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韓国語学習歴1年半でTOPIK6級を取得した、わたしの勉強法

こんにちは、ゆんです🧸

どこかのタイミングで書こうと思っていた内容ですが、素敵なイベントタグをお見かけしたので、この機会に「わたしがどうやって韓国語を勉強したのか」について書いてみたいと思います。

なにかすごい画期的な方法!というわけではないですが、ストレスフリーに楽しく韓国語学習を継続できたわたしなりの勉強法なので、どなたかの役に立てば幸いです。


韓国語学習を始めた時のレベル感

まず初めに、わたしの韓国語学習のスタート地点についてですが、全く完全の初心者です。

元々韓国ドラマやK-POPには興味があったので、それまでも多少なりとも韓国語を耳にする機会はありましたが、意味はおろかハングルの読み方さえも知らない状態でした。

そんなわたしが独学で韓国語を勉強した方法は以下の3ステップです。

独学期の勉強3ステップ

1.推しの名前で楽しくハングルを覚える!

韓国語学習者さんが一番最初にぶつかる壁、それはハングルです。

ハングルは仕組みこそシンプルで簡単ですが、なんせ音が難しい。
日本語にはない音がいくつもありますし、英語でいうリエゾンのように後のハングルによって音が変わったりするからです。

このハングルを完璧に理解して覚えようと思うと、それなりの時間と労力がかかります。しかも、ただの音の学習なのでつまらない。

とはいえ、韓国語の大前提となるハングルなので、ここを曖昧のまま通過するわけにはいきません。

そんなこんなで、ハングルの時点で挫折して韓国語学習を諦めてしまう、という方が割と多いのです。

そこで、わたしがオススメするハングルの学習方法は
「好きなアイドルや俳優の名前からハングルを覚える」というものです。
(おたくじゃないみなさん、ごめんなさい。)

自分の好きなメンバーの名前なら元々”音”を知っているので、ハングルの読み方を自然に理解することができます。
しかも、好きな人の名前なので覚えるのも苦ではないし、なんならスピード5割増で覚えてしまいます。

このように、「自分の好きなものをハングルでどうやって表記するのか」というところから、虫食いでもいいのでハングルをどんどん覚えていきます。
(おたくじゃないみなさん、好きな食べ物とかブランドの名前とかでもいいと思います!)

アイドルであればグループのメンバー全員の姓や名前、俳優さんであればこれまでの役名など、どんどん幅を広げていくとわりかしハングルを網羅できるはず。

最後に、取り残した部分を頑張って覚えれば、これてハングルはマスターです!
取り残した部分は結局力技で頑張って覚えるしかありませんが、一から全部詰め込みで覚えるよりははるかに簡単で早いはずです。

2.基礎テキストで文法を学習する

文法については、ひたすらコツコツ努力して勉強しました。

わたしが愛用していたのは、「できる韓国語」シリーズです。
独学で、初級1,2 中級1,2 の計4冊を2周ずつ勉強しました。

2周の順番については、
初級1→初級2→初級1→初級2→中級1→中級2→中級1→中級2 です。

1周目はざっと進め、全体像を理解すること。細かい部分は取りこぼしても構いません。
2周目は、ひとつひとつの文法をしっかり理解すること。記憶の定着を図ります。

1周目からしっかり取りこぼしなく学習しよう!とすると、全体像が今ひとつ分からず理解するのに時間がかかりそうだったので、上記の方法で勉強を進めました。

わたしがせっかちな性格というのもあると思いますが(笑)、
最初から完璧にしようと思うとストレスですし挫折しやすい気がするので、わたしは上記の方法をお勧めしたいなと思います。

また、わたしは単語帳を使った学習が苦手なので(頭に入らない…)、
単語は基本的にテキスト内に出てくるものを文法と一緒に覚えるように意識していました。

3.リスニングはドラマやバラエティで

リスニングの練習には、ドラマやバラエティを見まくる!ということをしていました。

リスニングはとにかく、「耳に韓国語をなじませる」ことが大事だと思います。
実際のTOPIKを意識してグッと集中して聞き取る練習も必要かもしれませんが、ふと耳に入ってくる韓国語を理解できるようになることも、会話では重要ですよね。

