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まいにち日記
〜クリスマスといえば・・・。〜
クリスマスといえば
くるみ割り人形もしくはクリスマスキャロル
この2つが定番です。
若い頃は
断然、くるみ割り人形推しだったのですが
50代に入ってから
クリスマスキャロルこそが
クリスマスにふさわしいと思うようになりました。
クリスマスキャロルは
強欲な金貸しスクルージが
クリスマスイブの夜に
3人の精霊に出会ったことで改心するという
ディケンズの世界的に有名なお話です。
スクルージは
自分の幸せを犠牲にし
努力の末に
財を成した人物なので
貧しい人には
とても厳しい見方を持っています。
多分、彼には彼らが頑張らない結果
そうなったと思っているのでしょう。
たしかに、やるべきことをせず
身を持ち崩した人たちもいたでしょうが
当時のイギリスのような階級社会では
貧困が構造的になっていて
貧しいものは貧困の連鎖から出ることは
よほどでなかったら無理でした。
最近、欧米の1920年代の庶民の暮らしを
S.N.S.で見かけるのですが
共通しているのは
汚れた衣服を着た子供たちと
ピカピカの洋服を着た都市部に住む男女。
100年前でもこんな感じだったのですから
ディケンズのクリスマス・キャロルの時代など
もっと貧富の差が激しかった時代。
きっと、持たないものは人間扱いなどされなかったでしょう。
私は前世で、この時代を生きていました。
お腹を空かした娘のために
パンを一つ盗んだだけで捕まり
牢獄に入れられ処刑されました。
この時代、パンの方が
人間の命より価値があったのです。
酷い時代です。
何にもしなくても
次から次に子供が生まれ
人口が増加する時代は
人を大事にするという概念はありません。
むしろ、お金を持つものは
”お金を持たない奴は生きている価値がない”と
持たないものに対して敵意を持ちます。
これは、現代でもあります。
裕福な家の中学生たちが
”お金がなかったら、生きている価値がない”と
言っていたというのを聞いて
心底ゾッとしました😅
クリスマスキャロルの時代から
200年も経っているのに
この考え方が
日本の中学生にまで浸透しているのですから・・。
お金は大事です。
ただ、お金に振り回されると
それはお金持ちであったとしても
お金の奴隷になっています。
先ほどの中学生たちは
10代にして奴隷になってしまっているのです。
ということは、
一生お金に振り回される人生を生きるということ。
お金がなくなったら、中学生たちは
自分たちを価値がないと思うのでしょうか?
これは実に怖ろしいことです😨
スクルージは3人の精霊によって
お金が万能ではないことを知ります。
私の知人で
女版、スクルージがいました。
他人のものは自分のもの。
自分のものは自分のもの、
誰にも渡さない。
そして、相手が泣こうが喚こうが
無慈悲にもぎ取っていきました。
そして、すべてを手に入れた時
彼女は自分の周りに
誰も残っていないことに気づきました。
気づいたと同時に
余命数ヶ月と診断されました。
そうなってはじめて
自分の生き方を激しく後悔しましたが
彼女がそうなっても
家族以外悲しむ人はなく
この世を去っても
誰も見向きもしませんでした。
むしろ、バチが当たったと思うひとの方が
多かったです。
小説の中でスクルージは
精霊にそれと同じ映像を見さされ
ゾッとします。
スクルージのゾッとした感情や
先ほどの彼女の後悔から感じられるのは
彼らが
お金よりも人から優しくされたいという
気持ちの方が強いということでした。
スクルージのお話だけだったら
強欲な人間の改心なぞ
小説だけの絵空事と思われがちですが
身近の人がそうだったから
それは本当なんだと思います。
お金は最強の盾ではありません。
お金を最強ものであると勘違いすると
悲しい思いをすることになります。
この盾も
時と場合によっては
全然役に立たないことも多いのです。
むしろ、お金はなくても
最低でも5人の助けてくれる人がいるかどうかが
大切なのです。それこそが命綱なのです。
私がお金に困っていた時
お金の融通はありませんでしたが
それ以外のことでは
周囲の人に
大いに助けてもらえ
そのおかげで私は復活することができました。
どんなに気をつけていても
長寿社会に突入している現代では
誰もが
お金に困ることが人生に起こる可能性は大なのです。
それはどんなにお金持ちであっても
政治家であったとしてもです。
ですから、お金に困窮している人を見下したり
一時的に福祉の世話になることを躊躇わないでください。
私は普通に生きていても
些細なことで困窮生活になることを
身をもって経験してから
そのことに気づきました。
自己責任という言葉で片付けれらないことも
世の中にはたくさんあるのです。
それから、貧困に陥っても
自分を諦めないで行動を起こせば
そこから出るのは可能です。
これも身をもって経験しました。
そして、困っている人に
手を差し伸べてあげてください。
それはあなたに回り回って
良きものとして返ってきます。
情けは人の為ならずなのですから。
2023年もあと数週間で終わろうとしています。
よろしかったら
クリスマスキャロルの映画ご覧くださいませ。
自分がスクルージになっているか
自分ももしかしたら
映画に出てくる
貧困者になるかもしれない
様々な立場の目線でご覧くださいませ!
私のおすすめは
現代版、クリスマスキャロル
ビルマーレーの”3人のゴースト”です。
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