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家のモラ夫:妊娠編3

つわりが最高潮に辛い頃
食べ物やジュースを受け付けなくなり
唯一飲めていた水さえ
飲めなくなった。
水が苦く感じて泣いた。

「どうしたらいいの」
辛さのあまり、埋めくように呟いたのを
今でも覚えてる。

寝てることが増え体力も衰え
栄養もまともに摂れなくなってきたころ

夫「家(義実家)に住めば?
ご飯作らなくていいし
家事しなくていいし
ずっと寝てられるよ」

唐突な話に困惑した

ゆ「え?!お義母さん達仕事してるし
負担になるし迷惑かけるからいいよ。」

心のなかは
_人人人人人人_
ムリムリムリムリ
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ̄

絶対気を使う。
体調悪いのに余計しんどい。
気が休まらない。
家にいたい。

夫「ママから家にきていいよって
メッセージきたし」

ゆ「え(⊙⊙)?!
(なんで勝手に話進めてるの?!)
私、まだ行くなんていってないよ?!」

夫「家事とかやりたくないんでしょ?
丁度いいじゃん。」

なんでこんなに強引なんだ!!!!
頭を掻き毟るほど強制的で嫌だった。

まして以前に「クソ女」と、いわれた後に
どんな顔して義母に会えばいいか分からない
断る勇気もなく

週末、強制的に義実家に
お世話になることになった。

義母「いらっしゃい。
自分のうちだと思って
ゆっくり過ごしてね。」

義母は以前あった時と同じだった。
ツンっとされたり、素っ気なくされるかもと
心配してたからちょっと安心した。

本当にお義母さんが「クソ女」なんて
言ったんだろうか。
もしかして夫が嘘をついたとか?
嘘だとしたら何のために?

義母と世間話しをながら
そんなことを考えていた。

テレビで学生が自殺未遂をしたという話が
耳に入ってきた。

義母「学生が自殺未遂だって。
わがままよ。
親に五体満足に産んでもらっといて
死のうとするなんて
親に悪いと思わないのかしら」

と、義母が怒りの感情をだし強めに言った。

その瞬間
(ああ、この人は人の痛みを
わかろうとしない人なのかな。
自殺未遂を起こした学生がどんな思いで
自殺しようとしたのかなんて考えないんだ。)


ゆ「五体満足に生まれたからって
幸せとは限らないこともあると思います」
(数時間後のたうち回るほど自己嫌悪、不可避)

言わずにはいられなかった。
何故か悔しかった。
お義母さんは学生のこと何も知らないのに
なにがわかるんだろう。って

義母の顔つきが一瞬かわった。
でもまた元に戻り「そうよね」と、
ニコッと笑ったのをみて
(作り笑顔)って心の中で思った。  
 

義父母との共同生活が始まった。


次回に続きます。

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