、意外な真面目さと優しさが滲み出ていて、こういう人だったなという懐かしい気持ちと、こういう人だったんだなという新鮮な気持ちと。この先で人生や生活が交わることはなくとも、私の大事な時期を支えてもらった特別で大切なひとりであることは変わりないので、元気で居てくれたら嬉しいし、どこで何をしていても私は応援します。