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#23 全部「生活」だった

日々の出来事、感じたことを書き溜めています。
長くなりがち。もっと早く食べにくるべきだったと後悔した激うま讃岐うどんのお店。


10月27日(日)
都知事選以来の選挙へ。サクッと2分ほどで終えられるありがたさや。投票用紙に鉛筆を走らせるときのあの書き心地?が好きです。その足で無印良品へ。良品計画週間の真っ只中だったので諸々覚悟はしていたけれど、やはり予想以上に買い込んでしまった。そのくせ買いたいものリストに入れていたキッチンタイマーは買いそびれた。
コインランドリーに出したお布団たちの香りが、過去に触れてきた大切だった人たちの誰かと同じ香りなのだけど、誰だったか全く思い出せない。「大切だった人の香り」と想起させる記憶はたしかにあるのに。多分、繋がり切らない記憶の中にある懐かしさに触れたくなって、また同じコインランドリーにお布団を持ち込んでしまうんだろうな。

10月28日(月)
訳があり10月からミュートにしている家族LINE。「(初代わんこ)の3回忌です、思い出してやってね」というメッセージが届いていたことに、1日の終わり際になって気付く。添えられていた写真にはいつもよりかなり豪華な仏花が。普段は成長真っ盛りでおてんばな2匹のことしか頭にない両親だけど、そういえば先代わんこ2匹の遺影の横には常にきれいな仏花(というよりは、ささやかな花束)があったな。今でもあるな。先代わんこの話をする機会はすっかり減ってしまったけれど、家族みんな、忘れているわけじゃないんだよね。たしかにいたよね。いた時間はあったよね。海のはじまりにもそんな回があったなあ。

10月29日(火)
Cody・Lee(李)の生活という曲が、私が思っていたバンドのイメージとは少し離れていて、こういう曲を歌うのかと少し驚く。Cody・Lee(李)の曲を聞いたことがなかった私が一曲目に出会ったのが生活って、なんとなくミスリードになってないだろうか。なぜかまだ他の曲は聞けないでいる。生活の至るシーンでこの曲を聞き流しているのだけれど、必ず"全部「生活」だった"のワンフレーズだけは、はっきりと耳に残る。

10月30日(水)
一日の終わりに届く「今日もおつかれさまでした、おやすみなさい」のパワーが強すぎる。こういう、やりとりの締めくくりが気遣いで終われる人は絶滅危惧種だとのことなので、どうか絶えない存在であってほしい。

10月31日(木)
大好きな友人から年末に慰労会のお誘いが。一年が終わりに向かっていくことを憂うやりとりが多い中、彼女のおかげで年末が楽しみになりました。いつも、少し先の未来にわくわくする予定を提案してくれる彼女の存在に救われているなとしみじみ。これでよかっただろうか、と自分の判断や決断に自信を持てないことが続いているけれど彼女がいるからまだ私の人生は大丈夫だと思える。文字通り、心を支えてもらっている。そんな友人がいることは幸せでしかない。

11月1日(金)
生活のリズムを他人に委ねず、ちゃんと自分の時間を過ごすこと。大事にしたいことなのに忘れてしまいがちなこと。

11月2日(土)
値引シールが貼られたものが並ぶ時間帯のスーパーに足を運ぶことが多いので、休日午前のスーパーの品揃えとその量の多さに少し驚く。鮮魚コーナーのラインナップが日々少しずつ変わり、秋刀魚とかんぱちが多く並ぶその脇に1パックだけ置かれたぶりかまを見つけ、迷わず買い物カゴに入れる。値引シールが貼られる時間にはきっと手に入らないので、ご褒美だったなと思うことにする。とうとう冬がやってくるなあ。今年もたくさんブリを食べるぞ。
ルヴァン杯の決勝戦。ドラマのある展開に何度も抱えたクッションをギュッとしながら、泣きそうになる。新潟のパスサッカー、とても好きだったな。天皇杯の決勝もたのしみ。

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