「感謝と祈り」第905話
「私から年齢を奪わないでください。これは、私が年月をかけてつくった財産なのですから」…これは、渡辺和子先生がとても心に残った言葉だそうです。
こういう、すてきな言葉を残せる人になりたいと、渡辺和子先生は次のようなことをメモに書いておられます。
🍀「時間が、どうしようもなく過ぎた後に、"老い”だけが残るというような生き方はしたくない」と。
渡辺先生は、年齢は「財産」であるといいます。
"財産"とみなし、いとおしく思えるような命の過ごし方というのは、決して不幸や苦しみと無縁の人生を指すのではなく、人生で出合う一つひとつのことを、 ていねいに、自分らしく受けとめ、自分の”もの”としてゆく生き方の事のようです。
🍀ミヒャエル・エンデは『モモ』という本の中で「人間は、自分の時間をどうするか、自分で決めないといけない」といっています。
それは、私たちは一生の終わりに、「何と私の人生はつまらないものだったか」と不平を言う権利を持っていないのです。
なぜなら、人生をつまらないものにしたのも、意味あるものにしたのも、すべて、自分の責任だったからなのです。
「時は金なり」というほどに、時間には、お金を生み出す時間もあれば、お金に換算できる時間もあります。
このような時間も重要ですが、真に「私の財産」と呼ぶことができる時間は、自分の魂を豊かにするものでなければならないでしょう。
なぜなら、「一生の終わりに残るものは、我々が集めたものではなくて、我々が与えたものである」からなのです。
人生の後半に差し掛かった時に、できるだけ喜びや楽しみ、幸せな思いを人に与えられるよう、時間の使い方を常に考えていきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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