人には理由が必要だ
僕はなぜそれが好きか?
理由は「好き」だからだ。それが好きでたまらないから好きなのだ。
「それが好き」の理由は好きだからだ。
人は何にでも理由を求めたがる性質がある。
例えば頼み事には一言「急いでいるので」という理由を添える。例えば、仕事に遅れた時、何でもいいので取り敢えず理由を言う。その理由は筋が通っていなくても、意味を成してなくてもいい。「〇〇なので」と説明する。
「〇〇なので」と言うだけでその理由が正当化される。すると、上司は「ああーそうなの。分かった」と納得してくれる。が、このあと小言を言う人と言わない人に別れる。
おそらく。たぶん。
小言を言われるのは仕方がないので真摯に受け入れよう。誰のせいでもない。何らかの見えない力が働いていると思って諦めよう。
諦めることは勝利の法則のひとつだ。
そして諦めとは仏教の言葉でもある。
ちなみに僕の上司は理由の先の小言を一切言わないし、掘り下げてそれ以上聞かない。
精神的に助かっています。毎日ありがとうございます。
理由を言う。
つまり人の行動に何かしらの理由があれば「安心」出来るという心理がある。
人は「理由」を知りたがる生き物だ。たとえそれが根拠のない理由であっても僕たちには何らかの理由が必要だ。
何をしていてもどんな場所にいても必ず理由を探す。僕らは心から安心したいからだ。逆に言えば安堵を求めるために理由が必要なのだ。理由を知らせられないのは恐怖で仕方がない。
先ほども書いたように、お願い(頼み事、相談)したらその理由を一言添える。どんな理由でも構わない。お願いされた相手はその理由を聞いて正当化される。
これを『カチッサー効果』という。
結論。
人には理由がとにかく必要。どんな理由でも良くて何を言ってもいいので、頼み事をするときは取り敢えず理由を言おう。
「〇〇なので」というちょっとした言葉は人と人とのコミュニケーションを円滑に、尚且つスムーズに進めることができる。食器の洗い物は率先してやっておこう。「おれ洗い物好きなんだよねー!」と妻には言おう。
僕がこのnoteを書いているのにも理由がある。その理由は、僕は書くのが好きだからだ。
あとnoteアプリをダウンロードしてるから。
最後まで読んでくださりありがとうございました。また更新します。
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