また、ドラマなどを見ているときにふと聞こえてきた韓国語が理解できると自分のレベルアップを実感できるので、嬉しくなりモチベにも繋がります。

逆に「一生懸命聞かなくちゃ」「集中して聞き取らなくちゃ」と思うとプレッシャーにもなり、韓国語を聞くことにストレスを感じてしまいます。それで学習が続かなければ、本末転倒ですよね。

なので、リラックスした状態でただドラマやバラエティを楽しんで見る!ということをしていました。

あと、ドラマやバラエティとたくさん見ると「韓国人らしい自然な表現」というのを吸収できる気がします。

これのおかげか、留学時代の先生には「ゆんはイントネーションや会話表現がとても自然でいいね、韓国人みたいな話し方をする。」と言ってもらうことができました!
(その代わり単語力がない、単語を勉強しとろ怒られたのは苦い記憶…)

ここまでが、わたしの独学時代の学習方法です。

語学学習で大切なこと

わたしが韓国語を学習しながら大切だと思ったことは、
とにかくストレスを感じないように工夫し、楽しく学習を続ける、ということです。

語学学習は地道に頑張ることが大事ですが、一方でゆるくでも継続することもとても大事です。

わたしは元々英語の勉強があまり好きではなく(きっと受験勉強のせいだ)、ストレスを感じると学習が進まなくなるだろうということが目に見えていました。

なので、いかにストレスを感じずに学習を続けるか、というところに重きを置き、
「今日はどうしても文法の勉強はしたくない!」という日には無理せず、ただ韓国ドラマをひたすら楽しんで見る、ということもOKにしていました。

韓国語を学習することがストレスになってはいけないのです。
だって、せっかく韓国語に興味があったり、好きで学んでいるのに、韓国語学習のせいで韓国語が嫌いになってしまったらもったいない。

「好き」と「興味」は、語学上達の何よりの原動力になると思うんです。

だから、自分のご機嫌をとりながら、とにかく楽しんで学習を続けるということが、語学学習では何よりも大事だと思います。


私がこの記事で一番に伝えたかったのはここまで。
以下はおまけなので、興味のある方は参考程度に見ていただけると嬉しいです。

合格までの学習変遷

開始〜半年:独学
半年〜1年:独学 + スクール(週2回レッスン)
1年〜1年半:韓国留学(語学堂4,5級)

1日の学習時間

1日あたりの学習時間は以下のような感じです。

開始〜1年(独学期):2~3時間 / 日
1年〜1年半(留学期):4~5時間 / 日(授業)

独学期は平均すると週5日ほど学習し、中にはドラマを見るだけ、といった日もあります。

留学期は授業が1日4時間あったので、授業+課題や復習で5時間弱学習していました。この期間はがっつり学習時間が取れていたので、
例えは日本で働きながら学習するとなるともう少し期間が必要だったかなと思います。

(おまけ)留学期と留学準備期の学習について

ここまでは主に私の独学方法についてまとめましたが、TOPIK6級合格にあたって完全独学というわけではないので、一部補足です。

留学準備期として出発前の半年は、スクールでレッスンを受講していました。留学に向けて、とにかく会話の練習としたいと思ったからです。

文法の知識は独学でも十分に学習できますが、会話はそうはいきませんよね。話し相手が必要ですし、自分の発音や文法の使い方が間違っていないか、表現方法は自然か、という部分を見てもらうためにも、スクールに通ったのはよかったなと思っています。

留学期の語学堂では、文法や会話、筆記などバランスよく学習をしましたが、TOPIKに一番役立ったのは筆記の授業だったと思います。

独学での学習が難しいのが、「会話」と「筆記」です。
自分が書いている長文に対し、文法や単語の正誤はもちろん、論理的に書けているか、韓国語として不自然な接続になっていないか、という部分はやはり先生に見てもらうしかありません。

そういった意味では、語学堂での学習はTOPIK6級合格に大きく役だったかなと思っています。

さいごに

私の韓国語学習経歴について色々と書きましたが、当時は私も手探りで、様々な方法を試していました。
途中でやめてしまったテキストなどもあります。(一応買ったんだ単語帳も。)

勉強法は人によって様々ですし、合う合わないがあるものだと思います。

自分なりの学習法を自分で確立していくことが大事なんだろうなぁと思いつつ、私のこの記事が誰かの学習法確立の過程をお手伝いできると嬉しいなと思います。


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