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不登校育児×在宅ワークやってみた2024
はじめまして!
フリーランスでWebデザインをしております、やむやむと申します。
何かを言語化したい。思いはあれど、なかなかハードルが高かった今年。
まるみデザインファームのアドベントカレンダーに参加するために、えいや!と初noteに挑戦してみます。
機会をいただきありがとうございます。
人がすなるnoteというものを私もやってみるなり。(土佐日記的な)
こちらに参加しています!
まるみデザインファーム Advent Calendar 2024 side:A
side:Bもあるよ。
自己紹介
まず簡単に自己紹介しますね。
前職は出版社で雑誌や書籍の編集の仕事をしていました。
子どもが生まれてから10年ほど専業主婦をしていましたが、
40代になり、仕事がしたい!と思うように。
やるなら好きなことをやろうと、
ずっと学びたかったデザインを学ぶため、スクールに入学。
Webデザインを学び、5月から在宅フリーランスをしています。
働くハードルが高い、不登校っ子の親
うちには小学生の子どもが2人いますが、2人とも学校に行けていない、不登校です。
ちょっと話が戻りますが、
まず仕事をしたいと思った時に、壁に直面しました。
不登校の子の親は働くハードルが高いのです。
理由としては、以下になります。(うちの場合)
・子どもの予定に振り回されがち
学校行くか、行かないか、出かけられるか、出かけられないか、その日のその時間にならないとわからないため、予定が立てられない!涙
(特に不登校初期)
・子どもが家にいる
外で仕事をすると、長時間家を空けることになります。低学年の子供を留守番させるのは不安しかなかったので、在宅ワークしか選択肢がありませんでした。また、お昼ごはんを用意するなど子どもの世話も発生してきます。
・子どもが出かける際は送り迎えが必須
不登校といっても、完全に家の中だけで過ごすのは親子共に息が詰まります。
居場所を探して連れていくミッションが発生するわけですが、大体、平日昼間の送り迎えが必須で、下手したら午前中つぶれる。
うちは完全にワンオペ育児だったので、誰かに頼ることもできない状況。
(ちなみに、ワンオペはマジで無理すぎたため、今は都内→地方に移住して、助けてもらいやすい環境で生きてます)
在宅ワーク×自分のやりがい(好きだった編集者の仕事に近そうな)を考えた結果、Webデザイナーでの在宅ワークを目指すことにしました。
スクールのことは、いずれまとめたいなと思ってるので端折りますが、
スクールで学んでいる時は、自分のスキルに対してお金を払ってくれる人はいるのか??不安しかありませんでした。
とてもラッキーなことに、
スクール卒業後にお仕事をの依頼をいただくことができ、
今年、家で子どもを見ながらの在宅ワークが実現したのでした。
信頼してお仕事を任せてくださったクライアントさんには、感謝しかありません!!!
在宅ワークしてみて、大変だったことを振り返る。
・常に事件が起こりがち
兄妹喧嘩から些細なあれこれまで、家庭の中では常に事件が発生しています!常に話しかけられながら、何かに対処しながらの作業が基本。集中が途切れることが多いです。(慣れてきてはいるものの)
・ずっと作業してしまいがち
家のことで時間が取られるので、基本的に休みは設定せずに、机の前にいられる時はずっと作業をしています。逆に言えば、だらだら仕事をしがちとも言えて、効率が悪いし精神的にも疲れます。
・クライアントが限られる
フルタイムでの稼働が難しいため、お仕事を依頼いただけるのは現状、ある程度納期に余裕があり、家庭の状況に理解のあるクライアントさんに限られてしまっています。
・仕事が継続できるかが不安定
これは、在宅というよりはフリーランスの悩みですが、仕事がある時もあればない時もある。
子育てという制約がある中で、今後、生き延びて行けるかという不安が常にあります。
あと、不登校育児関係ないですが、
在宅ワークにより体を動かす時間がだいぶ減りました。
健康診断のコレステロール値が高くなってきててヤバい。涙
運動せねば!
在宅ワークしてみて、よかったこと。
・家で子どもを見守れる
もうほんと、これに尽きます。
子どもに何かあった時にすぐに対応できるし、長時間お留守番をさせなくても良い安心感は、何事にも変えられないです。安心&安全第一。
・仕事する時間が選べる
学校の支援教室や、子どもの居場所、病院の受診の送り迎え。放課後デイの見学、先生との面談などなど。平日の昼間に予定が入りがち。
1日のうちに、いつ仕事をするか自分で選べるので、子どもの予定と仕事が両立できてます。これは在宅フリーランスのメリットだなと感じています。
・仕事ができる!!!
