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家のモラ夫:妊娠編5

妊娠中の出血。

赤ちゃんになにかあったのかもしれない
怖さに心臓がドクンっとした。

トイレから出て
慌てて病院に電話した

看護師さんになにを聞かれたかは
覚えてないけど
「すぐ来てください」と、いわれ
義実家に持ってきた荷物を全て車に乗せて
病院へ向かった。

私はなんて馬鹿なんだろう
ストレスは体に良くないのに
赤ちゃんの成長を妨げて
苦しめるのに
ストレス溜まるような事ばかりして
赤ちゃんに何かあったらどうしよう。

もう赤ちゃんのために
無理するのはやめよう。
だから元気でいてくれ。

そう思いながら病院へ向かった。


「赤ちゃんに異常はなく、元気に育ってます。」
担当の先生が笑顔で言ってくれて
安心して泣いた。

「絶対安静。トイレ以外歩かない。ゆのすけさんは切迫早産しやすいから
それが守れなかったら出産まで入院の可能性もありますからね。」
さっきとは裏腹に怖くて泣いた。

「家事とかそういうのは旦那さんに
やってもらってね。
最悪、家事なんかしなくても死なないし、
赤ちゃん産まれたら2人で育ててくんだしね。」
ヘドバン並に激しく頷いた。
なんなら「夫に直接いってくれ!」と
心の中さけんだ。

病院が終わってから
食べ物を買って自分の家に帰宅した

もう何を言われてもいい。
強い気持ちで
義母と夫には
出血があった事
絶対安静でなきゃ行けない事
何かあったとき病院から
近い場所にいた方がいい事を理由に
自分の家で生活することを伝え
夫の事はちゃんとできないから
夫はそのまましばらく
義実家で生活することになり
私は1人で生活することになった。


それはもう
気楽で、穏やかで、平和。

義父母や夫には
申し訳ない気持ちはあったけど
何かに気を使うことも
悩むことも無く
家事をしなくても
ご飯を作らなくても
寝ていても
嫌なことを言われない
悲しい思いをしない

つわりは相変わらずだったけど
他に気負いするものがない分
心は軽く、情緒不安定さは
軽減した感じがした。

シングルライフを地味に満喫していた
とある週末

夫からメッセージが来た

夫「今何してるの?」
ゆ「マーライオンしてる(吐きまくってる)」
夫「飽きないの?」
ゆ「飽きたいよ」
夫「30分後に家着くから準備しといて」
ゆ「何の話?」
夫「ママが焼肉行こうって」
ゆ「(え?!そんな急に?!)体調悪いから
私抜きで行ってきて」
夫「無理、ママが行こうって言ってるし(2回目)」
ゆ「吐いてるって言ってるじゃん、なんで具合悪いのに行かないとダメなの?」
夫「でもそれ仮病でしょ?」

(ダメだ、こいつと話しても埒が明かねえ)

ゆ「(夫)から焼肉いくって話聞いたんですけど、ずっと吐いてるので
すみませんが今日は遠慮しておきます。」

と、義母にメッセージを送った。

義母「ちょっとくらい大丈夫でしょ。
家にずっといるから具合悪くなるのよ。
気分転換したほうがいいわ♪」

どっちも話が通じなかった。

次回につづきます。

最後まで読んでくださり
ありがとうございますو(ت)٩

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