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#20 燦々
日々の出来事、感じたことを書き溜めています。
長くなりがち。終着駅の夕暮れ、秋の空。
10月6日(日)
お誘いを受けた日からずっと楽しみにしていた、ダイアログインザダークを初体験。竹芝にあると思っていたので、国立競技場に行くたび視界に入る三井ガーデンホテルの中にも施設があったなんて知らなんだ。純度100%の暗闇の世界で視界以外の感覚が開く、ということを十二分に味わえなかったのだけれど(体験自体は非常に良くてあくまでも受け手側の感じ取り方という個人差によるもの)、それ以上に視覚障害を持つアテンドスタッフの方の、感覚の鋭さと優しさが強烈に印象に残った。日頃視覚から入った情報に一定のバイアスをかけていることを実感したのと、そんな自分を恥じる気持ちを覚えた。人と対話をするとか、人をみるということの本質について指先で触れるくらいは考えられたかな。手の甲で触れた水面の感覚だけは忘れずにいたいな。
国立競技場〜渋谷エリアを2万歩近く歩き回りすでに1日を終えて良い充実感であるにも関わらず、気が向いて、いや気が向きすぎて、帰宅後にランニングを済ませてお気に入りの銭湯に滑り込む。温泉効果もあり珍しく日付が変わる前に寝れそうなので、生活習慣としてはこうあるべきかと考えさせられる。頭も体も良く使った日。
10月7日(月)
朝一のピラティスに始まり夜はランニング。急に運動なんか始めるものだから身体がびっくりしていて、筋肉痛な日が続く。数年越しにマッサージガンが大活躍。
10月8日(火)
秋の夜長の過ごし方を絶賛模索中。カネコアヤノの曲がこの時期は特に心地よくて長いこと聴き浸ってしまう。
Apple Musicでたまに見かけるアーティストやアルバムの紹介文が好きで、今日も読み漁る。ここ1〜2年に更新されたであろう紹介文には単なる紹介だけじゃなくインタビューチックな小話も含まれていて、しかもそれが高確率で良い内容・文章で。誰が書いているのかがとても気になる。今はくるりのアルバム『感覚は道標』の紹介文にあるドライブソングの話が定期的に読み返したくなります。
10月9日(水)
ちょっとやり切らないといけないな、集中力が必要だなというとき、数駅隣にあるコメダ珈琲のとある店舗が最良の選択肢でほんとうにお世話になっています。
おおよそ想像できうるシナリオや展開を易々と超えてくる人がいるから、現実は厳しくも希望を手放せないし、期待をせずには居られなくなる。カネコアヤノの燦々を繰り返し聴いている。
しっかりとした気持ちでいたい
自ら選んだ人と友達になって
穏やかじゃなくていい毎日は
屋根の色は自分で決める
10月10日(木)
平日朝の新宿中央公園は人がまばらで静けさがほどよく漂っており、時間と気持ちに余裕があるときに積極的に訪れたいなと思う。
MORETHAN BAKERYのグリル野菜サンドが近年いちばんの記憶に残るくらい美味しかった。バターナッツかぼちゃと、何味かわからないソースがめちゃくちゃ美味しかった。何を食べさせられているかわからないけどとにかく美味しい、というバカ舌ゆえの体験は好きな部類に入ります。サバサンドは今回も見送ってしまったな、モーニングにもまた来たいなと考えながら、お土産で買った6枚切の食パンを一切れずつ丁寧に冷凍保存する。新潟で買った佐渡バターと一緒に食べるのが楽しみ。
10月11日(金)
サッカー日本代表戦、小川航基がゴールを決めた瞬間は覚えているのだけど、そっからの記憶がなくて多分気絶した朝方4時台。
後輩の女の子と「MBTIがINFJ」という共通点が見つかり盛り上がる。さらに「元恋人がINTJ」という共通点も見つかり一層盛り上がる。相手に対して合わないなと思ったポイントが本当に同じで、MBTIをまるっきり信じるタイプではないけど参考にして良いものなのかなと妙に納得してしまった。
ちなみに自分のMBTIをINFJという形で覚えられなくて、聞かれた時に「緑のおじいさん」って答えてしまうことからそろそろ卒業したい。でもほんとうに覚えられないのでせめて「提唱者」と答えられるようになりたい。そして相手から自分はISTJです、と言われてもどれかわからないので、できればまず色で答えてほしい。こうやって「ついていけない大人」化や「頭が固い大人」化が進むのだろうな。。
10月12日(土)
2日ぶりの新宿中央公園。お誘いいただいたフットサルへ。足も攣らず怪我もせず、大変よくがんばりました。とってもたのしかったな。心地よい疲労感と充実感。