子どもが不登校になった時。
大げさなのですが、自分は一生家にいなければいけないんじゃないか、
仕事するなんて無理…と絶望した気持ちになりました。
それを思うと、
今、色々な方の力を借りながら、家で仕事ができていることは、
ほんっとうに奇跡みたいだなと感じています。
しかも、自分の好きな仕事ができているなんて!
家で仕事をする一歩が踏み出せたことは、
心の底からやったー!と叫びたい、そんな嬉しさがありました。
今年はこれが実現できただけで、個人的には大成功な気持ち。
子どもインタビュー
「母の在宅ワーク、子ども的にどうだった?」
専業主婦→家で仕事をするようになった変化について。
ぶっちゃけどう?と子どもに聞いてみました。
Q:母が家で仕事をするようになって、何か変化はありましたか?
息子「あるよ。前より話さなくなったし、遊ばなくなった。
前はボードゲームとか一緒にしてくれたよね。
あと、お願いしたことを忘れることが多くなったかな。
でも、仕事してるのはえらいとおもう」
娘「お母さんは勉強してるからゲームやらなくて、一緒に遊んでくれないからやだった。ゲーム一緒にやってくれー」
わたし「ごめんよーごめんよー。
どんなゲームやりたいの?」
娘「マイクラ。お母さんマイクラ下手だから教えたい。
あと、マリカーとカービィグルメフェスとマリオワンダー」
わたし「時間、作ります!!」
Q:母が家にいて、良かった点はありますか?
息子「そりゃあいっぱいあるよ。
いつも一緒にいるから安心感がある。
勉強やったよとか、お手伝いやったよとか伝えやすいし」
娘「泣いた時とか、近くにいてよかったって思う」
Q:母が家で仕事してて嫌だったことはありますか?
息子「会議の時とか、音小さくしてって言われるから、動画が見づらい」
娘「たしかにー」
Q:家の外に働きに行くのと、家で働いているのだったらどちらが良いですか?外で働くことも選択肢に入れることはアリなのでしょうか?
息子「いいよ!お母さんがやりたいようにして」
娘「できるだけ早く帰ってきてくれるならいいよ」
まじか!!!
本当に可能なのか、実際に働いてみたら色々ありそう、などなど、頭がグルグルしながらも、子ども的に、お母さんは外で働いても良いと思っていることが初めてわかりました。
母子分離が難しい子たちだったので、成長を感じます。涙
来年はもっと、本格的に仕事をしていくことができるかも!?
まとめ
初めて手探りでnoteを書いてみて、気づきました。
書くことで、めちゃくちゃ頭の中が整理される!!!
みんながnoteを書く理由って、こういうことだったのか!
今年の状況を振り返ることで、現状を客観的に見つめることができ、
やるべきことが見えてきた気がします。
来年の抱負
ということで、来年の抱負です。
・仕事をする環境を整える、時間を管理する
・子供と遊ぶ時間をもっととる
・健康のために運動をする
書いてると、家の中での仕事環境を整えたり、効率的に仕事をする工夫ができるんじゃない?と思えてきました。
子どもとの時間も、意識的に取るようにしたいです。
仕事面での目標は、
・10年後まで生き残ること
今年はWebデザインと、グラフィックデザインのお仕事に携わることができました。
企画を考え、形にしていくことが好きなので、これからも続けてゆきたいです。
すでに40代の自分が生き残るために、今後どうしていったら良いか、来年は本格的に向き合うことになりそうです。
最後に。
フリーランスとして在宅ワークをする中で、
ひとりで机に向かい続ける孤独感を癒してくれたのが
まるみデザインファームでした。
「かけだしデザイナーをひとりにしない」の
キャッチフレーズに惹かれて、今年の春に入会させていただいたわけですが、まじでその通りでした!
日々、ファームの皆さんの活動を見させていただき、
時に、参加させていただいたりしながら、
一緒に頑張っている気持ちで日々過ごしています。
ファームの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです!!!
初めてにして、だいぶ長いnoteになってしまいました。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら、超感謝です。
ではまた!