
家のモラ夫:妊娠編2
妊娠がわかってから
産院はどにするか問題が浮上した。
なにかと総合病院にかかっていた事もあり
妊娠発覚した時も総合病院の産婦人科で
調べてもらったので
そのまま総合病院でもいいなと思ってたけど
総合病院の近くにある個人の産院は
昔からあって、リニューアルした病室が
全部個室でご飯も美味しい
という話を聞いた事があり
そこも惹かれていた。
そんな時に義実家に遊びに行った際
産院の話になり
いいなと思う産院の話を義母にしたら
なんと、義母が夫を産んだ所だった。
「すごい、偶然ね!
あそこの先生の腕は間違いないわよ!!
そこで決まりね!!」
この段階で「はい」とは言えなかった。
出来たらそこがいいけど。
私は20代の頃に婦人科系の病気になり
検査をした時に子宮が特殊なことがわかった。
【双角子宮】という奇形の子宮で
通常の子宮はハート型をしており
私は双葉のように卵巣が2つに
分かれていて精子が着床しにくく
「妊娠しにくい子宮」といわれた。

違う婦人科でも
「この子宮で毎月生理が来るなんて
信じられない
不正出血かもしれないから検査します
(結果問題なかった)」など
言われたことがあり
妊娠出来ただけでもすごい事なのに
そんな特殊で
個人の産院で受け入れてもらえるのか?
という、不安がなんとなくあった。
その話の翌日、個人の産院に電話で
相談したところ
「万が一、何か予測できない自体になっても
こちらでは設備も限られてるし
対応が遅れる可能性があるので
総合病院の方が安全だ思います」
この言葉を聞いて迷わず
赤ちゃんの安全が最優先だから
総合病院に決めた。
決めた直後に義母に報告すれば
よかったのしれないけど
なかなか言えなかった。
総合病院にした事によって
義母を嫌な気持ちにさせてしまったら
どうしよう
そんなことを6月の湿気の如く
ジメジメ悩んでいた
数日後、意を決して
義母にメッセージを送ることにした。
30分くらいつわりとたたかいながら
正座で文章を考え
何度も見直しやっとの思いで
メッセージを送信
「こんにちは。
先日はご馳走様でした。
産院の事なのですが、病院の先生に
相談したら「子宮が奇形ということもあり、
医療設備が整った病院のほうが
何かあった時にすぐ対応出来るので
総合病院のほうがいい」
という話をきいたので
(夫)が生まれた産院にしたかったのですが
赤ちゃんの安全を第一に考えて
総合病院に決めました。」
心臓がバクバクだった。
日本語おかしくないかな?
なんか感じ悪くないかな?
既読スルーだったらどうしよう。
返信は割と早くきた。
「そうなんだ、了解。体お大事にね^^」
\\お義母さん!!!!//
なんてさっぱりした人なんだろう!!
器の大きい人なんだな…。
お義母さんが話のわかる人でよかった。
改めて感謝をした時だった。
その日の夕方
体調が良く、ご飯を支度しているときに
夫が帰ってきた。
夫「ねえ、ママに何言ったの」
ゆ「え?」
夫「めちゃくちゃキレてたよ?
『あのクソ女が言うこと聞かない』って
ママに嫌われたね。」
クソ女?
言うこと聞かない?
…病院の話?
一気に具合悪いが悪くなった。
血圧が下がるというか
血の気が引くというか
この頃の私にとって
人に嫌われることは死刑宣告なみの
ショックさだった
(死刑宣告受けたことないけど)
終わった。怒らせてしまった。
もうお義母さんと仲良くなれないかもしれない。
大人しく言われたようにしとけば
良かったってこと?
赤ちゃんが一番大切なのに?
次回に続きます。
最後まで読んでくださって
ありがとうございますᵔᢦᵔ♪
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